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2年生大会に続く、1年生大会の結果をまとめておこう。 1年生大会は2年生大会と同様に8人制(キーパー含む)であり、10分ハーフ(2日目は12分ハーフの模様)。24チームが参加し、6グループに別れる。初日は4チームによるリーグ戦を行い、1〜4位を決める。そして、各グループの同順位を集め、2日目は3チームでグループを形成し、1位になれば決勝戦がある。 なお、後で知ったけれど、初日に1位になれば、決勝戦以外に3位4位決定戦、5位6位決定戦があるとのこと。1位通過チームは必ず1試合多く経験できるのだ。 さて、1年生たちにとって、夏の大会(2年生まで参加のトーナメント方式)は1回戦負けなので、公式戦で勝ったことがない。ちなみに特にレポートにまとめていないのは、息子が前半早々に交替させられたこともあり、あんまり覚えていないからだ。 2年生大会で主力であったエースのMくん、背の高いSくん、スピードのあるNくん、そしてうちのぽっちゃり長男の4人が主力メンバー。この4人は厳しい2年生大会を経験し、しかも3位リーグで優勝という嬉しい結果を得ており、自信もついているし、モチベーションが高い。 とはいえ、その他の1年生は試合慣れしていないし、体力や技術の面でも開きがある。チームのプレイヤー能力に差が生じており、それをいかにカバーし、大会を通じて伸ばすことができるかが課題と言えよう。 ポジションは、エースMくんが右のFW、息子が左のFW、スピードNくんがMF、長身SくんがDF。息子は前の大会で得点をとっているので、今大会でも2〜3点はとりたいと意気込んでいた。 さて、記憶が新しいうちに大会レポートを作っておこう。 <4チームリーグ戦:初戦> 大会の初戦は入りが難しい。緊張したり、舞い上がったりする。体が硬くなったり、視野が狭くなったり、パニックに陥ることもある。それでも主力4人は、落ち着いてプレーし、チームをけん引する。スペースで待つことを覚えつつあるMくんがエースらしく前半で2点奪う。後半もMくんが1点奪い、ハットトリック。M母はビデオの録画ボタンを押し忘れるという珍プレー。チームは3-0で危なげなく勝利。息子も左サイドで奮闘し、ゴールに迫るが点を奪えず。右利きにとって左サイドはなかなか難しい。 とはいえ、1年生にとって公式戦で初めて勝利した記念すべき試合となった。 <4チームリーグ戦:2戦目> 相手は手強く、一進一退の攻防が続く。ややうちのチームが押し気味。後半に怒涛の攻めを見せ、ペナルティエリアないでハンドとなり、PK獲得。Sくんが1年生と思えない強烈なシュートを放ち、先制する。これは勝てたかと安堵したのもつかの間、カウンターを喰らい、やや飛び出しすぎたキーパーの脇をボールがすり抜け、同点になる。1-1で試合終了。勝てる試合だったのを引き分けに持ち込まれた。息子は頑張っていたが、得点できず。ボールに絡むし、シュートを打つが、入らない。 <4チームリーグ戦:3戦目> エースMくんがここでも得点し、1-0で勝利する。息子は、Mくんのシュートを押し込む(押し込まなくても入っている…)が、オフサイドの判定。厳しい。練習でまだちゃんとオフサイドを習っていないんだな、これが。たびたびオフサイドを取られるが、まあ仕方ない。その他に、飛び込んでボレーを打つが、ゴールの上。惜しいシーンではある。息子なりに頑張っているんだけど結果がついてこない。 チームは得失点差で2位となった。2戦目の引き分けが悔やまれるし、3戦目の息子のオフサイドも悔やまれる(というか申し訳ない気持ち)。ともあれ、負けることなく初日を終えることができた。 息子は初めて3試合連続フル出場。合計すると1時間も試合しているので、体力的にかなり辛いだろう。帰りはタクシーで爆睡だった。得点という結果は出なかったけれど、本当に良くやったと褒めてやりたい。 <2位3チームリーグ戦:1戦目> この試合の相手チームはいわゆるクラブチーム。平日も練習し(うちは土日祝だけ)、コーチは給料をもらっているらしい。要するに強い。たまたま同一グループ内に強いチームがいたために、2位通過になったらしい。毎大会、優勝候補の一つ。 前半から相手に押し込まれる。相手のシュートがゴールポストに当たる。肝を冷やす。何とかこらえて欲しいと祈るが、ゴールを奪われる。1点ビハインドで前半を終える。 後半は押し返す。しかし、チャンスは作るが、ゴールを奪えない。応援にも熱が入る。難しい体勢からMくんがボレーシュートを放ち、ゴールに吸い込まれる。歓喜。これで同点。 一気に流れが変わる。さらに押し気味に試合が進む。相手チームのキーパーがペナルティエリアの少し外(ほぼ正面)でボールをキャッチしてしまう。こういうプレイは1年生大会ならではの微笑ましさがあるが、試合の趨勢を左右するクリティカルなミスでもある。それだけ相手のクラブチームは追い込まれていた。 キッカーは長身Sくん。キック力がチームでダントツに強い。低学年の大会ではキック力の強さが個人のそしてチームの強さに比例する。Sくんの存在はチームにおいて必須になっていた。シュートを放つ。しかし、金属音を上げてゴールポストに跳ね返される。が、ボールがSくんに戻ってくる。跳ね返ったボールをさらに強烈にシュートし、ゴールネットに突き刺さる。これで逆転。 この後の数分間はものすごく長く感じた。キーパーも体を張って止め、何とか凌ぎきる。終了のホイッスルで劇的な逆転勝利をものにした。 <2位3チームリーグ戦:2戦目> この試合引き分け以上で決勝に進めることがすでに確定している。応援する親たちの期待感は高い。ここまで負け知らずの子どもたちもテンションが高まっている。 相手チームは、2年生大会の決勝戦の相手。要するに全員攻撃、全員守備作戦。この戦術は低学年の試合では決して侮れない合理性がある。戦術の理解は1年生にもできるほどシンプル。カウンターには弱いが、そんなに強いキックを蹴れる低学年はそうそういない。 試合開始。ラグビーのように押し込まれる。相手チームはゴツい。そして、1名素早い選手がいる。うちのチームはカウンター要因として、息子とMくんは前線に残っている。対する相手はキーパーを除いた全員が攻める。人数の差もあり、決壊する。前半で2点奪われる。対するカウンターでチャンスを作るが、決めきれない。Mくんもチャンスで外す。息子もあと一歩で外す。 後半キックオフでSくんがドカンと蹴り、息子とスピードNくんが飛び込むが、二人が重なり、ほんの少しで届かない。次の1点が勝負どころだが、相手チームが奪う。これで0-3。時間はまだある。カウンターが初めて成功し、Mくんが決める。1-3。追いつきたいが、逆に相手チームに追加点を奪われ、4-1。息子は即座のスローインで相手に当てて、跳ね返ったボールをボレーシュートするという荒業を見せるが、決まらない。結果、大量失点で今大会初の敗戦。 チームはこの大量失点が響き、2位グループで3位となった(全チーム1勝1敗)。 結果的には相性が悪かったといえるし、前線に2枚残すのも決勝進出を狙う上では最善の策とは言えなかった。しかし、1年生の試合にどこまで何を求めるかは難しい。引き分けを狙った作戦を1年生がちゃんと実行できるかは怪しいし、作戦を変更することにもリスクがある。今大会は私はコーチ側のベンチに入っていなかったので、どういった指示があったのかは知らない。 敗戦したからといって、コーチや子どもたちを批難する気には全くなれないし、そんな資格もない。むしろここまで良くやったなと褒めたい。この数ヶ月間でみんなすごく成長した。息子は5試合フル出場でかなり疲れたと思う。敗戦後の悔し涙は、さらなる成長に繋がることだろう。 今大会で息子はFWでありながら、ゴールできなかった。むしろオフサイドで1ゴール帳消しにしてしまった。