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先日、奈良へ出向きましてね。
いつ以来かなあ?????
2か月は空いてると思います。
3か月かなぁ?????
何れにせよ “かなり” って感じの空き方ね。
奈良行きの毎度ではありますが、一番の目的は 空尾さん ですわ。
なんですが
残念ながら、この日は不発。
ウン、まあ、どんな店でも “100%” はあり得んよね。
店主と雑談をして店を後にしたんですよ。
リフレッシュ館も不発
尾嘉本さんも不発
解雇堂に至っては開いてもせん。
『こらぁ手ぶらかなあ・・・・』 と思いつつ
恒例のアメリカンドッグとコロッケの立ち食いで昼飯を済ませ、、、、、
“もちいどの商店街” の外れにある精肉店なんですけどね。
ここが意外な有名店
『 奈良市内 コロッケ 』
の検索で店名が出てくる程度には有名なお店なんですよ。
ガイドブックにも載ってるんかなあ?
結構な数の観光客も立ち寄ってます。
外国人もいてましたかねえ。。。
そんぐらいの有名店。
そこでの “立ち食い昼食” を終えましてぇ、、、、
この日の第二目標である “作務衣の購入” に向かいましょうか。
志維求堂
人生晩年のコンセプトが 修行僧 ですわ。
人生を深〜〜〜〜〜〜く考察し、晩年、よりストイックな生活を目指そうやないか、と。
その表明として、日常的に作務衣を着用するようになったんですよ。
「どう見ても “世捨て人” にしか見えませんで。」
そんな世間の風評は度外視して、志維求堂、我が道を行く。
その作務衣を買ったのが、この肉屋の、ほん近所の “ぬのや” さん。
流石は “ボウズの町” 奈良ですわ。
「ボウズてねえ、、、バチ当たりまっせ。」
もとい
“僧侶の町” ですわ。
多種多彩、、、、作務衣に “多彩” はあり得んか。
多種の作務衣を抱えてはるんですよねえ。。。
夏前に一着買いまして、それの具合がエエもんで、再度、そこで買いましょうか、と。
それも今回の “奈良行き” の大きな目的やった訳ですわ。
肉屋からは20m離れてるかどうか、、、そんな距離です。
さあ、行きましょう・・・・・・
と思った瞬間
『そうそう、もう2軒、寄るだけは寄りましょうか。』
角の肉屋と直角に交わる道の、少し先ですわ。
奈良では古株の骨董屋さんが2軒、並んでるんですよ。
何度か訪ねてる店ではあるんですが、中々、買う機会に恵まれん店でね。
微妙に “何か違う” んやなあ。。。
ウン、微妙に何か違う。
この感覚
分かって貰えますかねえ??????
売価だけの問題ではない。
ウン、まあ、それが一番大きな違和感ではあるんですが、単純にそれだけではない。
骨董品なんて、50万円、100万円でも欲しいと思う物もあれば、、、、
買えませんけどね。
500円、1000円でも要らん物もありますよね。
んで、また
『エッ??!! コイツ、こないにしますか??!!』
もありゃあ
『エッ??!! コイツ、こんな値でヨロシいか??!!』
ってのもありますよね。
そのどっちでも買っちまう。
色々な状況の中
欲しくて欲しくて欲しくて買う物もありぃの
そう欲しい訳でもないのに、流れで買う時もありぃの
思惑含みで買う時もありぃの
欲しいけど値が折り合わず見送る物もありぃの
無理を重ねて工面して買う時もりぃの、、、、今は昔の話
借金で買う時もありぃの、、、、、今まさに、の話
買える物は買い、買えん物は買えん、見送る物は見送る
そんな感じですよね。
“金額だけのもんではない何か”
が骨董品購入のキーポイントやと思うんですよ。
その微妙な感覚の合う店と合わん店
それがあると思うんですよねえ。。。
んなこたあないですか?
