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私の勤務する幼稚園で、今日運動会が行われた。 毎年、9月の中旬に行っているが、なぜこの時期なのか?というと、 1 夏の暑さが過ぎ、スポーツの秋といわれるように、体を動かして遊ぶのが心地よくなる時期である。
2 子ども達の体力がついてきたり、運動面での発達が見られる時期である。 3 夏休みが終わり、学級のみんなと一緒に取り組む意識が育ってくる。 4 年齢にもよるが、それぞれに友達の動きを意識したり、チームでの競争やリレーなどの団体での動きを楽しんだりできるようになる。 などを考えている。 地域によっても取り組みは異なるが、私の住んでいるところでは、「運動会」と言えば、地域のお祭り的な要素も含んでくる。そのために、保護者の他に祖父母、兄弟姉妹、地域の方々(町内会、老人クラブ、小学校、幼稚園関係者)などたくさんの人が応援する中で開催されている。 その「起源」はというと…Wikipedia(事典)では… 明治7年(1874年)、海軍兵学校で、東京大学予備門で英語教師イギリス人ストレンジの指導で行なった競闘遊戯会がはじまりという。 その後初代の森有礼文部大臣が体育の集団訓練を薦めるため学校で運動会を行なうようになった。
と書かれていた。最初は「体育の集団訓練」をするために行われたということで、小学校でも春先に行い、入学したての1年生にとって、集団行動をとっていくための一つの機会となっている。 幼稚園でも、考え方にもよるが、マスゲーム的なものや、いわゆる鼓笛隊という訓練して身に着けていくようなものを長い時間掛けて教え込むところもある。でも、幼児期に本当に必要な力は何なんだろうか?と考えさせられるところも多い。私の幼稚園では、子ども達の「やりたい」、「もっと早く走りたい」、「玉入れに勝ちたい」という子ども達の意欲や思いを大切にしながら、一人一人が自分の持っている全部の力を出し切ることを目当てに取り組んでいます。目標は一人一人違っていいのです。みんなが一等を取れるわけではない。運動能力に秀ででいる子もいれば、友達に優しくできる子もいる。描いたり、表現したりするとぴか一の子もいれば、アイディアが豊かな子もいるのです。運動会は、体を動かすことが主になりがちですが、子ども達のもっている全部の力を発揮して、一人一人のよさを引き出していくことができたときに、本当に充実した、互いに喜び合える運動会になるのではないでしょうか。 今日の子ども達は、いつもと違う雰囲気で、戸惑ったり、おだったりする姿もありましたが、今まで蓄えてきた力を出し切り、「やった、頑張った!」「楽しかった!」という思いが残るもになったと思います。私自身も、子ども達から多くの感動をいただきました。 その中で、おとといに尾てい骨を打って昨日は歩けなかった子が「先生、ぼく今日歩くから」とやってきました。いざ“かけっこ”の番になって、照れくさそうに歩き出したA君。「A君はお尻が痛くて、やっとの思いで歩いています。力いっぱい歩いているんです。応援をよろしくお願いします」と私がアナウンスすると、会場が温かい目でA君をみて、途中小走りになったものの痛さがあり、でもみんなの声援の中で最後までゴールしたのでした。 感動を生み出してくれた子どもたち、そしてそれを支えてくれたたくさんの方に感謝が一杯で、なんだか心も満たされた一日でした。
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姫路のmikiさん、息子さんの運動会も昨日だったのですね。姫路でも秋めいてきたのでしょうか?スポーツをするにはもってこいの季節になりましたね。
2006/9/17(日) 午前 8:27 [ gbp*j37* ]