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fun 2 strange plants.

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P.coronarium var.Philippines

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Platycerium coronarium var.Philippines

 I have finally gotten a real Platycerium coronarium var.Phllipines. Looks like a Marie Antoinette's curly hair.
素晴らしい個体を手に入れた! 植物を新たに導入して、こんなに嬉しい気持ちは久ぶりだ。
この胞子葉が巻き髪の如くカールするタイプのコロナリウムを知ったのは約8年ほど前になるか。
ウェブの画像では観掛ける事があるが、探してみると案外見付からない。
本当に長い間探し続けていた。タイの何処の業者も持っていなかったし、何年間もヤフーオークションをストーキングしていたが出会う事は叶わなかった・・・
『 Philippines 』なんて何処でも売ってるよ。 否、これは『 cv.White 』じゃないの?
海外の業者が『 Philippines 』として販売しているものは沢山あるが、由来が判らない上に、胞子葉の先端がマリーアントワネットの巻き髪の様にカールする個体は見付からない。 
また、近年は胞子葉の先端がカールするコロナリウムが『 cv.White 』として流通しているが、そもそも『 cv( cv;cultivar ).White 』は1個体に対する園芸品種名であり、その名を付けて良いのは同一クローン体にのみである。 子株を頻繁に出さないコロナリウムのクローンがこれだけ流通しているのは不自然であり、どう考えても胞子から育った個体群が流通しているとしか考えられない。海外の業者は命名規約や品種名についてはアバウトなので、『 cv.White 』は商品名として捉えるべきなのだろうが・・・
その『 P.coronarium cv.White 』の中からも理想的な個体には何年経っても出会う事が叶わなかった。
そんな切望の個体が遂に吾が温室へ来たのである。


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Platycerium coronarium var.Philippines

 本個体の入手は、ビカクシダ園芸の第一人者である日比野先生のお力添えで叶った。
マリーアントワネットの巻き髪の如くカールする胞子葉のコロナリウムを何年探し続けても出会えない愚かな私の事を、不憫に想われた日比野先生が時間を掛けて探してくださった個体である。
先生は海外に行く度に、胞子葉の先がカールする個体を探してくれて、何度も写真を送って下さった。
長い間、私は日比野先生のご尽力に応じる事が出来ず、先生にはとてもご迷惑をお掛けしてしまった・・・
そして漸く今回、先生が見つけて下さった個体を見せて戴いて感激した! 送って戴いた沢山の写真のデテールを見て『これだ!』と想った。
日比野先生、長い間、私なんかの夢の為に貴重なお時間とお手間をお使い戴きまして申し訳ありません。
本当に有難う御座いました。 
私なんかが先生のお役に立てる事は無いのかもしれないが、先生には是非とも恩返ししたい。


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Platycerium coronarium var.Philippines
 まだ小さい個体なのに、こんなにも葉先がカールしている。素晴らしい特質!
本記事では『 var.Philippines 』としているが、日比野先生が仕入れたのであれば、恐らくはタイ南部。 『 cv.White 』として流通していたものだと想われる。
今まで私の為に沢山のご迷惑をお掛けした日比野先生に、今回ばかりは流石に由来を細かく聞く事が出来なかった。
敢えて『 var.Philippines 』としているのは、ある一定の特質を持つ個体群を指して『 cv.White 』と呼ぶのはナンセンスな事と云う理由もあるが、私がビカクシダを始めた当時、海外の趣味家や国内の師達がクルクル巻き髪のコロナリウムを『フィリピン』と呼称したからであり、その名に『 var.;variant= 変種名』を付ける方がまだ適切であると判断しているからである。
因みに"フィリピン"と云う呼称は胞子葉がマリーアントワネットの巻き髪の様にクリンクリンにカールする個体群を指すものであり、フィリピン産のコロナリウムがクルクルの胞子葉になると云う訳ではない。


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Platycerium coronarium var.Philippines
 届いたばかりの草姿。このネストを見れば、まだ幼い個体である事が判る。
この大きさで既に『 var.Philippines 』の特質が顕著に出ている事は将来有望である!
 

