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「志維求堂さん
これ、どこの物か分かりますか?」
「新羅でしょうね。
間違いないと思いますけどねえ。。。。」
「新羅ですかぁ・・・・・・・・・・・・
聞いてくれますか!! 」
ヘイヘイ、ナンボでも。
「これ、持って来たのが “2の国屋” なんですけどね。
これを持って来て、 『丹波の小壺を持って来てやったで。』 ですって!!
何考えてんだかあ、、、
どう見ても 丹波 には見えませんでしょ。
まあ、姿がエエから買うといたんですが、、、、、そうですかあ、、、、、新羅ですか。」
「これを “丹波” はないよねえ。。。
まだ “須恵器” って持って来るなら、いざ知らず・・・・・・・・・・
何年も何十年も付き合うてるのにねえ。。。。。
馬鹿にしとんちゃうか??!! ちゅうとこやねえ。。。。。」
「まあ、安かったからエエんですけどねえ。。。
これを 丹波 なあ・・・・・・・・・・・・・分からんと思てたんやろか?」
で
まあ、あたしが買う事にしたんですけどね。
骨董屋ちゅうのは、何年、何十年取引してても、気の抜けん物ですなあ。。。
イヤハヤナントモ、、、、
実は
もう20年以上前ですかねえ、、、、、
この大きさの 朝鮮物の土器 を買うたんですよ。
ホンマに、丁度、コイツと同じ大きさの土器でしたわ。
今にして思えば、 高麗土器 やったと思います。
眼利き で 人格者 の 評判の骨董屋さん でした。
その金額や
25万円
よ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜う、出しましたなあ。。。
25万円 やて。
後年
知り合いの骨董屋さんの教えて貰た所
「まず “トリ” (骨董用語・その用途に相応しい大きさ) がエエですよね。
花生けに抜群のサイズですわ。
意外に、古い物で “花生けにバッチリ” って大きさは稀少ですんでね。
それと
おそらく、お買いになった20数年前には、 新羅にせよ、 高麗土器にせよ、 破格に品数の少ない物やったと思いますわ。
最近でこそ、ボコボコ、入って来てますけどねえ。。。。
ボコボコ入ってくるんはエエんですが、韓国骨董商ですら買わんのが現状ですんでね。
本国でも、イマイチ、人気の無い物らしいです。
まあ、素っ気無いちゅうたら、素っ気無いですしねぇ。
韓国人の好みとは、少し違うような気がしますわ。
価格の 25万円 ですが、、、、
売ってたんが、あの店でしょ。
御店主も、良心的で、骨董屋らしい骨董屋ですんでね。
そんなこんなを考えますと、あながち、 25万円 も、不当な金額ではなかったと思いますよ。」
ちゅう事でした。
「時代の違い、なんですかねえ??????
まあ、その20年の間に、日本物も含め、土器の人気が大幅に下落してますもんねえ。。。
10分の1以下も、致し方ないとこなんでしょうね。
“2の国屋” も、私に売った金額でも、儲けが出てる訳ですから、今の 新羅 は、そんな評価なんでしょう。」
そうですねえ、、、、これが “須恵器” ならいざ知らず、 新羅 では、そんな物なんでしょうね。
まあ、今では “須恵器” でもダメですかね。
ダメやろうなあ。。。
須恵器 弥生 縄文 土師器 アンダーソン土器 印紋陶 新羅 高麗土器 バンチェン土器
この辺が大暴落ですかねえ。。。
アンダーソン土器 なんて、 「かつての御威光や何処へ??!!」 って状態ですんでね。
何万円も何十万円もしてたんがウソみたいです。
「出始めは、少し大振りですと、 100万円を越えてました もんね。
それが 2桁ダウン です。
まあ、元々が、日本人向きの品物でもなかったんでしょうね。
稀少性ゆえの商品価値でしたんで、あないにボロボロ出てくると、 アッ!! ちゅう間に下落しますわなあ。」
バンチェン土器 も同じような理由ですかね。
高麗土器 や 新羅土器 も、本国で売れんのでは、話になりませんなあ。
しか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜し!!