まあ、もちろん、頻繁に行ける店であるか否か、も大きいんですけどね。
『来週、また、考えたらエエや。』
と
『次に来れるのはぁ・・・・・・・?????』
では、買い方に違いも出てきますよね。
そんな1件
文殊菩薩庵
さあ、そこに入りました所、、、、
おったんがコイツですわ。
店主は 「桃山唐津ですわ。」 って言うてはったんですがぁ・・・・
まあ、唐津に、こんな高台もありますんやろなあ。。。
もしかして、 “九州のどっか” かも分かりません。
唐津に越した事はありませんが、コイツの場合、別にどこの窯でも構いません。
何ちゅうても、見所はこの絵付けですわ。
どないだぁ。
エエ感じやおませんかなあ。
あたかも抽象画を観るような感覚になりませんかなあ。。。
伸びやかで、屈託がなく、生気溌溂
古の職人の自由闊達な技が溢れてますよねえ。
願わくば
もう少し絵付けが濃くハッキリしてたらヨロシいんやがなあ・・・・・
まあ、贅沢は言えません。
かつて
あたしが精力的に絵唐津の陶片を集めていた頃
この手の大振りの陶片を
何と!!
7〜8万円 の高値で買うてたんですよねえ。。。
『ようそんな値段で・・・・・』
今なら、あたしもそう思いますけど、あの当時はね、あれがそんなもんやと思てた訳ですよ、御同輩!!
お蔭さんで、コイツ、そんな “尋常ならざる高値” を出さずには済んでます。
ってか
声には出しませんが
『エッ!!?? そんな値段でヨロシいか???!!!』
ってレベルね。
これなら倍でも買うたよなあ。。。。
「3倍では?」
・・・・・・・・・・・・買うてません、、、、かねえ。。。。
“微妙に違う何か”
ヤッパ “売価” でしたかね。
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日本の骨董品
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奈良のコレクターがお亡くなりになったんやそうです。
面識の無かった方ですんで、どのような御仁であったのか、全く存じ上げません。
狭い世界ですんで、もしかしたら、どこかですれ違っているのかも知れません。
取引のあった奈良市内の骨董屋が、遺品を市場に出しました。
その内の5点
丹波の壺
常滑の壺
常滑の擂鉢
琉球の鉢
んで
今回、話題にしようとする
備前の擂鉢
を、懇意の骨董屋さんが落札しはったんです。
オモロいもんで、この5点
どれもこれも、そう 「凄い!!」 「見るだに高額!!」 てな物ではないんですが、5点とも時代感がシッカリしてるんですよね。
落札した骨董屋さん曰く
「キッチリした骨董屋で買うてはったんやと思いますよ。
御本人自身も、それなりに “観れる人” やったと思いますわ。
競りに出された品物のほとんどが、今ではそないに高額品と言える物ではありませんが、どれも骨董品らしい品物が多かったんですよ。
2〜30年前には、そこそこの価格やった、、、、ちゅう感じですかねえ。
潤沢な資金ではなかったかも知れませんが、エエ選択をしてはったんやないですかねえ。。。」
ってな話でした。
さあ、その5点
5点全部が店に届く前に、話だけを聞いてたんですよ。
競り市が終わって直ぐぐらい、の段階でしたっけねえ。
「大きな擂鉢を3点買った」 って程度の話をね。
「2つの壺は無視ですかい?」
イエね、これには訳はがありましてね。
壺に押し潰されそうな志維求堂
「もう二度と壺は買わんからね!!」
って話をしたとこやったんですよねえ。。。
「ホンマに 『二度と壺は買わん』 のですか?」
・・・・・・・・・・そこはそれ
諸々の状況、大人の事情、遭遇する事態ちゅうもんがありますやんかいさあ、、、、、違うぅ?
まあ、大原則は “壺は買わない”・・・・でおこうと思う・・・・けど、どうしても欲しい物が出てきたら、買うにやぶさかではない
って程度の “壺買わない宣言” です!!
「宣言してないのと一緒!!」
ヒツレイしました。
まあ、そんな 「壺を買うのは辞めましたぜ!!」
(って言い切る程ではない、まあまあ、ほんの少し控えようかなあ、、、って自分の心に言い聞かせてますよ)
ってやり取りがあったバッカシやったんですよ。
なもんで
壺の件はスルーしはったんやと思います。
その3点の大鉢
「その内の一番小さい鉢だけは持ってきてます。」
オオ!! 見せて貰えますかいのう。
「これです。」
で、観たのが “琉球の鉢” ね。
ウン、まあ、こらあ買うまでもないかあ。。。。
あまりにズンベラボンのペラペラポン
そこそこ時代もあるんでしょうし、それなりに味のある品物ではあったんですが、イマイチ、食指も動かず、って感じやったんですよ。
で
後日
「こないだの鉢の残り2点が入ってますよ。」
どれどれ、、、、
オオオオオオオオオオオオオオ!!!!