悔しいのは本人だ。左サイドのFWという難しいポジションで今後も起用されるか分からないが、色々と課題は見えたことだろう。 私は次男の体調不良があり、閉会式には参加できなかった。チームごとに選ばれるMVP(コーチが推薦する)は、長身Sくんだった。キャプテンとして、ディフェンダーとして、そしてキッカーとして多方面に活躍した余人をもって代え難い逸材と言える。 ここで親目線で息子とサッカーについての考えを示しておきたい。 コーチからは平日に練習があるチームにも入ってはどうかという勧めがあった。エースMくんは乗り気のようだ。うちの息子はまだそこまでのやる気ではないみたい。 平日の練習となると、共働きの我が家ではなかなかに難しいし、ほかの子どもたちの親も共働きが多い。交代制でどこかの親が帰りのお迎え行かなければならないが、とにかく親の負担が大きくなる。 我が家ではまだ結論は出ていないが、どこまで息子のサッカーのために時間をかけるかという悩ましい問題に直面している。 サッカーを通じて、規律を学び、協調性を磨き、体力がつけば良い程度に考えてきた。何かチーム・スポーツをすることは、今後の人生においてきっと役立つと、自分の人生を振り返ってそう思っている。今でもバスケをしているからこそ、人間関係を広げることができたし、生まれ育っていない土地でもコミュニティを形成することができている。 息子は将来、サッカー選手になりたいと実に子どもらしい夢を持っているが、どう贔屓目に見ても難しい。小器用だが、決して運動能力が高いとは思えない。私も運動神経は良くない。逆上がりはできないし、泳げない。足は速くないし、体が硬くしなやかでない。 息子のことは羨ましく輝いて映る。中学生の頃にハンドボール部に所属していたが、レギュラーにはなれなかった。スポーツの公式戦で活躍したことなんてほとんど記憶に無い。これだけ若いうちに試合経験が積めるのは貴重なことだろう。 一方でサッカーだからこその悩みかもしれないとも感じる。さらにレベルアップするための選択肢が現実に用意されている。トップの選手は世界の舞台で活躍している。小学生の大会運営もしっかりしており、教育も含めた選手の育成にきちんと目が向けられている。協会で内紛しているどこかのスポーツとは大違いだ。 そして、贅沢な悩みとも言える。この大会でほとんど出場できなかった1年生もいる。そういう親からすると、家から遠い試合会場まで行ったのに出場機会が少なく、貴重なお休みを2日間も使い果たしたと感じても仕方ない。こういう温度差はこれからますます開いていくことになる。 息子はたまたま4月に生まれたから、他の子より体力的にも精神的にも成長する時間があったことで恵まれている。本人が真剣にサッカーをしているのは、優越感に浸れるからかもしれない。 息子の意思はなるべく尊重したい。とはいえ、どこまで息子がサッカーに、そして私たち親がどこまで息子のサッカーに人生を捧げることができるかについて、判断しなければならない時期に来ている。うーむ。
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長男は小学校1年生で、すっかりサッカー少年になっている。 母親に似て器用で、父親(私)に似て体がゴツい。1年生にしては足元のテクニックがそこそこあり、胸板が厚く、当たりに強い。 ただし、体が重いので、足は速くなく、スタミナが不足気味。 現在所属しているサッカーチームは、高学年、中学年、低学年の3つに分かれている。息子は普段から2年生と合同で練習している。2年生は人数が少なく、1年生は人数が多い。気まぐれな2年生に比べて、1年生の方がまじめに練習に取り組んでいることもあり、一部の1年生は既に一部の2年生を追い抜いている状況だ。 そんな中、10月に2年生大会が開催された。8人制(キーパー含む)で、10分ハーフ(たぶん)。2年生は7名いるが、コーチの分析では戦力にカウントできるのはうち5名。