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P.vassei #2.

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Platycerium vassei #2.(P.alcicorne var.Madagascar)

 今から記述する事は私主観の考察であり、何の学術的根拠及び効力もないので、参考程度に留めて欲しい。と云うのは、ヤフーブログは検索エンジンで上位に掛かり易いのか、ビカクシダを学名で検索すると本ブログ記事が上位に上がってしまう。学者でもない私が表記した変種・品種表記が拡散している事に恐れを感じた。
私は魚類飼育の癖で、植物の栽培種も品種や産地に至るまで知っておきたい性分で、学名の命名規約や品種の記載法に煩い。特にビカクシダ園芸では、殆どが登録されていない園芸品種名(胞子育苗と云う特質もあるが)で作出者が胞子育苗を大量に放出してしまうので、本来は単一クローンにのみ付けられる園芸品種名なのに、同じ親から育った苗は勿論シブクロス個体群も全て同じ園芸品種名で流通している。ビカクシダの場合は同種間での個体差が少なく、また環境下の影響で草姿も変ってしまうので致し方無い部分であると諦めている。 しかし余りにイージーでグレーな部分が多いビカクシダ園芸界。ついつい細かいウンチクを垂れてしまって今に至る訳である。
 さて、今回はPlatycerium vassei #2.の栽培記録を含む本種についての葛藤を少し書きたいと想う。バッセイと云えば前回のPlatycerium vassei #1.の栽培記録の時に本種について想うところを色々と書いてみたが、未だにまだ悩み続けている・・・
私がビカクシダを始めるよりももっと前、アフリカ大陸産のPlatycerium alcicorne と、マダガスカル島及び周辺諸島産のPlatycerium vasseiは別種とされていた。しかしゴンドワナ大陸の頃は同一種でありゲノム解析からもそれが証明された。として、その後大陸産とマダガスカル産は同一種であり、マダガスカル産はPlatycerium alcicorneの地域変異種とされ、vasseiと云う名はシノニム扱いされる事になった。ある一つの種に対して学名は一つしか認められず、学者にとってシノニムは忌み嫌われる存在である。
著名なRoy Vail氏は怒りを露にして言及している。『未だに"vassei"の札を立てて栽培している奴等が消えない』
私の海外のビカクシダ友達も"vassei"と云う呼び方に拒否反応してしまう人達がいる。
しかし私はどうしてもPlatycerium vasseiを、Platycerium alcicorne Madagascar formとする事に強い違和感を感じる。
故にここでは本種をPlatycerium vassei(P.alcicorne var.Madagascar)と呼称する。
アフリカ産と、マダガスカル島及び周辺諸島産は元々は同じ個体群であった事は解る。しかし白亜紀後期にアフリカ大陸から分裂したマダガスカル島に残った種は熱帯モンスーン気候の環境下で進化し、大陸産とは特質も特性もまるで違う植物種となっているのは明確である。アフリカ産とマダガスカル産(本物)を育てた事がある人なら、この両種の違いがただの地域変異体で無い事は解る筈。この両種はまるで別種であるのに、何故に同一種でなければならないのか。 馬鹿げている・・・


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 Aug.2013 Platycerium vassei
2013年の8月にヤフーオークションに出品されてたバッセイを落札した。左の株が親株で、右の子が親株から出たPUP増殖苗。右の子株が出品されていたが、オークション終了1分前に競り合いになり自動延長も掛かり、結局市価の3倍の値で落札する事になった。
親株のフォリッジ・フロンズに違和感を覚えたものの、ネスト・フロンズの見事な凹凸に魅了された。


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 18th.Aug.2013 Platycerium vassei #2. 
とても小さかったけど、親株のしわしわネストに一目惚れしたからとても愉しみだった。大阪の8月は1ヶ月以上40℃近くの高温になり夜間も殆ど気温は下がらないので、P.ridleyiやP.coronariumでさえも弱ってしまう。P.vasseiが自生するマダガスカル島東部は平均25℃程だと想うので心配だった。

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 25th.May.2014 Platycerium vassei #2. 
マダガスカル原産のP.vasseiは自生地の特質上栽培が困難だと云われている。P.madagascarienseやP.quadridichotomum等の栽培はコツを要し栽培が難しいとされるのと同様である。 先人達からバッセイの栽培は難しいと云う話しをよく聞かされたし、当方栽培品のP.vassei#1.の維持も極めて難しいと云う事を身を持って経験している。夏の高温に弱く、冬の寒さに直ぐに反応し、耐陰性が全く無い・・・
しかし、このP.vassei#2.は生育旺盛で冬季の日陰温室でも弱る事なく成長していた・・・
そしてフォリッジ・フロンズの形質が微妙に・・・ どんどん出るフォリッジ・・・・・?
まさかコレも交配種なのか?


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 Platycerium vassei
マダガスカル島東部のバッセイ。右はマダガスカル島のマンタディア国立公園のもの。マンタディア保護区はマダガスカル中央東部、標高900m〜1,250mの熱帯雨林ミドルハイランド。雨季と乾季があり平均気温25℃前後とされる。

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 Platycerium vassei / Olaf Pronk
マダガスカル島アンタナナリボ在住の知人Olaf氏栽培品。
私の知るピュアなP.vassei (P.alcicorne var.Madagascar)と云うのは、成熟した個体で直径約20cm程の薄いネスト・フロンズ。そのシールドには細かな星状毛が生え、形は円形ではなく、上に少し伸びた小判型で、上半部には見事な凹凸の葉脈が走る。そして特徴的なのがたった1対の薄く貧弱なフォリッジ・フロンズ。フォリッジの葉柄は短く先端の切れ込みも貧弱で葉も薄い。
以前、本種について色々と調べたが、海外ナーセリーの情報ばかりが目立ち、それらは由来がはっきり判らないものばかりで、交配種だと疑わしい個体が多く感じられた。私は本種自体を調べるのでは無く、"マダガスカルの植物"や"マダガスカルのビカクシダ"等の様に違う方向からのアプローチで本種を調べる事にした。マダガスカルを訪れた旅行者や趣味家が撮影した自生地個体を垣間見る事が叶った。
円形では無く卵型の薄い貯水葉に、薄く貧弱な短い葉柄の切れ込みの浅い、たった1対の胞子葉。自生地の正真正銘のP.vasseiは、やはりどの個体も同じ形質であった。