どれも、そこそこですやんかいさあ。。。。
「常滑やと思うんですが、この大きな擂鉢、鎌倉ぐらいあるんでしょうかねえ。。。。。
私はコイツが一番好きなんですけどね。」
ウン、確かにエエ物やねえ。。。。。
エエ物ではあるんですが!!
如何せん、大きい!!
大き過ぎますわ。
こらあアキマせん。
ンッ?????
その下のヤツは?
「ああ、備前ですね。
裏に 【 室町から桃山 】 って手書きのラベルが貼ってありますよ。」
「そんなに時代あるん?」
「さあああああ???私は備前は、あんまり扱いませんのでねえ。。。
競りに出した骨董屋は『間違いのない品物』って言うてましたがね。」
何でも
お亡くなりになったコレクター氏は、結構な金額で買うたんやとか。
「おそらく、、、、、」
おそらく?
「10万円を切る事はなかったんやないか、とぉ・・・・・」
ウン、まあ、さもありなん、ってとこですか。
何時お買いになったか知りませんが、かつて、備前は超人気商品でしたもんなあ。。。
信楽 >>>>> 備前 >> 丹波 > 越前 >>>>>>>>>>>>>> 常滑
って序列ですかねえ。。。
今は
信楽 >>>>>>>>>>>> 越前 > 丹波 >>>>>>>>>> 備前 >>>>>>>>>>>>>>>>>>常滑
って感じですか。
備前が大暴落、、、、、ですよね。
誤解の無いようにして頂きたいんですが
志維求堂
古くからの備前ファンです。
20数年前
中々 “古備前” なんて物が買えませんでね。
わざわざ、今出来の備前を岡山まで買いに行きましたもん。
岡山市内と倉敷に店を持つ “素美庵”(そびあん) ちゅう店、、、、、これは実名ですがね。
3〜4年連続で通いましたかなあ。。。
行く度に、数万円の買物をしたんですよ。
今では考えられんなあ・・・・・・今出来備前に数万円
骨董品を買うような感覚、ってのか
骨董品を買う代替に今出来の備前を買いましたわ。
そんぐらい “古備前” ちゅうのは高嶺の花でした。
手が出んかったなあ・・・・・・
5ケタも後半、6ケタが当たり前、物によれば7ケタも、ちゅう感じでしたなあ。。。。
それが、今やぁ・・・・・・・・
“良家のお嬢様が、零落してAVに出てる”
って状況に等しいぐらいの没落、ってのかなあ。。。。
“年商100億円の会社の社長がホームレスに転落”
ってのに同等の凋落、ってのかなあ。。。。
“優勝から一転、最下位”
ってぐらいの惨状、ってのかなあ。。。。
ウン、そんな感じの急降下ですわ。
「手に取る人すらいてない」 ってぐらい悲惨な状況です。
さあ、そうなりますと!!
「志維求堂さ〜〜〜〜ん!! 出番ですよ〜〜〜〜!!!!」
( 元ネタ 「おかみさ〜〜〜ん!! 時間ですよ〜〜〜〜!!!」 昭和の記憶)
そらあ買い易すうなってます。
この “かつては10万円を切る事はなかった” ハズの備前擂鉢
10分の1以下
って感じですかね。
横にいて、聞くとはなしに聞いてたお客さん
「安っすいなあ〜〜〜〜〜〜!! そないに安い物なん??!!」
「まあ、最近は筆頭ぐらいに売れ難い品物ですんでねえ。。。
“売れない品物の西の正横綱” ですわ。
少しでも引き合いがあった時がチャンスです。
損してまでは売りませんが、少しでも利益が上がるんなら、売り切りませんとね。
不思議なもんで、一回、売りそびれますと、次の引き合いが、中々、見つかりません。
これも “骨董品あるある” ですがね。
まあ、この手の人気が下降気味の品物は、 “儲け時” 以上に “売り時” を大事にしませんとね。」
皆様
どうですか?
