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2019年も読書感想文メインです。たぶん。

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大学院生時代から動物フィギュアを集めている。特に海洋堂製がお気に入り。

日本の天然記念物シリーズ、深海生物シリーズ、恐竜シリーズなどなどいろんなシリーズを集めていた。家にしまってあるけれど、おそらく100以上はある。

特に気に入っているのが、日本の天然記念物シリーズの「モリアオガエル」、「ニホンザリガニ」、「ヤンバルテナガコガネ」そして「セマルハコガメ」だ。それから深海生物シリーズでは「シーラカンス」。

これはたまらないo(・∇・o)

ディテールにまでこだわった造形、つややかな質感、そして今にも動き出しそうな躍動感。単に動物をかたどったモデルではなく、自然に生きている動物の一瞬を、その表情までをも抜き出したフィギュアに価値があるのだ。

さて、少し前に妻と息子で大型おもちゃ屋さんに行ったときのこと。入り口からレジまでの導線があるんだけれど、レジ近くになると急にオトナを魅惑するおもちゃゾーンが出てくる。

これは大変、高度に戦略的な配置だ。

交渉が極めて困難な子どもの要求を適切に聞き入れ、時には拒絶し、四苦八苦して選定し、かごに入れる。これなら買っても良いかなという状態に落ち着くまでに、広いおもちゃ売り場を行ったり来たりし、店員にアドバイスを求め、費用対効果を換算するなど、様々な判断が要求される。

レジに到着すると少しほっとする。一仕事終えた気分だ。ところが急に自分の欲求に気付く。何か自分にご褒美があっても良いんじゃないかと。

その高度な戦略にはまったかどうかはさておき、久しぶりに動物フィギュアを購入した。といってもこれまでの動物フィギュアとは一線を画す企画モノだ。

その名も「ご当地解剖図鑑シリーズ」http://www.asunaro-co.jp/lineup/kaibouzukan/index.html。その中でぼくは近畿限定「近江牛」を購入した。確か640円くらい。動物フィギュアの中では高級な部類に当たる。

サイトを見ていただければ説明するまでもないと思うけれど、その名の通り、解剖、っていうか内蔵が透けて見えるようになっている。筋を見せるウシもいたけれど、やはり臓器の方が構造、配置、種類の上で大変興味深い。特徴的な4つの胃のある消化器系、肺、心臓、子宮などに焼き肉屋で目にするホルモンとしての名称が記されている。

分かりやすい対応表も別添されていて、勉強になる。

解剖図鑑は、動物に限っていない。記憶にあるものでは、鳴門の渦潮、沖縄のシーサーもあった。ちゃんとした解剖学的なフィギュアもあれば、笑いをねらったようなものもある。

今ぼくの職場のデスクには、内臓が透けて見える近江牛フィギュアが飾られている。躍動感のないそのフィギュアは、むしろ理科室にある人体模型に近い。でもホルモン名が記載されているので、気味の悪さよりも、食欲を思い起こさせる不思議なフィギュアだ。

「ゾウの祖先、水辺で生活=3700万年前の化石分析−英米チーム」こんなニュースがあった。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2008041600694

非常に興味深い。ゾウの祖先が水辺で生活していたという可能性は以前から示唆されていた。

以前読んだ新書「解剖男(遠藤秀紀 著)」によると、ゾウの腎臓は分葉腎(腎臓が複数のパーツに分かれている)で、他に鯨とかホッキョクグマとか海に近い生物以外にない。だから、ゾウの祖先は海に近いところで生活していた可能性がある、ということだった。

そして著者は、ゾウの鼻が長い理由についても言及していた。つまり、ゾウのシュノーケリング仮説で、ゾウはシュノーケリングをするために鼻が長くなったということなのだ。うん、すごい。

ということで、ゾウの腎臓についての研究を調べてみると、以下のような論文(サマリーのみ)があった。

http://www.blackwell-synergy.com/doi/abs/10.1046/j.1439-0264.2002.00381.x?cookieSet=1&journalCode=ahe

意訳すると、

アジアゾウにおける腎臓の構造
 メスのアジアゾウの腎臓構造を肉眼及び光学顕微鏡により観察した。左腎は楕円、右腎は丸い形状をしている。左腎は、全長31センチ、重量2950グラムである。右腎は、全長34センチ、重量3250グラムである。肉眼所見では、両方の腎臓とも6葉に分かれている。うち4葉は、最深部で融合しており、不完全分葉腎であると考える。組織切片において近位及び遠位尿細管を観察した。多くの腎小体は糸球体とボーマン嚢により構成される。しかし、ボーマン嚢は他のほ乳類よりも大きい。

ほほう。ゾウの腎臓はものすごく大きい。しかも3キロもある。新生児くらい。さすがゾウ。

ちなみにもうちょっと調べてみたら、ウシも分葉腎のよう。アレ?海関係なくない?

ん?ウシの腎臓ってそんなだっけ?学生時代にウシを解剖したときの記憶を手繰り寄せる。

・・・

ああ、確かにごつごつして、分葉していた。思い出した。

こう考えると、ゾウのシュノーケリング仮説はちょっと信用できないかも知れない。今回の研究の結果も、淡水付近での生活のようだし。

進化はおもしろい。今の動物の祖先がその昔どういう生活をしていたのか想像する作業はロマンティックだ。連綿と受け継がれる生命の系譜。その一つの流れが今のヒトであるし、その他の動物もそうなんだ。

ゾウが太古の昔、海に潜っていたかどうかは定かではない。けれど、今のゾウの解剖学的所見から進化の道筋をかすかでもうかがい知れるかもという想像力こそが、人間の知性であり、すばらしい能力だと思う。