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 16th.Aug.2014 Platycerium vassei #2.
交配種の如く成長が早く、日本の四季の影響を余り受けない様子。またマダガスカル原産のビカクシダとは想えない程イージーな水加減で育つ・・・ そして2対以上のフォリッジを展開し、切れ込みが長めで肉厚・・・
 さて、本種についての悩みと云うのが、純粋個体としての由来である。
本種をウェブ検索してみても、ナーセリーの商品情報ばかりで、自生地情報が極めて乏しい。海外ナーセリーでの説明では成熟した個体の写真は少なく、どう見ても交配種(おそらくはP.alcicorne 大陸産 x P.vassei)と感じるものが目立つ。先述した様に、私が調べた純粋な自生地個体群のフォリッジ・フロンズは葉柄が短く切れ込みの浅い、短く薄い貧弱な個体ばかり。
この様に立派なフォリッジを何対も展開する個体は純血種なのだろうか? それに育成が簡単過ぎるのも違和感を感じる。

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 Platycerium vassei Wild collected from Madagascar / Roy Vail
ロイ・ベイル氏がサイトで紹介されてるマダガスカル島で採取した野生個体由来の栽培品。私が知る自生地個体群の草姿とは少し形が違う。この自生地採取品は葉柄が長く見た目で判る分厚い1対以上のフォリッジ。バッセイにしては立派過ぎる草姿。
昔、先輩が云っていた。バッセイには2つのタイプが存在すると。そう云う事なのか?
Siam Exotica Plantsはマダガスカル原産のアルシコルネは幅広葉と細葉が存在すると云っている。
私はマダガスカル東部に現存する沢山の国立公園や保護区の写真を調べ尽しているが、どの保護区でも私が既知する個体群から外れる特質の野生個体を見る事はない。 ウェブで見るナーセリーや権威が説明するマダガスカル島原産種の個体画像は自生地個体群と特性がずれている・・・
本種の特性としてネストの凹凸シールドを誰もが頭に浮かべるだろうが、実はPlatycerium vasseiの凹凸シールドの形質は優勢遺伝子であり、交配しても強く受け継がれるので、これの凹凸ネストを基準に純血種であるかどうかを測るのは軽率である。例えばPlatycerium Daw boy(P.vassei x P.madagascariense)を見れば解る。
こうなると頭が痛くなる。真実を知るには自生地を探索するしかないが、現実的に難しい。ビカクシダは栽培環境で草姿が大きく変る。このフォリッジの特性の違いはそういったものなのであろうか・・・?

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 Platycerium vassei
自生地の個体。この個体のフォリッジ・フロンズは先端の切れ込みが多く、10本の剣になっているが、葉柄は短く、決して大陸産のP.alcicorneの様な剣の様に長いフォリッジにはならない。

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 Platycerium alcicorne var.Madagascar / Shaun Pilly
南アフリカ在住の知人Shaun氏栽培品。彼は"vassei"否定派なのでP.alcicorne var.Madagascarとさせて戴く。彼の栽培品は純粋な個体である。この数年間、彼の栽培個体の成長を定期的に見せて戴いてると、フォリッジ・フロンズが自生地個体の特性と同様に薄く短い1対の貧弱なものだったり、この画像の様に長く伸びたりしている。本種は環境の変化で色んな形のフォリッジを展開するのは確かな様であるが・・・


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 23th.Jun.2016 Platycerium vassei #2.
去年の6月。なんか葉柄がめちゃくちゃ長いフォリッジが伸びて来た・・・
去年5月頃に本種を屋外に出す時に、これから約半年も屋外に出すんだから、ネペンテスも居ないしいいかなと想い、ハイポネックスを希釈した液体肥料のバケツにドブ漬けした。肥料あげたからこんなに胞子葉が伸びて、次々と胞子葉を出したのかな・・・? 本種のネスト・フロンズは、P.coronariumやP.grande、そしてP.bifurcatum等の様な王冠を持たない。貯水葉に王冠を持つ種は木々の落ち葉を集めて栄養にするとされており、肥料を好むが、逆にP.vasseiの様に王冠を形成しない原種は栄養塩類の乏しい環境で自生しており、その為に自生地個体は貧弱な胞子葉しか持たない個体が多いのかも知れないな。
Shaun Pillys氏や、Roy Vail氏のサイトで紹介されている野性個体採取品は栽培下で肥料を添加しているのでマッスルな草姿になっていると云う事にすると、合点がいく(マダガスカル在住のOlaf Pronk氏栽培品はどう見ても雨曝しで肥料なんて添加してなさそうだし)。
しかし、当方栽培品のP.vassei #1.にも希釈したハイポネックスを張ったバケツにドブ漬けしたけど、こんな風にならなかったけどな・・・ しかもこの個体#2.は、#1.に比べると育成がイージー過ぎるし、成長速度が早すぎる。


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 23th.Jun.2016 Platycerium vassei #2.
逆光での撮影なので判り難いが、ネストはちゃんと星状毛で覆われている。また、円形にならず小判型を形成する形質を持っている。
本種や同じマダガスカル原産のP.madagascariense、東南アジア広域に分布するP.ridleyiの様に、深い凹凸のネスト・フロンズを持つ原種が自生する地帯は比較的に雨量が多く、また風通りも良く、日照が多い場所である。地味な見た目の割りに、本種の栽培が意外と難しいとされるのは自生地環境の特質であり、その為に水加減が難しく、冬季の日照不足によるダメージに弱いのである。
なのに、この個体は水切れ寸前で草体がスカスカになっても、冬季の日照ゼロの環境下でも何事も無いかの如く良好な生育を続ける・・・???