かつての人気商品であった 古備前
今や、六古窯最大の狙い目ですよ。
探す値打ちがあるんやないですかねえ。。。
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さあ、コイツが何か、ちゅう話ですわ。
「初期伊万里の茶碗がくっ付いた陶片!!」
まんまでんがな。
イヤ、まあ、それはそうなんですけどね。
初期伊万里の陶片
窯も確定してます。
“天神山” やそうです。
旧蔵者のレッテルが貼ってあります。
初期伊万里 天神山窯 陶片
それはそれで間違いではないんです
が!!
もう一つの顔があるんですなあ。。。
“裏の顔” ちゅうのか
“隠された側面” ちゅうのか、、、、、、
「ブッチャーが隠し持つ凶器!!」
嗚呼、昭和!!
アブドーラ・ザ・ブッチャー の フォーク
タイガー・ジェット・シン の サーベル
ブルーザ・ブロディ の チェーン
上田馬之助 の 竹刀
ザ・グレート・カブキ の 毒霧
フレッド・ブラッシー の 歯
フリッツ・フォン・エリック の 爪
キラー・コワルスキー の 膝
スタン・ハンセン の 腕
ジャイアント馬場 の 手
ラッシャー木村 の マイク
昭和を代表する “凶器” です。
「そんなもん知りません!!」
嗚呼、昭和は遠くなりにけり!!
「中途から、身体の一部を “凶器” 呼ばわりしてるんは、まだ黙認出来ますが、
上田馬之助の “マイク” に至っては、何を言うてるのか、サッパリ分かりません!!」
作者の意図を的確に汲んだ、説明的指摘、ありがとうございます。
国際軍団が新日に暴れ込んだ時
猪木の挑発的マイクパフォーマンスに対して、
マイクを分捕った ラッシャー木村
その第一声が
「こんばんは、ラッシャー木村です。」
会場全員 「やってもた〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
緊張感 0
流石は、観客の少ない国際プロレス出身。
慣れん事はするもんやない。。。
しか〜〜〜し!!
それ以降、ラッシャー木村のマイクパフォーマンスは冴えに冴え渡り、各会場を笑いの坩堝に陥れたのであった。
嗚呼、昭和プロレスの一面。
話が大きく逸れました。
初期伊万里 天神山 陶片
その “裏の顔” とは??!!
仮に
コイツを
水滴
と言い張ると、、、、、、、
「あり得ん!! そんな話はあり得ん!!
あってもオレが認めん!!」
が普通ですがぁ・・・・・・・・・
この画像を御覧くだせぇまし。
オッ??!! 頃合いの注ぎ口が!!
で
反対方向にはぁ・・・・・
オオオオオオオオオオオオオ!!!!!!
これ、また、如何にも 「そのために開けました!!」 的な頃合い以上の穴が!!
出まんねやなあ、、、、、ちゃ〜〜〜んと水が!!
満タンにすれば、180ccぐらいは入ります。
そこまで入れると、漏れますがぁ・・・・・・
ようぞこんなキレイに穴を開けましたなあ。。。。
イヤ、ホンマ。
この穴のお陰で、頃合いの
初期伊万里染付水滴見立て
の完成ですわ。
ようぞ、やらはりました。
まあ、欲を言えば、もうチョイと少しずつ水が出てくれたらヨロシいんやけどなあ。。。
中々、そう上手い事は行きませんようで。
陶片のままの方が値打ちがあるんやら?
はたまた
強引にでも “水滴見立て” とした方が値打ちがあるんやか?
