『心の漢方薬』 〜〜C級コレクター物語 〜〜

今までよりも簡単、単純にしてUP回数を増やそうか、と。

日本の骨董品(袋物)

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日々歳々、増え続ける贋作
最近の流行りを御存知ですかねえ?
 
生掛けのそば猪口
 
なんですよぉ。
そうそう!!
あの初期のそば猪口に似せた贋作ですわ。
厚底ありぃの
百合口ありぃの
草花紋ありぃの
こんにゃく印判風ありぃの
です。
まあ、本歌なら数万円って手のヤツですかね。
超珍しい手なら、今でも50万円、80万円、100万円
そば猪口如きになあ・・・・・・妙な話!!
どうやら、現行、出てる手にヤツは、見分け方があるんやそうです。
でも、まあ、それも追っ付け改善してくるんでしょうね。
ホンマ、あたしも何点か見せて貰いましたが、あたしレベルでは言われても分かりませんわ。
 
「ここがこれで、ここがこうなってるのがマズいヤツですわ。」
 
ほうほう
さいでやすか
って、見ながら、示しながら教えて貰ろてるうちは、何となく分かったような気がするんですけどね。
少し手の違うヤツが出てきたら、もう、お手上げですわ。
イヤ、ホンマ。
そんな中
出てきたんがコイツですわ。

イメージ 1

イメージ 2
 
さあ、コイツが本歌か否か?
生掛け です。
3点ありましたが、3点とも、個体差が大きかったんです。
加えて
3点とも、小さいキズがあります。
スレもそこそこ。
そのキズの一つ、ニュウにはシミが入ってました。
さああああああああ???? どうなんですかねえ???????
 
「まあ、わざわざ、贋作を作るのに、こんな金にならん物を作るとも思えませんけどねえ。。。
そば猪口は、上手く売れたら数万円になるけど
小皿ではねえ。。。
仮に
『初期伊万里でござい』 
で売っても1万円・・・・・無理かなあ。。。
ヘタすると、 “江戸後期の生掛け” で800円でしょう。
作る意味がねえ・・・・・
もしかして、、、、、」
 
もしかしてぇ?
 
「この小さいので様々な情報を集めて、、、、、」
 
集めてぇ?
 
「大々的に、、、、」
 
大々的にぃ?
 
「初期伊万里の贋作を作る!!」
 
おお!! そんな計画が???!!!
 
「まあ、無いですかねえ。。。」
 
何じゃそれ??!!
 
「今や、初期伊万里人気も地の底でしょ。
贋作も出回り尽くした感じもありますしねえ。。。
今更、初期伊万里の贋作を作ってもねえ・・・・・・・
尺超えの皿になりますと、矢鱈、力量が必要ですしね。
上手に作れればエエですが、そうそう、割の合う物でもなさそうですしねえ。。。
さあ、どうなんですかねえ?????」
 
この “生掛け染付角小皿”

イメージ 3


何時頃のどこの品物なんですかねえ????
 
どなたか、御存知ぃ?
 
 

1646. 格差拡大

 
「志維求堂さん、志維求堂さん」
 
何ね?
 
「こんな壺

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3
 
1億志維求堂ウォンぐらいではダメですか?」
 
この場合の 「ダメですか?」 は 「 (それぐらいで) 売れませんか?」 って意味ね。
あたしに 「買え!!」 って言ってる訳じゃあない。
「買え」 って言うには、踏み値が高いのね。
『アンタには買えませんよね。』 的なね。
 
「イ〜〜〜〜チ〜〜〜オク志維求ウォ〜〜〜〜ン???????
い〜〜〜〜ち〜〜お〜〜〜〜く〜〜〜〜???????
一〜〜〜〜〜〜〜億〜〜〜〜〜〜???????
1〜〜〜〜〜〜億、志維求ウォ〜〜〜〜〜ん???????」

 
「そないに、文字まで変えて言わいでもぉ・・・・・」

 
「デンちゃん
今の壺の価格、理解出来てるかぁ?????」
 
「イエ、まあ、昔は、こんな物が1億5000万志維求ウォンや2億志維求ウォンで売れた、って・・・・」
 
それ、いつの話よ?
昭和? 大正? 明治? 江戸? 桃山? 室町?
 