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 5th.Jan.2017 Platycerium vassei #2.
去年5月に肥料を添加したらP.alcicorneの如く長い葉柄のフォリッジを展開したが、その後、肥料切れし、秋口に入るとマダガスカル島に自生する個体群と同じ様な葉柄の短いフォリッジを展開する様になった。 想い返せば、2013年に導入後、早く大きくしようと固形肥料を与え、希釈した液肥にドブ漬けしたらその後2014年に長いフォリッジを2対も展開していたけど・・・


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 5th.Jan.2017 Platycerium vassei #2.
正面親株から出ている3本のフォリッジ・フロンズの内、右上と正面(左下)の葉が液肥添加後に展開したもので、左上のフォリッジが、肥料が切れた頃の秋に展開した葉。
肥料の有無で草姿は大きく変る様なので、今年は5月に屋外に出す時も肥料を添加せずに生育に注目してみようと想う。
しかし、このP.vassei #2.は、やはり#1.と違い過ぎる・・・ この個体は本物なのだろうか? 
P.vasseiが自生するマダガスカル島東部と云っても、マンタディアやザハメナの様に中央東部の熱帯雨林地帯もあれば、Ambohitantelyの様なハイランド地帯にも自生している。また、Siam Exotica PlantsのHPで紹介されている本種の分布図ではベレンティー保護区周辺を指しているが、ベレンティーはマダガスカル島最南に位置しており、4月〜10月の気温が8℃前後、11月〜3月で40℃程の寒暖の差が激しい地帯である。狭いマダガスカル島内の東部でも南北及び標高差で気候が大きく違い、自生地の違いで多少の個体の特性が変ってくるのかも知れない。本種には2つのフォームが存在すると云うのはそう云う事なのかもしれない。Siam Exotica Plantsが説明する本種のフォリッジ・フロンズの細葉と広葉も2つのフォーム(地域変異)として捉える事が出来るのであろうか? そして、コモロやセイシェル等のマダガスカル島周辺諸島にも本種は自生しているらしいが、周辺諸島の個体群はどんな特質をしているのだろうか? 知りたい。とにかく今は純粋なP.vasseiの個体群を沢山見たい。
そもそも純粋な個体は現在どれほど栽培下に残っているのであろうか・・・?
海外ファームが販売している、異様に長いフォリッジや、3対も生えてるフォリッジのP.vassei(P.alcicorne Madagascar)は純粋種なのであろうか? 生産性を上げる為に肥料漬けにしただけの草姿なんだろうか? 否、純粋種のP.vasseiの栽培はコツを要するので簡単には生産出来ないのではないのか? プロだから肥料添加で生産出来るのだろうか? そして確実に大陸産 x マダガスカル産の交配種が存在しており、販売元は知らずに放出している。タイの生産者は深く追求しないのでラベル(商品名)は全く信用出来ない。
私は頭がおかしいのであろうか・・・? 気に入った個体だけを可愛がって、育てて愉しめばそれで良いだけなのに、何故に此処まで固執してしまうんだろうか。本当に好きな種だからこそ極めたいと云う想いがそうさせているのは確かだが・・・ 人気の薄い本種について踏み込んで調べる人が少なく、ニア・ハイブリッドがP.vasseiとして流通しているのを許せない気持ちも強い。 しかし大陸産とマダガスカル島産の個体群を学者がP.alcicorneとして統一した事にまで違和感を感じて、素人の私が異論を発し、マダガスカル島産をP.vasseiと呼び続ける事は混乱を招く事であり、客観的に狂気の沙汰である事も認識している。 しかし、それでもマダガスカル産をP.alcicorneと呼ぶ事は出来ないのである。


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 Platycerium vassei
最近流行のインスタグラムか、ピンタレストか忘れたけど、たまたま見つけて保存したP.vassei栽培品。海外なのか、国内の人なのかも判らない。純粋種のバッセイ。
素晴らしい個体ですね
余談であるが、Roy Vail氏は2014年に行った調査旅行では、セイシェル諸島にP.alcicorne Madagascar formの自生を確認出来なかった様である。
 今回の狂気染みた記録の原因の一端は確実に無知な生産者のせいである。商業目的至上に感けてラベルの重要性を理解せず、安易に誤品を放出する海外ナーセリーども。そして下らない(と言い切る)ニア・ハイブリッドを作り、安易に放出する生産者や園芸家達・・・ 交配は園芸家にとって浪漫であるが、打算無しで無作為に交配する栽培家を余り好意的に想えない。無作為に作出された交配種の中には草姿が悪いものも多く、そういった交配種達は栽培家の下で大切にされる事は稀であり、植物が可哀想に感じる。生命を弄ぶ行為に等しいと感じるのである。中でも凄く近い品種を交配させたニア・ハイブリッド種を作出する人には蔑みさえ覚える。
え? 趣味ってそんなに難しく考えたら面白くない? そうなんだけどねぇ・・・
 何方か、無知で哀れな私メの為に、マダガスカル産アルシコルネと呼ばれるバッセイについて色々と教えて下さい。





〜 二月三日 節分 〜
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 節分の豆撒きは中村家の大切な行事
恵方巻きも愉しみだけど、僕の一番の愉しみは真イワシの塩焼き
脂が乗ってて凄く美味しい大好物
こいつを肴に熱燗をクイッとやるのが堪らない〜

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チビらお手製の鬼面
うふふ、可愛いねゑ〜
可愛くて大切な吾子たち。
抱きしめて溺愛したいんだけど
最近は説教して泣かす事が増えてきた
言葉使いや食事のマナー、兄弟間の小競り合い等々
本当の馬鹿者に育って欲しくないから厳しく躾けてる

イメージ 18豆撒き
末っ子泣いた


Johann Pachelbel - Canon in D Major / ClassicalMusicE
ヨハン・パッヘルベルのカノン 二長調
誰もが知ってる、涙がこぼれるほどに美しい旋律
僕の子供達もみんな幼稚園で習って演奏してるから
僕がこの曲を聴いてると子供達が集まってくる。
先日、末っ子P-仔♪の発表会でチビがカノンを演奏した。


P.ridleyi Myanmar

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Platycerium ridleyi Myanmar

 新春弟一回目の栽培記録はビカクシダ・リドレイ ミャンマー産の栽培記録にする。
この個体は2011年6月に導入し、現在で5年と半年維持している事になる。 当方の栽培環境は冬季に日照が無くなってしまう事と、どれだけ努力しても害虫の食害を防ぎきれないと云う理由から、前回の栽培記録で、『当方では本種を美しい草姿に栽る事を諦めた』と投やりな気持ちを記した。 しかし、どうしてもリドレイが好きなので、その後も害虫防護の尽力を惜しまず努力し続けながら本種の維持に努めていると云う訳である

イメージ 2 16th.Aug.2014 P.ridleyi Myanmar
2014年の真夏 この頃は脳腫瘍の為に仕事を殆ど休んでおり、お陰で植物弄りを存分に愉しめた。 屋外管理にすると毎年ダンゴムシに穴だらけにされ、展開中の貯水葉が成長を停めてしまうほどの食害を受けてしまうので、この年は温室で育てた。
温室の外回りにダンゴムシを殺す毒を毎週撒き、温室内にも罠や毒薬を撒き続けた。