頃合いの箱を見つけましょうかね。
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猫じゃらしの下で眠る猫の図 印判角皿
にまつわる話の続きです。
あたしが印判を買い始めた頃
もう20数年前ですわ。
“印判” ってのは、既に “知る人ぞ知る” ってなジャンルやったんですよねえ。。。
東京の骨董屋さんが本まで出してね。
この本が価格高騰に一役も二役も買うてました。
最早 “沸騰間近” ってな様相やった訳ですよ。
逆を言いますと
まだまだ “穴” のあった頃ですわ。
持つ骨董屋によって、大きく値段が変わりました。
10倍以上の差がある物もありましたわ。
掘り出し物って感覚やなかったなあ。。。
評価が定まらない、ってのが正しい判断ですかね。
蘊蓄を付けてヒネる、、、とかもありました。
バカにしてた骨董屋も多かった頃ですわ。
「こんな若い物、骨董品とは違うがな!!」
とか
「こんなん、いっときのもんやで。」
とか
「エエ物(本チャンの骨董品)売ってクズ(印判)買うとる。」
とか
「あんな物は雑貨屋で売りゃあエエんや。」
とかね。
ホント、軽く扱うてる骨董屋さんも多かったですわ。
まあ、あの頃は、今現在、世情に言う所の “空前のネコブーム” なんて比やないぐらい超破格の “骨董史上稀にみるネコブーム” も重なりました。
印判バブル に ネコバブル
“Wバブル”
世間全体もバブルでしたんで “トリプルバブル” ですわ。
イヤ、ホンマ。
少しでもネコの付いた印判物なんて、1万、2万は当たり前
3万円、5万円なんて、今から思えば、 “どっかおっかしいやろ!!” てな値段のオンパレードでした。
ようぞあんな値段で買うヤツがおったなあ・・・・・・アホでっせ、、、、イヤ、ホンマ。
その象徴のような品物が、この角皿でした。
「当時、キズがあっても、市場で5万円を切る事はありませんでしたよ。」
あの頃は東京の骨董屋にドンドン送ってましたもんなあ、、、、啓さん
今もある店かどうかは知りませんが、東京にも、印判を中心に扱う店があったんですよ。
そんな店が1週間に1回ぐらいはアート啓に電話を掛けてきましたなあ。。。。
2軒の店が精力的に連絡してきましたなあ。。。
「印判の出物は入ってませんか?」
ってね。
当時、アート啓には、既に印判を集め倒してる古強者のコレクターが、、、、3人、、、、そやなあ、、、トップランクって言える人が3人はおりました。
その手前のレベルが4〜5人
そのもう少し下が10数名、、、、あたしがこの辺・・・・・ですかね。
いやぁ、、、、、もう少し下かぁ・・・・・・
尋常やない人が多かったもんなあ。。。。
そんな古くから印判を集めてた “剛の者” が寄ってた訳ですよ。
そこからの放出品を待ってたんが、東京の “印判専門店” でした。
強い値段で買うてましたで。
『嗚呼、東京って地は、あれで仕入れて商売になるんやぁ・・・』
ってね。
これは陶片の処分の時も感じましたなあ。
あたしが集めてた 絵唐津高台付き陶片 は、ほぼ全て、知り合いの骨董屋さんを通じて、東京で売って貰いました。
それこそ、ほぼ全品、あたしの購入額以上で競り落とされました。
それでも商売になるんやなあ・・・・・
嗚呼、東京、恐るべし!!
「まあ、あの地は、流行り廃りのテンポが早いからね。
勢いのある時は 『どこまで上がるんや??!!』 ってぐらい上がるんやけど、人気が陰ると、アッちゅう間に下がるんや。 一旦、下がると、今度は、中々、上がらんのやねえ。。。
電笠 印判 ガラス製品 古民具 絵葉書 引き札 東南アジア物
あの地は、みんな、そんな繰り返しかなあ。。。
最後に誰がババを引くか、ってね。
流行り物バッカシ追うて、どうするんやろうなあ。。。
売る方はエエんやで。
仕入れも楽なんでな。
売れる物を買うとけばエエんや。
買う方よ、問題は。
流行り物、ってのは、今がまさに “天の値段” な訳やろ。
“天の値段” で買うてもなあ。。。
それも、正直な所、どのジャンルも一過性のもんやで。
冷静に考えたら、どうヒネっても、あの2分の1から3分の1が適正価格やないんかなあ。。。
特に、印判なんて、図柄だけの問題やろ。
金さえあれば、誰でも集められるんでなあ・・・・・・
まあ、金が余っとるんやろう。
羨ましい話やわ。
そやなあ、、、、、流行り物になる手前で仕入れられたらなあ・・・・・・
流行る直前に仕入れて、売り切れば、大儲けも出来そうなんやが、そうは上手い事イカンしなあ。。。」
未来を見通せれば、大金持ち確定、、、、なんでしょうがぁ・・・・・
夢みたいな事を言うてる暇に、少しでも地道に情報収集した方が賢いですかね。
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ついに入手しました。
初めて知ってから20数年
ついに
つい〜〜〜に!!
入手しました。
やっとです。
印判の歴史的名品です。
印判の最高峰です。
猫じゃらしの下で眠る猫の図 印判角皿
残念ながら、裏側にキズがあるんですけどね。
幸いな事に、表面は無キズです。
完全無キズですと、今回も入手は不可能やったと思います。
今でも無キズ完品ですとぉ、、、、5〜6万円、、、、では無理かなぁ?????