“大暴落” となりますと!!
志維求堂様の出番だぜい!!
バシバシ買いますぜ。
須恵器 だろうが 新羅 だろうが、 弥生、 縄文、 土師器 に バンチェン
イイ情報があれば、是非とも、教えてくださいね!!
宜しくお願いしますよ!
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高麗の骨董品
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東寺の一番西端の列ですわ。
丁度、真ん中ぐらいですかねえ。。。
如何にも “初荷出し!!” ちゅう感じを満載した店があるんですよ。
もう、段ボール箱の山また山!!
今、出してきたバッカシで整理もしてませんよ!! 的な並べ方ですわ。
まあ、これはこれで作戦みたいなんですけどね。
「市場で仕入れた物を、上手に初荷出しみたいに見せる骨董屋もいてますわ。」
ですって。
東寺にも数軒、そんな策士がいてるみたいです。
そんな店の1軒、、、、、、ですかね?
いっつも人だかりです。
その “人だかり” が、また、購買意欲をそそるんですよねえ。。。
何かないかいな、っと。
おるおるおるおるおるおる!!
この碗は、
佐波理
それも 高麗の佐波理 やないですかいねえ。。。。
「古そうやんかあ、、、、鉄鉢かなあ?」
いくら?
「ウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン・・・・・・・・・あっ、それは2000円ね。」
その2000円は他の人の買物でしょ。
で
コイツは?
「ウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン、、、、アッ、それは6000円ですわ。」
これは?
「ウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン・・・・・・・・」
考えとるなあ。。。。
売りたいのは売りたい、かと言うて、損はしたないのがアリアリですわ。
「ウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン、、、、、、1500円、、、、、やね。」
長い事掛かりましたわ。
まあ、状態も状態ですし、不人気この上ない物でもありますしね。
1500円ちゅうたら、そんなもんですかねえ?????
正直な所、 “高麗の匂い” 以外の値打ちは無い物ですわ。
何に使える訳でもありませんしねえ。。。
落としを入れて花生け、、、、ですかね、、、、、、かろうじて。
身近に置いて小物入れ、、、、、にしてはデカイかあ。。。。
犬用の御飯茶碗、、、、、、贅沢な!!
ヤッパ、置いとくだけですね。
でもね
800年以上昔の物が 1500円 ですよ! 1500円!!
何にする物でもないですし、飾っても、そう美しい物でもないんですが、そこはそれ、 夢とロマン ですわ。
骨董界の免罪符 『夢とロマン』
これぞ骨董買い!! ちゅう感じですね。
この佐波理
知ってる人は知ってるんですが、知らん人は知りません。
当たり前か。
骨董屋が売値を言い淀むのも致し方ありません。
加えて
知ってる人も欲しがりません。
アラま??!!
値の付かない代表みたいな物ですね。
日本物では 江戸の柄鏡 がその代表やそうです。
「アイツは何十年も前から、今に至るまで、全く値が付きませんわ。
室町まで遡るなら、時に買う人もいてるんですけどねえ。。。
江戸ではサッパリです。
こう何十年も値上がりしませんと、これからの可能性も見出されませんわ。」
古けりゃなんでも値打ちがあるかと言いますと、決してそんな事がないのが骨董の世界です。
でも!!
そんな中の見落としが無い、とも言い切れんのも、骨董の世界です。
“画期的な使用法” を見つけて世に広めますと、新たな価値が生まれます。
備前の錘の蓋置 なんて、エエ例ですよね。
漆桶の花生け とか
木臼のテーブル とかね。
高麗佐波理大碗
今なら数千円で買えますよ。
どなたか、 これは!! ちゅうような画期的な使用法を考えて頂けませんかねえ。。。。
売値を10倍に出来るほどの “斬新なアイデア”
お待ちしておりますよ。
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〔青磁小碗香炉見立て〕 |
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〔高麗青磁小徳利〕 |
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〔高麗青磁飛鶴象嵌大鉢〕 |