イメージ 3 21th.Sep.2014 P.ridleyi Myanmar
入院の数日前。 手術前は、もしかしたら目が見えなくなるかも・・・死ぬかも・・・と想っていたので、入院する前に綺麗に巻き込んだ貯水葉を作りたいと相当に努力した。温室の内外に薬を撒き続け、誘引毒を沢山仕掛け、2週間毎に草体を殺虫薬の入った大きなゴミ箱にドブ漬けして薬浴させた。 殺虫薬にどれだけのお金が掛かった事か・・・ 
しかし、ダンゴムシを防ぎきれなかった・・・ やつらは貯水葉の裏側に潜み、裏側から貯水葉を齧る。表面に穴が開く事もあるが、裏側の柔らかい表面組織は削り取られてしまい、展開中の貯水葉が萎縮して成長を停めてしまう・・・


イメージ 4 23th.Jun.2015 P.ridleyi Myanmar
ネストは毎回ダンゴムシの食害で萎縮し穴だらけにされてしまうが、実葉はなんとか茂ってくれる。 リドレイの栽培法は難しいか、簡単か? ビフルカツム系の様に暑さ寒さに強く水加減もイージーな、通年屋外に出していても勝手に育つ原種と比べると難しいのかもしれなが、普通に植物を育てる一般的な知識があれば案外簡単に育つ植物だと云える。 本種は栽培家の腕よりも、環境環境を選ぶ植物だと云える。通年の日照と冬季に温度を確保出来る場所。そして害虫が出にくい場所なら簡単に育つ。そんな場所なら春〜晩秋までベランダに吊るしておけば良く育つ。


イメージ 5 21th.Jun.2011 P.ridleyi Myanmar
リドレイの貯水葉の中を撮影してみた。ネスト中心部は根の毛が重なり合い貯水機能を有するスポンジ状であるが、ネスト表層部分は割りとスカスカで、空間を作っている。


イメージ 6 G.Tambuyukan Borneo P.ridleyi
昔、ボルネオ島のタンブユコン山に登った時の写真。40m〜50mの高さの高木の樹冠付近に着生しており、その下には20m前後の木が茂ったジャングルなので、着生しているリドレイを肉眼で確認するのが難しく、また私の望遠機能が無いカメラでの撮影は断念する他なかった・・・
イメージ 7 G.Tambuyukan Borneo
タンブユコン・トレイル Wuluh Camp 海抜884m付近。この様な木の樹冠にリドレイは着生している。この場所は通年日中25℃位で夜間は少し冷え込む。毎日午後になると激しい雨が降る。高く聳える40〜50mの高木の樹冠は強い風と日光に晒されているので、雨が降っても停滞する事なく直ぐ乾く。 こんな高木まで登ってリドレイを喰いに行くナメクジやダンゴムシは居ない(そこまで登らなくても低い場所には餌が豊富だから)。 
長い間、本種は何らかの理由で害虫を誘引していると云われ続けていたが、自生地を見た私は、本種は虫を誘引しているのではなく、害虫に対する抵抗性機構を獲得せずに進化した植物(或いは、P.ridleyi はP.coronarium から派生した原種だと考えられるので(これは私の自論)、湿度の高い低木から吹曝しの高木に適応した結果、特質も特性もP.coronarium と大きく変り、抵抗性機構を捨ててしまった)だと確信した。
殆どの植物は害虫に対する防御性物質を持ち合わせているが、天敵(害虫)が居ない場所に着生している本種がそういった抵抗性機構を備える必要は無いと云うのが私の考えである。でなければ数種のビカクシダを同じ環境で育てていて、本種だけが生育が停まってしまうほど食害されるのはおかしい。 これはダンゴムシやナメクジの食害が少ない処で育てている人には理解出来ないと想う。


イメージ 8 29th.Oct.2016 P.ridleyi Myanmar
10月末、今年は屋外でリドレイを管理(多忙に感けて放置)したが、そろそろ冷え込んで来るので温室に収容した。


イメージ 9 29th.Oct.2016 P.ridleyi Myanmar
ふっふっふ・・・ 虫食いの穴一つ無く伸びた貯水葉 2016年の5月、本種の為に10数万円を投じて屋外に高い架台を作った。薬液にドブ漬けして充分に薬浴させ、蟲が登って来れない様に工夫し、地面の薬剤散布も豆に行った結果だ。 手間隙とお金は沢山掛かったけど歓びはとても大きい こんな貯水葉は2009年の8月以来だ。あの頃は先輩達がリドレイの害虫被害の事をよく云っていた。リドレイの薬浴、袋にリドレイを密封して殺虫剤を投薬、バルサンを焚く、ナメクジの誘引毒etc... けど私にはピンと来なかった。昔住んでいた処ではナメクジやダンゴムシに食われる事なんて無かったし、団地の4Fベランダは半日陰であるが風通りがとても良く、毎朝潅水しているだけで害虫にも食われずリドレイがよく育っていた。 しかし2009年暮れに今の場所に引越ししてからは先輩達の嘗ての苦労を痛感している。


イメージ 10 29th.Oct.2016 P.ridleyi Myanmar
うわ〜堪らんなぁ、この貯水葉 リドレイはスプーンの様な胞子パッチを着けたトナカイの角の如き実葉が魅力的だけど、やはりこのキャベツの様な貯水葉が一番魅力的!
2016年の夏以降とても忙しかったので、植物の世話どころではなく屋外に吊るして雨曝しだったけど、それでも蟲に喰われる事無く貯水葉が伸びきって特大ヘゴ板の裏まで巻き込んだ
イメージ 11 
 右側からも新しいネストが伸びているよ 蟲の食害さえ防げば普通に育ってくれる。 関西の夏は40℃近くなるので貯水葉は6月位と10月位にしか出ないけど。
イメージ 12 何度見ても、どこから眺めても堪らなく素敵な貯水葉。 よく育ってくれたよ
屋外に吊るしているビカクシダは冬になるとネペンテス類を栽培している温室に収容して天井に吊るすが、温室には肥料に弱いネペンテスがたくさんあるので、ビカクシダに肥料を与えてない。以前、肥料を与えたビカクシダの真下のネペンテスが肥料焼けして枯死した事が何度かあったので、現在ではビカクシダへの施肥はタブーである。 また年中多忙な私はドライアウトを避ける為に潅水を多目で管理するので、ミズゴケ等の繋ぎは使わない様にしている。ミズゴケ植えで潅水が多いと根腐れするからね。
ミズゴケ無し、肥料無し、夏季は40℃近くの灼熱、冬季の日照はほぼゼロ、そして害虫天国。 それでもここまで育ちました。 5年半も掛かってたいして大きく育ってないけど、大切に育てているんだよ
 