「そないに言わいでもぉ・・・・・・・・
小振りですし、無傷ですし、鳶口ですし、丹波ですしぃ・・・・・・」

イメージ 4
 
現行、どれも、金の取れる条件やないで。
丹波で金が取れたんは、3〜4年前までね。
それと、、、
 
「コイツ、ホンマに丹波?」
 
「そらあ丹波でしょう!!
この高台
丹波以外にありますかぁ?????」
 
まあ、いわゆる “備丹” ちゅう手のヤツですかね。
この “備丹”
関西骨董業界では、極々、馴染みの品物なんですが、意外に他地域では御存知ないようです。
中には、志維求堂ブログの専門用語やと思てる人もぉ・・・・
れっきとした普通の骨董用語です。
地理的に考えたら、よ〜〜〜〜く分かるんですが
備前の本拠地 「岡山」 と 丹波発祥の地 「兵庫」 は隣接地です。
兵庫の西側が岡山ね。
当然、陶工の交流も、資材の交流も活発やった訳ですよ。
 
「そらあ完全に技法も材料も交じり合うてるわなあ。」
 
長く、丹波の地で骨董屋さんをやってるオヤッサンの話です。
顔は小汚いが、店はキレイ
で有名なオヤッサンです。
怒ったらアカンでぇ〜〜〜〜〜〜!!
 
「立杭なんかの中心的な窯業地ならいざ知らず、周辺の小さい窯場やと、見分けの付き難い物も多いわなあ。
正直な話、長年、丹波を扱うてても、分かり難い物もあるわ。
その時々の都合で “備前” になったり  “丹波” になったりや。
まあ、骨董品なんて、そんなもんやのう。」
 
これ、また、鷹揚なお話で。
それを裏付ける(?)かのように、箱書きを書き直してある物も多いみたいです。
先行して書かれたと思われる、蓋の表書きは 『備前』 
書き直したと思われる、蓋の裏書きが 『丹波』
って事が多いですかね。
まあ、そんだけ、後世の研究が進んだのかも知れませんし、
時代が要請したんかも知れません。
ここ10年程は、関西圏では丹波が強かったですもんなあ。。。
それも、 “今は昔”
「そこそこ手のエエ丹波ですら、商売にならん!!」 ってのが現状やそうです。
そんな鷹揚な存在、、、ってのか
中途半端な存在、、、ってのか
位置付けのあやふやな 
 
“備丹”
 
箱書きの書き直しが示すように
かつては、大半が “備前” で通してたようです。
そう “通してた” のね。
それが、少し前は “丹波” に鞍替えし、
今や “別にどっちでも” って扱いです。
“どっちでも売れん” から一緒、って感じね。
 
嗚呼、壺、無惨
 
「ヤッパり、アキマせんかぁ・・・・・・
市場で、思いの外、安く落とせたんですよねえ・・・・・・・
掘り出し物かと思ったんですけどねえ・・・・・・・・
どの程度ですかねえ?」
 
「いっせん、、、、、」
 
「エエエエエエエエエエエエ??????
1000万志維求ウォン台ですかぁ?????????????」
 
「当たり前やがな!!
スマンが、エエとこ1700万志維求ウォン〜1800万志維求ウォンやろ。
2000万の声は聞かんで。
露店で出てたら7〜800万志維求ウォンかなあ。。。。
初荷出し屋が持ってたら 500万志維求ウォン。」
 
「志維求堂さん、お買い上げちゅう訳にはぁ・・・・・」
 
「フゥ〜〜〜〜〜〜ウ〜〜〜〜〜〜ン〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・
ホンマのホンマを言うたら・・・・・要らん!!」
 
「そこを何とか・・・・」
 
「1500万志維求ウォン・・・・・・かなあ。。。
1500万志維求ウォンなら、、、、考えんでもない・・・・・かなあ?????
ホンマは要らんけど。」
 
そうなんですよねえ、、、、
コイツを買った時ぐらいまでは、少し余裕があったんですよねえ。。。
ほんの少しね。
 
「・・・・・・・・・・・・・・・そんなもんですか?」
 
「ウン、そんなもんやなあ、、、、、それでも、別に嬉しい訳やないで。
出るべき所で出たら、1000万を切るもんな。」
 
てなやり取りで、当家に来た訳ですよ。
高買いちゃあ、高買いかなあ・・・・・・・・
 
「エエエエ〜〜〜ッ・・・・・・ 『壺は買わん』 たらクソたら言うてはりませんでしたっけ?」
 
イヤ、まあ、そこはそれ、 “流れ” ちゅうもんがありあますやんかいさあ。。。
「買う羽目になっちまった」 的なね。
まあ、これはこれでヨロシいですかね。
何ちゅうても、
小さいだけでもマシですか。
ウン、まあ、確かに “昔は高かった” 的な存在ですかねぇ。。。
 
