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fun 2 strange plants.

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P.ridleyi / Myanmar

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2011/6/21 Platycerium ridleyi / Myanmar
 
この個体は今から2年8ヶ月前に導入したものである。 
インドシナ半島西部に位置するミャンマーで採取された野生個体。
なのに、これだけ育成して何故一度も本個体の栽培記録を付けなかったか?
ずばり、私は本種を育てるのが下手過ぎて一度も綺麗な草姿に作れていないから。
私は本種が大好きで色んな産地の野生個体や様々はフォームを集めている。
しかし最近は本種の育成に限界を感じてきた。 どれだけ頑張っても私の栽培環境では綺麗に育てるのは不可能だと実感している。
確か以前に別個体のリドレイの栽培記録自戒の意を込めて書いたと想うが、今回は恥部を晒し、本種を綺麗に育てる事を諦める事にした。
 
 
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 2012/10/9  Platycerium ridleyi / Myanmar 導入より1年3ヶ月後
 
それなりには育つが貯水葉が絶対に綺麗に仕上がる事は無い。 ネストを展開し、これから巻き込むという時点で必ずナメクジや団子虫の類に穴だらけにされ貯水葉がいじけて変形してしまったり酷い時は貯水葉の成長を止めてしまう事もある。
4年程前に団地の4Fで住んでいた時期がある。 4Fのベランダで育てていた時は害虫の食害に合わず綺麗に貯水葉が生え揃った
師匠がリドレイは市街地や2F以上の家じゃないと綺麗に育たないと云っていた。
私もそう想う。
 
 
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 2013/8/17 Platycerium ridleyi / Myanmar 導入より2年2ヶ月後
 
当方では晩秋から翌年3月中旬まで近隣住宅の影になり日照が無くなってしまうので、その間は成長が止まってしまい草姿も随分傷んでしまう。
しかし春になり陽を浴びると生育旺盛の本種は一気に成長を再開しどんどん育つ。
本種の育成自体は簡単だと感じている。 本種の栽培法について誰もが口をそろえて云っている様に、『沢山の陽と風によく当て水をやり過ぎないこと』 
それだけで良い。 当然15℃以上の温度は絶対条件。 失敗するとすれば、低温か、水が多過ぎる場合が殆どではないだろうか。 無論ドライアウトは論外。
その他に通気の悪い場所では代謝が悪くなり弱る。 そして害虫の食害。
ビカクシダ原種の中で本種ほど害虫を誘引する種類は他に無い。
 本種は樹木の樹冠付近のとても高い場所に着生している。 
私の見た自生地では30m程の高い木にだけ着生していた。 
樹木の15m〜20m付近にはオオタニワタリやドリナリアが陣取っている。 
その様な高さは他の木々に囲まれており木漏れ日が当る様な場所である。 
それよりも遥か上の高い木の樹冠は他の樹木が届かないので吹曝しの強い風と直射日光が当る。 その様な場所にだけ P.ridleyi は自生していた。
 私は P.ridleyi が害虫を誘引していると云ったが、間違いなのかもしれない。
植物は病害虫から身を守る為の抵抗性機構を備えている。 其々の植物が何らかの害虫防御性物質を持っているので闇雲に食害を受ける様な事は無い。
しかし本種は節足動物全般から軟体動物に至るまで恰好の餌食にされてしまう。
単に本種は他の植物の様な害虫への抵抗性機構を備えていないだけなのかも。
理由は自生環境。 本種が着生する30m付近は湿気も無く陽射もきつい。
節足動物(特に腐食性種)がわざわざ30mまで登って P.ridleyi を食べに行くなんてとうてい考えられない。
Platycerium に絞って考察しても、殆どの原種が陰性であるので腐食性害虫への抵抗性を持っているが、本種だけが完全な陽性種であり、また着生高度を見ると、自生地では天敵(腐食性害虫)の脅威が殆ど無いと考えられる。 故に害虫への抵抗性機構を発達させる必要が無いと云う訳である。
 