イメージ 13 31th.Dec.2016 P.ridleyi Myanmar
で、温室に入れたらまたダンゴムシにやられた・・・ あんなに薬撒いたのに・・・
やはり何処からか伝って侵入されるんだね・・・。 右側から展開中だった貯水葉もダンゴムシに喰われて成長が停まったし、温室に入れてから新たに出た実葉も茎から齧られて成長が停まったよ・・・
もう食い止めるのは不可能

イメージ 14 31th.Dec.2016 P.ridleyi Myanmar
見てよコレ・・・ 展開中だった貯水葉はもう完全に成長停まってるよ。 実はナメクジなんかよりもダンゴムシの食害の方が被害は大きい。巨大なナメクジは、展開中のリドレイの軟らかい組織を好み、一晩で貯水葉の表面を結構舐め取ってしまうけど、被害は喰痕の部分だけであり、駆除が簡単である。 しかしダンゴムシのケースでは、外見では少し穴が開いてるだけに見えるけど、実は複数の個体が貯水葉の内側を全体的に齧るので、外部から見た食痕の穴は氷山の一角といってもよい。なので少しの穴が開いてるだけでも甚大な損傷を負ってる場合が多く、展開中の葉がショックで萎縮してしまったり成長が停まったりする。そしてダンゴムシの駆除は難しい。草体を薬浴させて潜んでるダンゴムシを駆除しても次から次へと着くのでキリが無い・・・


イメージ 15 31th.Dec.2016 P.ridleyi Myanmar
リドレイに開いた穴から、内側から数匹でリドレイを齧るダンゴムシを見掛ける事がある。慌てて取り除こうとするとダンゴムシは直ぐに隠れてしまう。頭に血が登った私はゴミ箱に薬液を作り、リドレイをドブ漬けして潜んでいるダンゴムシを殺すが、その後1週間ほどするとまた新たなダンゴムシが憑くのである


イメージ 16 31th.Dec.2016 P.ridleyi Myanmar
去年10月末、リドレイを温室に収容した後に展開した実葉も展開中に食害を受ける。
実葉の太い葉柄もここまで齧られると、ショックで成長を停めてしまう・・・
子供の頃はダンゴムシは可愛いと感じていた。腐食性の大人しい生き物だと想っていた。しかし今では最も忌むべき、存在すら許せないゴミだと憎んでいる
時々インターネットでP.ridleyiの画像検索する事があるけど、私みたいに穴だらけにされてるリドレイなんて殆ど見る事無い・・・ でも、私の様にナメクジやダンゴムシの食害に悩む栽培家は確実にいる訳で、そういう人達は枯らせてしまったり、ボロボロの草姿を写真に撮ってまでウェブに上げないだけなんだろうな・・・
私も努力の甲斐なく、穴だらけの食痕と成長を停めた無残な草姿を見ていると、力が抜けてしまい、もう足掻くのをやめよう・・・と想うんだけど、やはりリドレイが好き過ぎて毎年頑張ってしまう。 でもそろそろ辞めた方が良いかなぁ。報われない
何方か、リドレイの食害について悩み続けている人が居たらコメント下さい
傷の舐めあいをしましょう・・・ 最近は食害を殆ど受ける事なく普通にリドレイを育てている人達に嫉妬する様になってきたし・・・ リドレイは私にとってはストレスの元かもしれない・・・


イメージ 17 31th.Dec.2016 P.ridleyi Myanmar
展開途中で成長を停めた貯水葉のこの形を見るとストレスがMAX
今年はこのリドレイとどう向き合おうかな・・・ 模索中〜 
ただしダンゴムシの野朗は今年一年で1万匹は絶対に殺す
 最近は何故かビカクシダについて当方にメールでのご質問がけっこう多いです。
何でもお答えしますが、メールでは無く、ご質問は当ブログのコメント欄にてお願いします。 栽培情報の共有が私のモットーです。




 お正月 
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あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願い致します
元旦 家族揃っておせち料理を食べるよ

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一月二日 初詣
去年は鳳大社に行って人混みに揉まれたので
今年は母と一緒に近所の聖神社に参ったよ
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チビ達はちゃんとお願い事出来たかな?


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一月三日
水間観音に御参り
沢山の参拝者がいて賑やかだったよ
近年は持病とか増えて来て毎日欠かさず薬飲まなきゃならないし
かかりつけの病院も増えたので、今年はこれ以上病気が増えない様に
頑張らないとね




今年一番の音
Resident Evil Code Veronica Alexia's Berceause
arranged by sora
堪らない旋律 何度も何度も繰り返し聴いてしまう。
歪んだ愛と狂気
とても甘美で、とても苦痛
禍々しくて、優しい調べ
穏やかで美しい曲。

Resident Evil Code Veronica Alexia's Berceause
'Strings Version' arranged by sora
優雅で荘厳
原曲『アレクシアの子守唄』は
オルゴールであり、
カンタータでもある。
この美しい楽曲のシンフォニーをいつか聴いてみたい。

3年前のP.Dawboyの栽培記録にもこの曲を入れたけど
この曲は本当に好きだから色んなバージョンを聴きたい

P.coronarium var.Philippines

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Platycerium coronarium var.Philippines

 I have finally gotten a real Platycerium coronarium var.Phllipines. Looks like a Marie Antoinette's curly hair.
素晴らしい個体を手に入れた! 植物を新たに導入して、こんなに嬉しい気持ちは久ぶりだ。
この胞子葉が巻き髪の如くカールするタイプのコロナリウムを知ったのは約8年ほど前になるか。
ウェブの画像では観掛ける事があるが、探してみると案外見付からない。
本当に長い間探し続けていた。タイの何処の業者も持っていなかったし、何年間もヤフーオークションをストーキングしていたが出会う事は叶わなかった・・・
『 Philippines 』なんて何処でも売ってるよ。 否、これは『 cv.White 』じゃないの?
海外の業者が『 Philippines 』として販売しているものは沢山あるが、由来が判らない上に、胞子葉の先端がマリーアントワネットの巻き髪の様にカールする個体は見付からない。 
また、近年は胞子葉の先端がカールするコロナリウムが『 cv.White 』として流通しているが、そもそも『 cv( cv;cultivar ).White 』は1個体に対する園芸品種名であり、その名を付けて良いのは同一クローン体にのみである。 子株を頻繁に出さないコロナリウムのクローンがこれだけ流通しているのは不自然であり、どう考えても胞子から育った個体群が流通しているとしか考えられない。海外の業者は命名規約や品種名についてはアバウトなので、『 cv.White 』は商品名として捉えるべきなのだろうが・・・
その『 P.coronarium cv.White 』の中からも理想的な個体には何年経っても出会う事が叶わなかった。
そんな切望の個体が遂に吾が温室へ来たのである。