冷淡とも言える骨董業界
売れん物に対しては、ホンマに冷酷ですわ。
 
「本歌もクソもあったもんやないで。
シッカリ時代のある壺や大皿や家具なんかよりも、使い勝手のエエ贋作の方が高なったりする時代やわ。
妙な時代になったもんやで。
壺や大皿なんて、昔は花形やったのになあ。。。
今や、市場でも、誰も声を掛けんで。
特に関西は酷いね。
まだまだ景気が悪いんやろうなあ。。。
『物は試しに買うとこか』 ちゅうのが全く無いわ。
売れる物と、売れん物の、差が広がる一方、って感じかなあ。。。
同じ壺でも、
この近辺の中国物で当てた骨董屋
見てみぃ、かつての数百万円クラスの壺を買うとんがな。
安なったとは言え、あんなんは今でも数百万円や。
 
『こんな物は売れんでもエエんや。
ヤッパリ日本人なんやし、日本の上手物は持っとかんとなあ。
まあ、店の格のため、みたいなもんやわ。』
 
余裕、ちゅうのか
何年も先を見越してる、ちゅうのか、、、、、
持ってる者は強いのう。
イヤ、ホンマ。」

どこもかしこも “格差拡大” ですわ。
イヤハヤなんとも・・・・・・・・
マッ、出来る範囲、やれる範囲で楽しむ、ちゅう事ですかね。
 
忘れ去られた物にスポットを!!
見捨てられた物に愛の手を!!
 
これぞC級道、ですかねえ。。。。
 
 

1596. 絵に惚れる

 
上手いと思わはりませんかねえ。。。
この絵。

イメージ 1
 
啓さんとこで売ってたんですよ。
先週の市場で買わはったんですよ。
幾つかの山やったみたいなんですが
陶片の山
とか
一部欠けた徳利の山
とか
同じく、一部欠けた油壷
とか
所謂 “初期及び初期に近い伊万里” と目される一群やったみたいです。
その中におったコイツ

イメージ 2

イメージ 3
 
「これ、どれぐらいの時代なん?」
 
「古いと思うんですよ。ただ、、、、、」
 
ただ?
 
「口元が欠けてますでしょ。
これがあれば、ハッキリした事が分かると思うんですけどねえ・・・・・
端反りになっていれば、間違いなく、初期伊万里でしょうし
真っ直ぐなら、もう少し時代が下がるぅ・・・・・かも知れません。
まあ、初期伊万里にも鶴首の物はあるみたいなんですがねえ。。。
さあ、どこまで遡る物やら?」
 
そうですかぁ。。。。
にしても
 
「上手い絵やねえ。。。」
 
「そうですよねえ、、、、伸びやかで、手慣れていて、熟練の職人を感じますよね。」
 
お値段は?
 
「息子の物ですんで、聞いてみますね。
 
ああ、私ですけど、、、、こないだ “川地階” で買った山の中にあった、首の欠けた、ボタンの絵の、、、、
そうそう、あの山
あの中にあった、、、、そうそう、それそれ。
あれ、志維求堂さんが欲しいって言うてはるんですけど、おいくらですか、って。
ウン、ウン、そう、、、、
エ〜〜〜ッ!! そんなにお安いの?
そんなんでエエの。
そうなん・・・・・・・じゃあ、それで。。。。」
 
で、いくらでケリが付きました?
 
「息子は 5万志維求堂ドル って言うてましたが、それでは安過ぎますますよねえ・・・・
8万志維求堂ドル で!」
 
これこれ!! 何て事を、、、、、、
売主が 5万志維求堂ドル でエエちゅうてんですから、ここは 5万志維求堂ドル ですよ!!
 
「まあ、息子がそう言うてますしねえ・・・・・・・」
 
帰宅後
全体を洗うと共に、欠け部分の劣化した接着剤を取り除く作業をしてました所、、、

イメージ 5

アリャリャ??????

イメージ 4
 
生掛け?
 