 
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 2012/8/25 Platycerium ridleyi / Myanmar
 
至って健全に生育している。 この後ネスト中心部に大きな穴が空いた。
この頃はナメクジ撃退用に3種類の薬を撒いていた。 犯人は団子虫であった。
ある日、夜勤に出掛ける前に植物の状態を見てみると貯水葉の裏側からバリバリ音を立てて団子虫がネストを齧っていた。
今まで仲間が色んな策を教えてくれた。 誘引毒に殺虫剤、各種害虫避け。
数種の高価な薬を廻りに撒き散らし植物体にも毒を仕込み、濃い薬液に30分間の薬浴。 どれも効果は10日前後しか続かない。 薬代だけで小遣いは無くなるのに大した効果も無い。 2Fのベランダに吊下げても害虫から守る事が出来なかった。
もう、これ以上手間も掛けられないしお金も掛けられない。 
私の住む家は山を造成して建てた場所。 多種多様な虫達の楽園なのだ。
もう無理・・・・・
 
 
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 タイの Sitthipong Srisung氏が採取した野生個体
 
こんな草姿が理想の一つだけど、今となっては夢だね・・・・・
 
 
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 去年2013/10/30 Platycerium ridleyi / Myanmar
 
私が不在の時や忙しくて植物を見れない期間は妻が一生懸命に植物の世話をしてくれるので助かっている。 去年の10月に10日間ほど出張に出てた。
その間、妻が毎日一生懸命水をやってくれたのでネストが腐ってた・・・・・♪
根腐れしてこの後、株が縮小したし蟲共も相変わらず貯水葉を喜んで食べてるよ!
 
 まぁこんなもんよ。
 
今までは P.ridleyi の美しく誇り高い至高の草姿を夢みて栽り続けて来たけど、
もう諦めた。
 
今回は当栽培環境において P.ridleyi の害虫防御は不可能だと痛感した訳であるが
それだけではない。 日照問題においても当方では本種を美しく育てる事が不可能な事を認知した。
当栽培環境は冬季は日照ゼロになるので本種の様な陽性植物は成長を止めるだけでなく日照不足で葉緑素が壊れ植物体が枯れ込み傷んでしまう。 陽が全く無けりゃアミノ酸を添加してどうにか出来るレベルでは無いのである。
春になれば成長を再開するが古い葉は全て落ちてしまうので何時まで経っても実葉が茂る事は無い。 ただ少しづつ大きく成ってるだけで魅力を最大限に引き出す事は不可能だってこと。
本種だけではない。 P.coronarium 等の耐陰性種であっても同じ事が云える。
以前は枯らさずに大きく出来ればそれで良いと想っていたけど、至極を目指すほどに挫折感が大きくなってくる。 個体が持つ魅力を引き出す事が出来なければ意味が無い様に想えるのである。
この事は Nepenthes 大型原種についても同じ感慨である。
植物栽培において最も大事な事は日照条件である。 栽培技術なんて殆どは水加減と経験における+αでしかない。 逆にどれだけ栽培技術があっても日照条件を満たせていなければ大したものは作れない。
 
 
 
 
 
 
 
助松曽根地区八町若頭連合会の新年会
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2月1日、昨日は八町連合会の新年会だった。
各町の顔役5人、およそ40人の集まり
悪いオヤジばかりでお店も迷惑しただろうね。
私は殆ど知ってる顔ばかりだったのでかなり弾けて呑み過ぎた。
今日は二日酔いが酷いわ。
 
 
 
 
 〜 For Recreation 〜
SlipKnoT - Sulfur / 4th Album "All Hope Is Gone"
  
ギター目茶苦茶恰好良いよなぁ〜!
複雑でトリッキーなのに上手く繋いで技術高過ぎ!
ドラムにパーカッションの連打も凄く痺れる!
爺様の俺でも首を振り過ぎてしまうWA♪
 

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