よって3名足りないので、1年生から選抜して連れて行くことになった。 1年生ながら絶対的なポイントゲッターとして期待されているエースのMくん、背が高くキーパーもこなせるSくん、線は細いがスピード豊かで負けん気の強いNくん、そしてぽっちゃりしているうちの息子の4名が選抜された。 MくんとSくんはレギュラー確定で、息子はNくんの控えという位置づけ。そして、2年生も2名ベンチ入りしているので、果たしてどれだけ息子の出番があるものか。 さて、所属チームに話を戻すと、今の3年生はたいそう強い。よって、昨年はこの大会でかなり上位の成績を収めたとのこと。しかし、その煽りを受けてか、今の2年生のモチベーションは低い。一つ上の学年と比較されて、やる気を失っている。そのため、練習にも身が入らず、サボりがちなのだ。 よって、今の低学年チームは強くないものの、今の1年生にとっては、頑張れば2年生を追い抜かせると考えているようで、モチベーションが高い。コーチ陣も今年ではなく来年が本番と考えて、経験を積むために1年生を4人連れて行っているようだ。 そのため、今大会の目標は、「せめて1勝しよう」というささやかなもの。とはいえ、頼りない2年生と経験が足りない1年生の即席チームなのだから、まあ妥当な目標なので、親もさほど期待せず大会に挑んでいる。そもそも公式戦で得点すら決めたことがない。せめてゴールシーンが見たいものだというのが正直なところ。 今大会は、24チームが参加し、4チームの6グループに分けられる。各グループでリーグ戦を行い順位を決める。そして、各グループの同順位となる6チームを集めて、3チームごとの2グループに分ける。各グループでリーグ戦を行い、3チーム中1位同士が決勝戦を行う。要するに1位の中の1位、2位の中の1位、3位の中の1位、4位の中の1位を決める。 いきなりトーナメントで負けたらすぐに終わりという大会ではなく、5試合は保証されている。決勝まで進むと6試合経験できるというわけだ。 チームの作戦は、シンプル。堅守縦ポンサッカーだ。フォーメーションは3-1-3。バックスの3人は2年生が担当。1人で中盤をこなすのは最も背が高く身体能力の高い2年生。最も遠くまで投げられるので、全てのスローインを担当する。キック力もあるのでコーナーキックも担当する。フォワードの両サイドは1年生、フォワードの中央とキーパーは1年のSくんと2年生で試合によって入れ替わる。 とにかくスローインも含めてどんどん前にボールを送り込み、シュートまで持ち込み、あわよくばゴールを奪う。現実的で勝ちにこだわった分かりやすい戦略だ。 さて、記憶が新しいうちに大会レポートを作っておこう。 <4チームリーグ戦:初戦> 結果は0-0のスコアレスドロー。息子の出番はなし。息子の出番がなかったこともあり、記憶が既に曖昧。とにかく守りきって、勝ち点1をとれて良かったなぁと。安堵した。 <4チームリーグ戦:2戦目> まさかの圧勝。キックオフ直後の縦ポンがゴールまで飛び、キーパーがまさかの後逸。詰め寄ったエースのMくんが押し込みゴール。これが記念すべき公式戦初ゴールとなる。そして、開始3分でMくんがハットトリック達成。既に勝敗が見えてくる。もう一人の1年生フォワードのNくんもゴールを奪い、大勝モード。素行と態度の悪い2年生バックス陣が「あれ、弱くない?」「カスい」などと率直過ぎる感想を漏らし出し、親たちは苦笑い。 後半になり、3人メンバー交代。よって、息子が初出場の機会を得る。 後半、相手チームのキックオフ。直後、ボールを息子が奪う。そのまま中央突破。たいして足は速くないが、体は強いので、2人に囲まれてもドシドシと突破。そのままシュート。あっけなくキーパーをすり抜けゴールに吸い込まれる。本大会初得点。良い思い出ができたなと私は大満足。 しかし、まだ終わらない。相手ゴールキックをそのままペナルティラインで奪い、難なくゴールして2点目。