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Platycerium coronarium var.Philippines

 本個体の入手は、ビカクシダ園芸の第一人者である日比野先生のお力添えで叶った。
マリーアントワネットの巻き髪の如くカールする胞子葉のコロナリウムを何年探し続けても出会えない愚かな私の事を、不憫に想われた日比野先生が時間を掛けて探してくださった個体である。
先生は海外に行く度に、胞子葉の先がカールする個体を探してくれて、何度も写真を送って下さった。
長い間、私は日比野先生のご尽力に応じる事が出来ず、先生にはとてもご迷惑をお掛けしてしまった・・・
そして漸く今回、先生が見つけて下さった個体を見せて戴いて感激した! 送って戴いた沢山の写真のデテールを見て『これだ!』と想った。
日比野先生、長い間、私なんかの夢の為に貴重なお時間とお手間をお使い戴きまして申し訳ありません。
本当に有難う御座いました。 
私なんかが先生のお役に立てる事は無いのかもしれないが、先生には是非とも恩返ししたい。


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Platycerium coronarium var.Philippines
 まだ小さい個体なのに、こんなにも葉先がカールしている。素晴らしい特質!
本記事では『 var.Philippines 』としているが、日比野先生が仕入れたのであれば、恐らくはタイ南部。 『 cv.White 』として流通していたものだと想われる。
今まで私の為に沢山のご迷惑をお掛けした日比野先生に、今回ばかりは流石に由来を細かく聞く事が出来なかった。
敢えて『 var.Philippines 』としているのは、ある一定の特質を持つ個体群を指して『 cv.White 』と呼ぶのはナンセンスな事と云う理由もあるが、私がビカクシダを始めた当時、海外の趣味家や国内の師達がクルクル巻き髪のコロナリウムを『フィリピン』と呼称したからであり、その名に『 var.;variant= 変種名』を付ける方がまだ適切であると判断しているからである。
因みに"フィリピン"と云う呼称は胞子葉がマリーアントワネットの巻き髪の様にクリンクリンにカールする個体群を指すものであり、フィリピン産のコロナリウムがクルクルの胞子葉になると云う訳ではない。


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Platycerium coronarium var.Philippines
 届いたばかりの草姿。このネストを見れば、まだ幼い個体である事が判る。
この大きさで既に『 var.Philippines 』の特質が顕著に出ている事は将来有望である!
 

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Platycerium coronarium var.Philippine
 陽の位置がどんどん低くなり、現在はPM14:00頃に約30分だけ温室に陽が入る。
その刹那的な時に夢の草姿を激写した。見ていて溜息がこぼれる・・・ 
これから吾が温室は日照がゼロになり、ビカクシダは休眠に入る。休眠中の管理が結構難しい。植物体はクロロフィルを失い殆ど代謝しないので潅水するとリゾームを腐らせて衰弱死するし、全く潅水しなければドライアウトで即枯死させる事になる。
貯水葉の保水具合を管理して無事に春を迎える事に努めたい。 来年が愉しみで仕方無い最高の個体である。
日比野先生、本当にありがとうございました。



 8th.Dec.2015  - 追記 -
今回の様にマニアックな個体や品種の由来等を記述すると、必ず海外の園芸家から賛否両論の反響がメールやメッセージで届く。ビカクシダの場合は面白い事に、原種ごとに熱心に追求する園芸家の国が違うのであるが、コロナリウムと云えばやはり熱心に栽ってるのは台湾。 今回は本記事を更新直後から台湾の栽培家から何通かのご感想を戴いた。台湾人はコロナリウムを愛でる園芸家が多く、マニアックな観点で個体を追求し品種に拘る傾向が強い。 彼ら曰く、やはり『 cv.White 』は『 Philippines 』の中の一つの園芸品種であると云う事。 
『 cv.White 』の特質は、実葉の"髪飾り"部分はノーマルで、実葉の長く伸びた先端のみがカールすると云う事である。
そして、私が『 var.Philippines 』と呼称する、『 Philippines 』の特質は、実葉の"髪飾り"部分からカールし実葉全体がカールする云う事である。 勿論『 var.Phillippines 』と云うのは一つの特質を持つ個体群を指す呼称なので、実葉のカールが少ない個体や、逆にカールが強過ぎて鑑賞価値が低くなってしまう個体も在る。
そもそも『 var.Philippines 』自体が昔から稀少な個体群であり、流通量は極めて希薄。ビカクシダ生産量世界一のタイの農園でも『 var.Philippines 』を持っている農園は現在の所は皆無だと云える。そんな稀少な個体群の中から優良個体を選別するのは至極であり崇高でさえある。
ここ数年の間に『 cv.White 』と云う記号ばかりが前面に出て、実葉がカールする個体群全てが『 cv.White 』として売られる様になった。ビカクシダはとても適当な園芸品種名で流通するので、自分の栽る個体を愛でる方は自分の目で個体の特質を見極める目を養う事を願う。




 




〜 わたしのたからものたち 〜
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妻の入院中、頑張って子供達のご飯を作ったよ

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栄養が偏らない様に野菜やお肉とお魚を食べさせた!
お味噌汁(スープ類)と卵さえ用意していればメインは一つで良い。
昨夜はトンカツ! めっちゃ美味しかった
しかし、このO太♪の顔・・・
いつもワザと変な顔するね〜

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授業参観に行ったよ
末っ子P-仔♪を自転車に乗っけてね〜
O太♪は観に来て貰うのが嬉しくて、絶えず私を意識していたけど、
自意識過剰な長女のチーコ♪は私に見られるのが恥かしいので
観に来てもらうのが嫌だった・・・
チーコ♪の参観は親子で工作する授業だったのに・・・