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Platycerium coronarium var.Philippine
 陽の位置がどんどん低くなり、現在はPM14:00頃に約30分だけ温室に陽が入る。
その刹那的な時に夢の草姿を激写した。見ていて溜息がこぼれる・・・ 
これから吾が温室は日照がゼロになり、ビカクシダは休眠に入る。休眠中の管理が結構難しい。植物体はクロロフィルを失い殆ど代謝しないので潅水するとリゾームを腐らせて衰弱死するし、全く潅水しなければドライアウトで即枯死させる事になる。
貯水葉の保水具合を管理して無事に春を迎える事に努めたい。 来年が愉しみで仕方無い最高の個体である。
日比野先生、本当にありがとうございました。



 8th.Dec.2015  - 追記 -
今回の様にマニアックな個体や品種の由来等を記述すると、必ず海外の園芸家から賛否両論の反響がメールやメッセージで届く。ビカクシダの場合は面白い事に、原種ごとに熱心に追求する園芸家の国が違うのであるが、コロナリウムと云えばやはり熱心に栽ってるのは台湾。 今回は本記事を更新直後から台湾の栽培家から何通かのご感想を戴いた。台湾人はコロナリウムを愛でる園芸家が多く、マニアックな観点で個体を追求し品種に拘る傾向が強い。 彼ら曰く、やはり『 cv.White 』は『 Philippines 』の中の一つの園芸品種であると云う事。 
『 cv.White 』の特質は、実葉の"髪飾り"部分はノーマルで、実葉の長く伸びた先端のみがカールすると云う事である。
そして、私が『 var.Philippines 』と呼称する、『 Philippines 』の特質は、実葉の"髪飾り"部分からカールし実葉全体がカールする云う事である。 勿論『 var.Phillippines 』と云うのは一つの特質を持つ個体群を指す呼称なので、実葉のカールが少ない個体や、逆にカールが強過ぎて鑑賞価値が低くなってしまう個体も在る。
そもそも『 var.Philippines 』自体が昔から稀少な個体群であり、流通量は極めて希薄。ビカクシダ生産量世界一のタイの農園でも『 var.Philippines 』を持っている農園は現在の所は皆無だと云える。そんな稀少な個体群の中から優良個体を選別するのは至極であり崇高でさえある。
ここ数年の間に『 cv.White 』と云う記号ばかりが前面に出て、実葉がカールする個体群全てが『 cv.White 』として売られる様になった。ビカクシダはとても適当な園芸品種名で流通するので、自分の栽る個体を愛でる方は自分の目で個体の特質を見極める目を養う事を願う。




 




〜 わたしのたからものたち 〜
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妻の入院中、頑張って子供達のご飯を作ったよ

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栄養が偏らない様に野菜やお肉とお魚を食べさせた!
お味噌汁(スープ類)と卵さえ用意していればメインは一つで良い。
昨夜はトンカツ! めっちゃ美味しかった
しかし、このO太♪の顔・・・
いつもワザと変な顔するね〜

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授業参観に行ったよ
末っ子P-仔♪を自転車に乗っけてね〜
O太♪は観に来て貰うのが嬉しくて、絶えず私を意識していたけど、
自意識過剰な長女のチーコ♪は私に見られるのが恥かしいので
観に来てもらうのが嫌だった・・・
チーコ♪の参観は親子で工作する授業だったのに・・・



〜 六甲山の夜景 〜
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11月6日 六甲山山頂
妻が入院する前日、この時はまさか妻が入院するとは思ってなかった。
仕事が早く終ったので、小学校から帰って来た子供達を着替えさせて
六甲山にドライブした。

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長女のチーコ♪は六甲の夜景にとても感動していたが
好奇心が無いO太♪とP-仔♪はどうだったんだろうか・・・
O太♪は何度注意してもドタドタ走り回るから
渇を入れてやったら、半泣きになって凹んだよ

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『六甲枝垂れ』と云うイベントがあったよ
キレイだったね〜

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