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NHKの動物番組「ダーウィンが来た」で先日、シーラカンス特集をしてました。http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program096.htmlちょっと前までシーラカンスが泳いでいる風景の撮影に成功したとかがニュースになったほど、シーラカンスは魅力的であると同時に、その生態は謎に包まれてました。

この番組では最新のシーラカンスの映像が流され、さらに驚いたのが、実際に泳いでいるシーラカンスをダイバーが触る映像!大興奮 (*>ω<)o"

水深100メートル以上も潜るダイバーがいるのです。体調を完全に管理し、ボンベを6つもかついで、深い海を探索する。プロの潜水士が偶然にもシーラカンスを発見し、触れてみる。

人間の体は深い海を潜るように作られていない。一方で、シーラカンスは海の深いところでゆったりと生活している。本来なら出会うはずのない生き物が奇跡の邂逅を果たす。ロマンです。

たまりません (;´ω`)ハァハァ

アフリカに生息するシーラカンスは青みがかった色をしていて神秘的(ちなみにインドネシア産は茶褐色)。

かれこれ5年以上前に清涼飲料水MIUのおまけに海洋堂の深海生物フィギュアがあって、それを買いまくっていた記憶がある。その時に当たったシーラカンスは今でもお気に入りなのです。やっぱりシーラカンスはアフリカ産の青がかっこいいよね。

これも5年以上前の話だけれど、デパートのロイヤルコペンハーゲンでシーラカンスの陶器の置物(全長1メートルくらい)が1体200万円で売られていた。本気で購入しようかと思ったけれど、当時は家賃5.5万円の6畳のアパートに住んでいたので、置き場が無くあきらめたんだ。今も売ってたら買ってしまうんだろうか。いやいや、子供の養育費に充てられるんだろうな。

シーラカンスはロマンだ。少なくともぼくにとっては。

宇宙旅行が実現化するという話を聞くけれど、深海旅行も現実化して欲しい。ぼくは顧客になります。

イルカ進化論

 千葉県の海岸にイルカの乗り上げが相次いでいる。

 様々な原因が列挙され、いずれもそれなりに説得力はあるけれど、いずれもしっくりこない。

 磁場、海流、寄生虫、感染症、自殺説…。原因の究明は続いているけれど、はっきりするのかな。

 これがマグロだったら海の恵みってことになるかもしれないけれど、イルカだし、別に好き好んで食べようって気にもならないし、食品衛生上の観点から処分するようお達しされている。鯨類座礁対処マニュアルってのが水産庁から平成16年に出されていて、それに則して今回のイルカは処分されている。

 岸に乗り上げるイルカの数は年々増えているらしい。頭の良い哺乳類の代表格ともいえるイルカが、どうしてあんなことになってしまうのか。

 そこで一つの仮説を新たに提唱したい。

 イルカ進化説。

 イルカは進化しようとしている。海に戻そうとしているのは人間がそれに気付いていないからではなく、無意識下にそれを知っていて、進化型イルカと現在の人類の競合することを恐れて進化を阻んでいるのだ。

 イルカとヒトには共通点がある。ほ乳類というだけではない。哺乳類の中で体毛に覆われていない種は実は少ない。それが人間とイルカの共通点であり、進化のカギを握っている。かつてヒトとイルカの祖先は同じであったが、一部が迫害されて海へと逃げた。それがイルカの先祖であり、数百万年の時を経て、現在のように全く異なる種へと進化した。

 しかし、イルカは覚えている。ヒトに追われた大地のことを。そして戻ろうとしている。ゆっくりと時間をかけて、自らの楽園を取り戻そうと。人間はイルカの保全を訴えているが、それは海への隔離を意味している。ヒトはイルカを恐れている。

 今後ますます岸に乗り上げようとするイルカは増えるだろう。多くの年月がかかるだろうけれど、いつしかイルカは地上で暮らせるようになる日がくるかもしれない。そして今度は、ヒトが海へと追われるだろう。

 えーっと、真剣に読んでくれた人(いるのか?)。完全にウソ八百なので忘れてください。たまにどうでもいいことを書きたくなるんだ。

みなぞうについて

 今年も残すところあとわずか。思い返せば多くの惜しい人が亡くなりました。プロレスラーの橋本真也さんや仰木監督なんかが思い出されるところ。

 だれかが亡くなるのは悲しいことで、今年いちばんビックリしたのは「みなぞう」が死んじゃったことでした。

 みなぞうとは、新江ノ島水族館で10年間も飼育されていたミナミゾウアザラシのこと。体長は4.5mで体重は2トンという巨体。新江ノ島水族館のアイドル的存在で、CMなんかにも起用されてるわりと有名な動物です。

 昨年、初めて新江ノ島水族館に行って、みなぞうを見たんだ。人間って今まで見たことのない物体、しかもそれがあまりに大きいと、認識できないだけじゃなくって、何か違うものだと勝手に信じ込もうとしちゃう。いわば認知的不協和。そしてゆっくりとミナミゾウアザラシだと分かってきて、不思議な感動が生まれたのでした。あまりに大きな生き物は、脅威というよりも驚異。あんなにデカイ生き物が地球上に存在しているなんてとにかく驚いたのでした。

 さらに、あんなに大きいのに動きがスムーズで芸までできる。さらにビックリしたのと同時に、芸を仕込んだ人とみなぞうとの長い期間で構築された信頼関係を感じたのです。

 みなぞうの生活する場所には、ゴマフアザラシも数頭いっしょに住んでいて、こっちは体長1mちょいくらいかな。日本にやってきたときにはみなぞうが新入りで、しかもゴマフアザラシの方が大きかったらしい。だから今ではすっかりサイズが逆転しているのに、ゴマフアザラシの方が態度がでかく、アニキ風を吹かしているそうです。

 みなぞうは今年の10月4日に急死しました。享年11歳。冥福をお祈りします。

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