7〜8万円
10万円って言いたいんかなあ???
何れのせよ、キズ様々です。
料治熊太さんの本でしたかなあ・・・・・・初めて見たのは。
まだ本格的に印判を収集する前の段階でした。
『おおおおおおおおおおおお!!!!!
明治には、こんな洒落た図の皿があったんやあ。。。。』
ってね。
過去、何度かは見たんですよ。
「何度かは」 ってレベルやないんかなあ・・・・
「何度も」
ですかね。
そこそこ見る機会は多かったんですよ、、、かつては。
猫じゃらしの下で寝てるネコに
ブチネコ と 黒ネコ がいてるんですよ。
白ネコもいてたんかなあ???
白ネコはおらんかったんかなあ?????
古い記憶が戻らない〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・
まあ、ブチネコと黒ネコの皿は、両方とも見てるんですよ。
それも何度かずつ。
何が “機会が無かった” って
そうそう気楽に買える値段やない、ちゅう事ですわ。
確か、、、、、、20数年前
印判ブームの真っ盛り
某印判専門店 “緑色生活” では
「ウチでは25万円で売れるんですよ。
もちろん、状態にもよりますがね。
無キズはもちろんの事として
印判の上がり
皿の反り具合
それらが最上の状態で 25万円
それなりの状態でも、20〜23万円は言えますんでねえ。。。
既に10人以上の人から注文が入ってます。
まあ、1万円でも儲かればエエんで、結構、強気に買えるんですよ。」
てな話でした。
まあ、この店の価格が “天” としましても、そうですなあ、、、、、15万円
それでは買えませんでしたかなあ・・・・・・17〜18万円、、、ってとこでしたかなあ。。。
骨董屋さん自体が
「 “緑色生活” に持って行けば、高く買うてくれるんでなあ・・・・
何も安売りせんでもねえ。。。」
嗚呼、骨董業界相互扶助精神
てか
骨董業界Wパンチ儲かり原則
ですかね。
基本的に棲息する人間が限られてる骨董業界
意外にってか
当然の如くってか
マニアックな領域の品物って “エンドユーザー” が少ないんですよねえ。。。
ウン、思いの外、少ないですわ。
「これを、この値段で買えるのは、あの人とあの人とあの人。」
って数えられる程度には限定されます。
そんなもんです、骨董業界。
「強いコレクターなら2人
並みのコレクターでも、3〜4人いててくれたら、十分、価格を維持出来るんや。
バブルの頃みたいに
『金に糸目は付けない!!』
ってのがいてくれたら、1人でもOKやで。」
1人のコレクターが価格を維持するってぇ?????
「コレクターの常として、何軒かの骨董屋に依頼するやろ。
あれがイカンねや。
あれが墓穴を掘る。
ほとんど自爆的に価格を引き上げるんやなあ。。。。
過去、何例も見てきたわ。
特に、印判なんて、図柄さえ指定しといてくれたら、誰でも分かるがな。
よっぽどの物やなかったら、贋作も出てけえへんしな。
該当の品物が出た時に、あっちからも、こっちからも声が掛かるんや。
『こんな物、何であないに声が掛かるんや?』
とか
『アイツ、印判、扱うとったか?』
とかね。
おっかしいなあ、、、、、って思たら、全部、1人のコレクターから依頼されてたんやな。
気の毒な話やで。
みるみるうちに “オークションレコード” 更新や。
数か月前に3000円で落ちてた物が 28000円 やて。
ホンマ、呆れて物が言えんわ。
でも、まあ、あれもバブル期ならではの話やろうけどな。
買う方もそんだけ儲けてはったんやろう。
ホンマ、あの頃は1人でも強気のコレクターがいてくれたら、十分、商売になったわ。
古曽部の旦那 とか 開化物の大将 とか 侍物のオヤッサン とか 湊焼のオヤジ とかな。
エエ時代やったわ。」
やそうです。
色々と “一般小売業” とは趣を異にする骨董業界。
非常に極端な事を言いますと、
1人のコレクターが1軒の店を支える
ってな事が起き得るのがこの業界ですわ。
イヤ、ホンマ、スゴい話です。 (この項、続く)
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