正直な所、店では気付きませんでしたが、 “生掛け” ですわ。
 
後日
啓さんとこへ行きました時に、 “生掛け” が判明した事を告げたんですよ。
 
「じゃあ、間違いなく、初期伊万里でしょうねえ。。。
志維求堂さん、お買い得でしたねえ。。。
あれ、きっと、息子が品物を見ながら値段を決めてたら、あんな値段やなかったと思いますよ。
最低でも、倍ぐらい言うてたんやないかなあ・・・・・・
市場で仕入れたバッカリでしたんで、よう品物を観てなかったと思いますわ。
志維求堂さん、お買い得でしたねえ。。。」
 
ここがアート啓のオモロいとこですわ。
啓さんは啓さん
息子さんは息子さん
あくまでも、同一店舗で販売してますが、品物は別々なんですよね。
どこぞの強欲親子みたいに、親子で協議して決めてる店とはエラい違いですわ。
挙句の果てに
値段をよう決めん
とか
客の顔色で値段を変える
とか
最後は売り惜しむ
とかね・・・・・・
 
「まあ、それがウチのやり方ですんでねえ。。。
それでやって来れてますしィ・・・・・・・・」
 
かも知れんが、商売人として、果たして、どうなんだか????
骨董屋たる者
一旦、店に並べた物、あるいは、並べんとする物には責任を持って “売値” を付けんとイカンと思うんですよ。
田舎のセミプロやあるまいに。
曲がりなりにも、老松町に店を張ってるんですよ!!
老松に!!
天下の老松町!!
骨董のメッカに店舗を張る者のプライドや何処に!!
売値が難しいのは、骨董屋としては当たり前でしょう。
時には、大きく儲ける事もありましょうが
逆に
儲け損ねる事もある
そんなこんなを通して、自分の店に相応しい価格帯や個々の品物の値段を決めていくんやないんですかねえ。。。
どうですか、御同輩
2点や3点、タヌキコレクターに抜かれたからって、自信を持った値付けをようせんてねえ・・・・・・・
骨董屋としては、恥ずべき行いやと思うんですが、どんなもんですかねえ。。。
全部が全部、儲けられる事もありませんが
かと言うて
全部が全部、損する訳でもない
当たり前過ぎる程、当たり前の理屈ですよね。
自分の仕入れ値に基づき
かつ
自分の店の “客の顔” 、、、、ちゅう名目の “財布の中身” を思い浮かべ
加えて
品物の、現状における、あくまでも、現状における “適正価格” を基準に
自店に合致した、際々のラインの “頃合いの売価” を自信を持って付ける
その繰り返しで
年間、ザックリした形なれど、シッカリした儲けを出す
それこそが、骨董屋としての、あるべき姿やと思うんですよねえ。。。。
違うぅ?
老松の骨董屋のほとんどがそれを常識として経営してるハズんですよねえ。。。
例外の1店を除いては。
 
ジュニア―――――――――――――!!
エエ加減に、今みたいな売り方止めとかんと、エエ骨董屋にはなれんぞ〜〜〜〜!!!!
そんな事バッカシしてるから、妙なカスを売り付けられるんやぞ〜〜〜〜!!!
回りの者から、軽く見られるぞ〜〜〜〜〜!!!!
早よう独立せえよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
ほな
毎回、毎回、母ちゃんとケンカせんで済むぞ〜〜〜〜〜〜〜!!!!
経済的には厳しくても、精神衛生にはええハズやぞ〜〜〜〜〜〜〜!!!
 
まあ、どちらさんにも “お家の事情” があるんは分かりますが、
若い骨董屋が、あんまりミミッちくなるんもねえ。。。
 
ガンバレ―――――――――――!!!! 
ジュニア―――――――――――!!!!
 
大きな骨董屋になって、金持ちから仰山踏んだくれ〜〜〜〜〜!!
んで

オレからは、あんまり儲けるな〜〜〜〜!!!!
 
 
「結局、持って行き場はそこですか?」
 
 
ヒツレイしました
 
 

1570. It’s The MINGEI ‼

 
こんな物の人気が無いんですかねえ。。。

イメージ 1
 
イメージ 2



二川焼 の甕ですわ。
 
ド民芸ちゃあ、これほどのド民芸はない、ちゅうぐらい
民芸臭フンプンたる品物です。

It’s The  MINGEI

ですね。
あたし、こんな物が大好きなんですよぉ。。。
エエと思うんやけどなあ・・・・
思わはりませんかぁ?????
老松古美術祭の時に 某高級店 で見つけたんですよ。
店番が若社長
この若社長
生粋のお金持ちの子 、、、、、のハズなんやけどなあ。。。。。
なんで、あないにぃ・・・・・・???
何かね “暗い過去を背負ってる” ように見えるんですよねえ。。。
骨董、嫌いなんやろか?
たま〜〜〜におるんですってねえ、、、骨董屋さんの2世で骨董が嫌いな人
 