〜 六甲山の夜景 〜
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11月6日 六甲山山頂
妻が入院する前日、この時はまさか妻が入院するとは思ってなかった。
仕事が早く終ったので、小学校から帰って来た子供達を着替えさせて
六甲山にドライブした。

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長女のチーコ♪は六甲の夜景にとても感動していたが
好奇心が無いO太♪とP-仔♪はどうだったんだろうか・・・
O太♪は何度注意してもドタドタ走り回るから
渇を入れてやったら、半泣きになって凹んだよ

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『六甲枝垂れ』と云うイベントがあったよ
キレイだったね〜

P.coronarium f.narrow fronds

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Platycerium coronarium f.narrow fronds / I Love Ferns Shop

 待ちに待った春の訪れ。でも気持ちは鬱状態が続いているなあ・・・・・
仕事に追われ過ぎて全く休めず、春休みは1日休みを取って家族で動物園に出かけよう!という子供達との約束も結局果たせず、何だか怒りが込上げてイライラする毎日だ。むかつくから仕事道具を大人買いしてやった! 
最近は子供達との触れ合いが少なくなり、時々夕食を一緒にする時にも行儀の悪い子供を説教して泣かせてばかり。 本当は抱きしめたいのに・・・
妻は毎朝4時半に起きて私の弁当を作り就寝は私より遅い。よくやってくれているのに妻に労いの言葉を掛ける余裕もない。
うそつき親父のロクデナシだなぁ・・・ 子供達は、今日は誰がパパと寝るかを争い順番で私と寝ていたが、今は誰も私と寝ていない。

 今回はビカクシダ・コロナリウムの細葉の初めての記録を書こう。



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 13th.Jun.2013 P.coronarium f.narrow fronds / I Love Ferns Shop
2年前の6月の草姿。下からあおって見上げる草姿が一番美しい。細葉のラインがとても素晴らしい ビカクシダの中でもコロナリウムはとても人気が高い。
壮大な草姿を誇りながらも美しい自然の装飾で着飾るエレガントな様はビカクシダの王様と云えるだろう。コロナリウムは分布域が広く自生地ごとにバラエティやフォームがある。 その中でも私は細葉のタイプが好みである。
この個体はタイのWannaが育てている細葉の大株数株の中から私が最も気に入った個体を送って戴いた抜擢個体である。


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 18th.May.2013 P.coronarium f.narrow fronds / I Love Ferns Shop
美しい細葉のライン。 長く垂下がる美しい実葉は靴ベラの様に内側に丸まっている。 自生地では雨季に雨が沢山降るから実葉に水の導線を作って雨水を排水しているのかな?


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 18th.May.2013 P.coronarium f.narrow fronds / I Love Ferns Shop
胞子パッチ。 胞子がギッシリ! このスプーンの様な独特の胞子嚢も本種の魅力の一つ。 エレガントな草姿に自然の装飾として最高の演出を齎している。
この様な胞子パッチを形成するのは本種とPlatycerium ridleyiのみである。


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 1st.Mar.2014 P.coronarium f.narrow fronds / I Love Ferns Shop
去年春の草姿。 さて栽培についてであるが、当方で本種を維持するには苦労が耐えない。冬季の約4ヶ月間は日照ゼロになってしまうので水を切り辛く管理するしかない。日照ゼロの中で潅水すると長い間乾かないので根腐れを起こし植物体細胞が壊死してしまうからである。 しかし辛く管理していると春になって成長を再開した時にチンマリした葉を展開してしまう。慌てて潅水するが、このタイミングがなかなか合わない。 植物体の様子を毎日みれれば判るんだろうけどなかなかそんな暇を作れない。 そして夏季は良く乾いてしまうので多忙な私は水切れを防ぐ為に潅水を多めにしなければならない。すると今度は根腐れ気味になってしまうので、保水性が高い本種の貯水葉の層を裏面からゴッソリ掻き出して切除し、代わりにミズゴケをきつく搾って植物体の貯水容積が小さくなる様にリマウントしてみた。 こうする事で春〜秋まで沢山潅水してもすぐ乾く様になった。


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 5th.Apr.2015 P.coronarium f.narrow fronds / I Love Ferns Shop
本日の草姿。去年の春先に貯水槽の殆どを切除してミズゴケにした事で管理が楽になり春先からの生育が良くなった。 爆発的にコンボで細葉の実葉を展開している。
今年の晩夏辺りの草姿が愉しみである。
しかし何時まで維持出来るのか・・・狭い温室で実葉を伸ばせないでいる。
そして通路を塞いでしまっているので低地性温室と高山性温室の行き来に苦労する。
家ではビカクシダやウツボカズラの好きなな品種のみを厳選しているのでどれもが手放せない個体ばかりである。 しかしビカクシダやウツボカズラは1mを超えるものばかり。どれもが成長するに従い温室容積を圧迫している。 ウツボカズラの大型種は大きくなったところで脇芽更新したりわざと根を傷つけて鉢を小さくしたりして株を小さくして維持している。 これってナンセンスだよな。大型種はとことん大きくする事が醍醐味であり、ウツボカズラの場合は大きく作り上げてこそ本来の巨大な捕虫嚢を愉しめるのに・・・
でも大きくしてしまうと貴重なコレクションを放出しなければならないし、でも手放すなんて考えられないし。 どうしたらいいんだろう・・・






 お 花 見 
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先日仕事が早く終って7時頃に帰宅出来たから
家族で黒鳥公園にお花見に行った
今年は花見を諦めていたのに
家の裏が黒鳥公園で良かった〜


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子供達がおおよろこび
私が帰宅すると妻がO太♪とP−仔♪を連れて
裏山に花見に行く準備をしていた。
長女のチーコ♪はションボリして泣いていた。
私は疲れ果てていたので帰宅と同時にバッタンキュー・・・
妻は、チーコ♪に一緒に行かないならパパとお留守番する様に
伝え出かけて行った。
せっかく家族揃ってのお花見なのに・・・
チーコ♪が可哀想なので、パパと一緒に行こうと誘ったが
メソメソ泣きながら『いかへん・・・』の一点張り・・・
でも露天の美味しい食べ物の話をしてやったら
『パパと行く!』と機嫌がなおったよ。
現地で妻達と合流して愉しい一時を過ごせたよ


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綺麗な桜が満開
夜店の食べ物はどれも美味しかったね
愉しかったね