そして、中盤でボールを奪い、4人に囲まれて、もつれながらシュートし、3点目。ハットトリック達成。この試合ベストゴールと言って良いような素晴らしいゴールを決める。 ちなみにその日、息子は2点目の記憶をすっかり無くしていた。「2ゴール決めた」と頑なに主張するが、ビデオで見直すと「3点だった」とようやく認めるほど。うーむ、何点とったかって、本人にとってさほど大事なことじゃないのかなぁ。 ちなみにエースのMくんはこの試合で5点を決める。結果、11-0で圧勝。本大会の目標を達成した。本当に良かった。 <4チームリーグ戦:3戦目> 押し気味に試合を進めるも、前半にゴールを奪われる。キーパーが防いだかに見えたが、ゴールラインを割っていたとの判定。そのままチームもゴールを奪えず。初の敗戦。息子は後半から登場。息子が出場した後半の方が機能していたのではというのが、Nくんのお父さんの感想。Nくんはまだ小柄なので、2年生大会だと体の大きさが重要かもしれない。 こうして4チームリーグ戦の3試合が終了。1勝1敗1引分という、喜びも悔しさも味わえる展開となった。結果、チームはリーグで3位となり、3位リーグに進出する。これで初日は終了。 <3位3チームリーグ戦:4戦目> 今大会、最もアツかった試合。前半に2年生キーパーのゴールキックが相手チームに当たりそのままゴールになるという非常に残念な失点をする。小学生らしい失点だが、失点は失点。1点ビハインドとなる。 前半の終わりにスローインから右サイドをエースMくんが抜けだす。綺麗にセンタリングを上げ、1年生のキーパーもできるSくんが冷静にシュートし、ゴール。決して簡単なゴールではなかったが、美しく同点に追いつく。全試合通じてのベストゴール。そして、見事に作戦が活かされたゴールでもある。 後半になりNくんと交代し、息子が出場。走り、ぶつかり、前進する。試合終了間際に右サイドで息子にボールが転がってくる。弾んだボールをボレーシュートするが、ディフェンダーに惜しくも当たり跳ね返る。そのボールを2年生が蹴りこみ逆転。 逆転された相手チームのキックオフ時に息子が素早く飛び込みすぎ、キックオフのやり直し。ちょっとした時間稼ぎになり、コーチが小声で「ナイスプレイ」と言ったのはここだけの話。懸命に守りきり、逆転勝利。難しい試合を勝利し、勝ち点3を得る。 <3位3チームリーグ戦:5戦目> この試合を勝つと、まさかの決勝戦に勝ち進むことになる。チームは意気込むが、得点を奪えない。一進一退の攻防を続ける。後半から息子が出場。初戦以外は全て後半から出場できている。 うまくゴール前に走りこみキーパーと交錯するが、わずかに及ばず、得点できない。しかし、相手にもチャンスを与えることもなかった。結果、スコアレスドロー。 残り2チーム同士の対戦結果によって、決勝進出が決まることとなった。5戦目の相手が2点差以上で勝つと、決勝進出できないが、1点差以上で勝った場合にはPK戦で決めるとのこと。引き分けあるいは4戦目の相手が勝利すると、我がチームの決勝進出が決まる。 結果、4戦目の相手が前半早々に得点し、後半も追加点を決め、2-0で決着。見事、チームの決勝進出が決まる。これで6戦目まで経験を積むことができる。4試合目に逆転勝利したことが非常に大きい。 <3位チームリーグ決勝戦:6戦目> いよいよ決勝戦。息子はベンチスタート。さすがに決勝まで来たので相手も強い。まずデカイ。「あれ2年生?」という子がいる。モヒカンと茶髪もいる。見た目のガラは悪い。うちのチームは態度と素行が悪い。ヤンチャ同士の対決となった。 6戦目の相手チームの作戦は全員攻撃、全員守備。序盤はキーパーまでフィールドプレイヤーとして駆け上がってくるほど。体格を活かして、ゴリゴリとラグビーのように突き進む。対するこちらは縦ポンサッカー。蹴りだし、カウンター。しかし、相手も全員が必至で自陣に戻る。 