“家業” としてやってはるんですかねえ。。。。
たまにいてはりますわ、、、、骨董屋の2代目、3代目で、
『イヤイヤやってるんちゃうかいなあ、、、』 ちゅう人がね。
子供の頃から、骨董品に囲まれて暮らしてて、嫌がおうにも骨董世界の真横におる。
時には見たないもんも見んとならん。
あれやこれや難しい事も多い。
何ちゅうても “業の世界” ですしなあ。。。
色々な意味で “汚い部分” も “嫌な部分” も見んとならんでしょうしなあ。。。
綺麗事では済みませんもんなあ。。。
その上、客もケッタイなんが多いでしょ。
金出すヤツがどんだけ偉いんじゃ!! てな御仁もね。
1000円の物を買うのにも、エラlつそうなんがいてますよ。
3ケタ間違うとるやろ!! てな輩がね。
きょうびの不況の御時世でこそ、骨董屋、古物商になる若者も多いですが、20〜30年ほど前はそうでもない。
20代の子が入り込むには、結構、ハードルの高い世界やったんですよ。
そんな中に、好むと好まざるとに関わらず、入っていかなイカン辛さ、ちゅうのもあるかも知れませんなあ。
まあ、考えようによっては
骨董が嫌いなら嫌いで、 “商売に徹する事が出来る” とも言えますけどね。
それがエエちゃあエエんでしょうけどねえ・・・・・・
本来、この業界は、
“好きでやりたい仕事” 
“好きが高じての仕事” 
“現実はさておいて、ほんの少しの夢が見られる仕事” が理想なんでしょうけどね。
中々、上手い事イカんもんですわ。」
 
ナルホド、ナルホド
 
まあ、あそこの若旦那がそれに当て嵌まるかどうかは知りませんがね。
もうチョイと親しくなったら聞いてみましょうかねえ。。。。
 
「骨董、嫌い?」
 
言えませんかね。
 
この二川焼
時代的には、さほど古い物やないんやそうです。
弓野焼の流れを汲み、明治初年頃に開窯された、ちゅう事です。
そうなんやあ、、、、、古そうに見えても、明治ごろの品物なんやあ。。。
弓野焼ちゃあ、あの白化粧土を掛けた、赤茶色の胎土の、大振りに松を豪快に描いた手の品物が有名ですよね。
あの流れの物なんやそうです。
窯の所在は、現在の 福岡県みやま市高田町
かつての、 筑後国三池郡二川村
二川村の焼物 で 二川焼
この地では、古くから焼物を焼いてたんやそうです。
それが、西南の役(1877年・明治10年)によって廃窯され、後に、弓野の陶工ら数名により復興
以降、現在に至るまで、作陶が続けられています。
 
二川焼ちゅうのは、関西ではあんまり見掛けませんなあ。。。
九州では多い物なんでしょうかねえ???
同じ九州でも、苗代川はよ〜〜〜〜〜う見掛けますんやけどなあ。。。
まあ、絶対量が少ないんでしょうね。
 
さあ、民芸ブームに沸いたのは、今は昔
 
民芸ドツボ時代
 
とも言えそうな惨状です。
果たして 民芸復権 はあるのか??!!
遠い期待を抱きながら、底値を買い漁りましょうかね。
 
 
 
 

1560. 無用の用

 
用途の無い物には値が付き難い
 
ちゅう話なんですけどね。
 
こないだの “じばしん” ですわ。
久し振りに 全自動さん での買物です。

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4
 
 
「江戸初期の唐津の小壺です。」
 
唐津
唐〜〜〜津〜〜〜、、、、
か〜〜ら〜〜つ〜〜・・・・なんやろうなあ。。。
初期?
初〜〜〜期〜〜〜???
しょ〜〜〜き〜〜〜・・・・前期、、、って手やないんかなあ?????
ウ〜〜〜〜〜ン、、、、、どうなんやろか?
 