P.ridleyi Thin frond

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3rd.Jan.2015. Platycerium ridleyi f.thin frond / I Love Ferns Shop
 
毎年、新春第一弾の記事はN.rajah - Thomas Alt cloneの栽培記録と決めてた。
導入した日は忘れてしまったが3cm程の小さな苗の成長過程を毎年正月に書く事が私の愉しみであった。
2009年の正月から記録を付け始め、2014年まで成長記録を6年間記してきたが残念ながら記録を付けるのを終わりにした(株は現存)。
さて今年第一弾の栽培記録は私が大好きなビカクシダ・リドレイの新しい仲間だ。
 
 
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 4th.Nov.2013. P.ridleyi f.thin frond
2013年タイ中のビカクシダナーセリーに風変わりなリドレイ(crested and long frond)が広まっていた。その年の11月にチャンタブリのI Love Ferns Shopが"crested and long frond"を初売りしたので、早速リドレイの"crested and long frond"と"Thin frond"の大きな個体を注文した。しかし『どちらも小さな苗しかない』と云われたので仕方なく小さいのを注文した。家は日照条件が悪く害虫がとても多いのでリドレイは少しでも大きな個体が欲しかったのである。
 
 
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 6th.May.2014. P.ridleyi f.thin frond
冬の沈黙から目覚め、5月になると急速に成長を開始する。 
私が買ったのは11月だったので、その後日照不足で成長が止まってしまった。 
この年にはタイでそこそこ育った輸入転売品が大量にオークションで出品されていた。
こんな事なら買う時期を遅らせるべきだったわ・・・ 
浅はかな初物喰らいの愚かさか・・・
初物喰らいの後悔は治らないけど、だからこそ後に入手不可となる一点物を所有する事も出来る訳だし・・・ まぁ仕方無いか。
 
 
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  21th.Sep.2014. P.ridleyi f.thin frond
小さい苗にも良い事はある。大きく育った植物体は新葉を展開するのに沢山のカロリーを消費するので当方では成長が遅くなってしまう。しかし小さな植物体は新葉を生成するのに少ないカロリーでも充分なので成長速度が早くどんどん実葉と貯水葉を展開してくれる。これは愉しい
 
 
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 29th.Oct.2014. P.ridleyi f.thin frond
実葉も展開する度に大きくなり素性が見えてくる。 
実は去年7月25日にP.ridleyi narrow frond(Thin frond)の栽培記録を書いたが、あの個体は"crested and long frond"であった様だ・・・
前回の記録は書き直さなければならない。 
注文した"crested and long frond"と"Thin frond"がとても小さく、見た目の判断ではWannaが双方のネームプレートを入れ間違えたのだと想ってしまったのである。
この私の間違いに気付いたのはこの年の10月に入って少し大きな実葉を展開した後の事である。 親愛なるWanna Pinijpaitoon,すみません・・・・・
 
 
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 29th.Oct.2014. P.ridleyi f.thin frond
旺盛に貯水葉を展開してくれるので、詰め物をせずともふっくらとした良い形になってきた。やはりリドレイは丸太仕立てが一番きれいな草姿を見せてくれるね。
この個体も当然害虫どもの恰好の餌食とされるがスタンダードフォームの個体に比べると被害は軽い。故に害虫対策が実り美しい貯水葉を見る事が出来た
 
 
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 29th.Oct.2014. P.ridleyi f.thin frond
何故、私が"crested and long frond"と"Thin frond"の判別を出来なかったのか、この実葉を見れば判ると想う。ここまで育って漸くこの個体が"crested and long frond"でない事が判ったが、実葉の先端が歪な形状を形成しているので私が知る生粋のnarrow form(Thin frond)とは少し違う気がする。
もう2〜3年栽り込んでみたらはっきり判る筈であるが、この個体も近年チャンタブリ中心にタイ中で出回ってる変り種のリドレイの一種なのかもしれない・・・
これは憶測であるが草体の特質と特性を見ていると・・・ P.ridleyi x 'Mt.Kitshakood'系的な臭いがとても強く感じる・・・ あくまで憶測に過ぎないが・・・・・

 
< 余 談 >イメージ 12
  私のチンプな栽培記録に何時もWannaはレスポンスしてくれる。
タイのビカクシダ業者は冷たい人ばかりだけどWannaだけは特別優しくしてくれる。
彼女はとても優しいと想う。 尊敬する女性である
 
 
 
 
 謹 賀 新 年 
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 今年はお家でおせち料理を作ったよ
詰めたのはボク! 上手でしょ〜
 
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 妻の実家に持って行って皆で食べたよ
私は胃腸炎が治った直後だったから体調が悪かった・・・
ビール2本呑んだだけでしんどくなって寝てしまった
 
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 初詣は寒かった・・・・・
去年は母と私が癌に苦しみ、そして末っ子のP-仔♪に難病発覚・・・
今年は良い年でありますように!
私の守本尊である不動明王にもお願いしたよ。
私の煩悩を取り除いて下さい。
 
 
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 P-仔♪
最近はP-仔♪の悪さに手を焼いてる・・・
お姉ちゃん、お兄ちゃんが遊んでる玩具を強奪し殴られても動じない。
逆にお姉ちゃん、お兄ちゃんがP-仔♪に泣かされる始末・・・
妻の云う事を全く聞かず本気で怒られても画像左下の様な顔で挑発する。
諭してやっても無視するのでピンタやゲンコツを食らわす事になる。
しかし殴られても平気で反省の色が全く見えない・・・
P-仔♪を見ているとラーテル(蜜穴熊)と云う動物を思い浮べる。
 
 ラーテルはイタチ科の動物で、子供番組【おかあさんといっしょ】のキャラクター、ムテ吉の元となる動物である。背中に柔軟な皮の装甲を持ちライオンの牙をも通さない。またコブラに噛まれても一時的に動けなくなるだけで1時間も寝ると活動出来る様になる。
そして性質は荒く、巨大なアナコンダに襲い掛かり頭を喰い千切ったりコブラを捕食したり、自分の身体の10倍以上もあるハイエナを追い払って餌を横取りしたりする。小さいくせにライオンやアフリカ水牛に攻撃を仕掛ける凶暴な性質である。
 以上の様にライオンやコブラなどはもちろん、ヒトさえも恐れず、何にでも手を出して食べようとする貪欲さから『世界一怖い物知らずの動物』としてにギネスブック登録されている。

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