低次元ではあるが、やっている方はしんどそうなサッカーが展開する。エースのMくんだけがぽつんとハーフライン手前で待っているが、なかなかボールは飛んでこない。そうこうするうちに前半終了。 後半から息子が出場。小雨だった空模様の雨脚が強くなる。私はコーチの人数が足りないということで、4戦目からコーチとしてベンチ入りしている。ベンチの子どもたちに傘をさす。結構、寒い。 息子は懸命に体を張るが、試合は動かない。相手チームに押され気味だが、耐える。一番のチャンスシーンが訪れるが、Mくんのシュートはキーパーに止められる。そして、タイムアップ。PK戦に突入。 本大会のPK戦は、3人までで、それ以降はサドンデス。息子はキッカーとして6人目なので、まあ回ってこないだろうとたかをくくって一安心。シュート力はたいしたことないのだ。そして、キーパーは2年生に交替するという采配。これがどうでるか。 うちのチームは先攻。最初のキッカーはスローインからコーナーキックまで任された長身の2年生。ズドンと決める。後攻の相手チームのPKを2年生キーパーがセーブ。これは大きい。 そして、エースのMくんが2番手のキッカー。手堅いと思っていたら、キーパー正面のゴロとなりあっさりとキャッチされる。お父さんによると緊張していたのではないかとのこと。エースは繊細なのだ。後攻の相手チームはあっさりと決める。 3番手はこの試合でキーパーをこなした1年生のSくん。しっかり決める。後攻の相手チームも決める。4番手と5番手の2年生が決め、後攻の相手チームも難なく決める。 ヤバい、うちの息子の番になった。私の評価では、息子のキック力はたいしたことがない。遠くに飛ばすことができないという消極的な理由で、縦ポン作戦ではフォワード採用なのだ。それでも最近、やっと蹴ったボールが浮くようになってきた。フットサルコートではコーナーキックを任されることもある。 PK戦は責任の所在がはっきりしやすい。中田やバッジョがPKを外し、肩を落とす後ろ姿を思い出す。PK戦は残酷だ。失敗すると「お前のせいで」という誹りを受けかねない。デリカシーとか思いやりとか思慮の薄い低学年ならなおさら。 頼むから決めてくれ。遠くベンチから息子の丸い背中に向かって祈る。 審判が笛を吹く。息子が助走する。右足を振りぬく。ネットを揺らす。 遠目ではどこに蹴ったのか分からなかったが、キーパーが反応することなく、ゴールが決まった。嬉しそうに両手を飛行機にして走り、仲間に駆け寄る息子。 祈りが通じた。いや、息子の成長を父親である私が正確に把握していなかったのだ。あれだけ強いキックができるようになっていたとは。 そして、直後のPKを2年生キーパーが止める。ベンチでコーチと一緒にガッツポーズ。なんと優勝したのだ(3位リーグでだけれど)。 優勝チームには金メダルが贈られる。小さいけれど、息子にとって初めてのタイトルだ。ちなみにMVPはキーパーの2年生。PKで2度も止めたのだから納得だろう(コーチが推薦するらしい)。 こうして、2年生大会は十分過ぎる結果で幕を閉じた。まだまだ幼いと思っていた息子がちゃんと成長し、結果を残した。本当に立派だと思う。 11月には1年生大会がある。今度はレギュラーとして出場できると思うが、それだけ責任も大きくなる。次もこうしてハッピーなレポートが書けることを楽しみにしている。
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日曜日に家族でデパ地下に行ったときのこと。 |
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1歳8ヶ月になる息子は、絵本が大好きだ。 |
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「保険証ない中学生以下3万人」ということが今朝のテレビで報道されていて、びっくりした。 |

で完成させ...