研究不足露呈
 
唐津ちゅうヤツ
“桃山江戸初” ちゅう手のヤツは、陶片なんかでも観るんですが、それを下ると、観る機会も触る機会も極端に減るんですよねえ。。。
“江戸前期” ちゅう大雑把な括りですと、実際に観てても実は分かってない、てな事も往々にしてあるみたいです。
唐津も多種多様ですんでねえ。。。
エッ??!! これも唐津? ってな事もね。
そう言う意味では丹波とよう似てますかねえ。
この壺の高台なんかは、陶片にも見掛ける手ではあるんですが、
何ちゅうても、
完品として観てる総数が少ないでしょ。
しかも
朝鮮物 や 南方物 にも、 唐津  に、よ〜〜〜〜う似た品物があるんですよねえ。。。
ついこないだも、啓さんとこで、唐津なんか、朝鮮物なんか、物議を醸した皿があったんですよ。
まあ、最終的には 「80%は朝鮮物やろう。」 って事でケリが付いたんですけどね。
その皿もそうでしたが、特に民窯の雑器
これが分かり難い。
唐津も、朝鮮や南方物の民間出来の品物と同様、日常使いの品物やったんでしょう。
“木器に代わる手軽な焼物” ちゅう体ですかね。
如何に早く大量に作れるか、、、、それが大命題やったんでしょう。
高台の作りが、それを歴然と物語りますよね。
グリグリグリ、チャッチャッ、シューーッ!! ってね。
乱雑ちゃあ乱雑
手早いちゃあ手早い
手慣れたちゃあ手慣れ
そんな “大雑把技法” ですかね。
土が似てる上に、技法的にも似てる。
現代人が思う以上に、広範に技術が伝播してますもんね。
焼物の模様もそうなんですてね。
広くの地域で似たような模様が現れる
さあ、それが、自然発生的な物なのか?
はたまた、技術伝播による物なのか?
我々素人には分かりかねますけどね。
まあ、意外に現代同様 “グローバルワイド” であった、って言えるんですかね。
当然、広範な地域でソックリな物が作られてます。
それだけに、この壺にしても、本来的にどこの物やら、、、、その判断が難しい。
まあ、コイツは、、、、唐津で大丈夫、、、やと、、、、思う、、、んですがねえ・・・・・
 
「元々、買うた所が堅いんでねえ、、、、イケるハズですよ。」
 
ウン、まあ、イケるんやろう。
 
江戸前期褐釉唐津小壺
 
ですかね。
買い慣れん分野、見慣れん分野ってのは難しいもんです。
このレベルの唐津ちゅうのも、中々、観る機会が少ないもんです。
 
「志維求堂さんならお分かりやと思うんですが・・・・」
 
ンッ????? なんだんの?
 
「この壺・・・・・“用途” がねえ。。。」
 
おおおおおおお!!! その話ですか!!
そうなんですよぉ、、、、用途がねえ・・・・・・・・
もう一回り大きければ、塗蓋の一つも付けて 水指 って言い張れるんですよねえ。。。
逆に
もう一回り小さければ、牙蓋でも付けて 茶入れ って言い張れそうでしょ。
それか
口縁部が、ガバ〜〜〜ッと広がってたら
塩笥茶碗
とでも言い張れるんですかねえ??????
もう少しデカければ、それなりに 鑑賞陶器 ですか。
それが、この大きさの小壺じゃあねえ。。。
まさか “塩入れ” には使いませんよね。
 
「梅干し入れますか?」
 
梅干し、嫌〜〜〜〜〜い!!
 
まあ、妥当な線としてぇ、、、、、
骨董業界のユーティリティワード、 “花入れ” 、、、、、ですかね。
まさか、ここまで “壺の形” をしてて、 “オブジェ” はないよねえ。。。
まあ、壺でもオブジェちゃあオブジェなんですけどね。
形ある物の万能用語 “オブジェ” !!
嗚呼、何て便利のエエ言葉!!
 
「物自体を愛でる、ちゅうタイプの骨董ファンが減りましたなあ。
志維求堂さんみたいに、置いて楽しむ、ちゅうタイプの人がね。
用途の無い物が売れ難い時代になりました。」
 
「そうですねえ、、、、売れる物と言えば
用途のある物
極端に珍しい物
多くの人が集めてる物
ですかねえ。。。。」
 
そうなんよねえ。。。
“妙な物” は売れ難いんですよねえ。。。
まあ、最近は “妙” でのうても売れ難い物があるんですよねえ。。。
 
 
この話、もう少し続けます。
 
 
 
 

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