げん氣の扉

幅広い人財啓育を行っているグループダイナミックス研究所(GDI)のオフィシャルブログです。

全体表示

[ リスト ]

「実は私、かつて左遷されたことがあるんですよ」
こう切り出したのは、ある信託銀行常務取締役。いまや幹部の地位にあるだけに、意外とも思える言葉
です。
「30代半ばで支店の次長になり、チヤホヤされていたのですが、部下の不祥事の責任をとらされ、小さな証券会社に飛ばされてしまったのです」。

エリートコースをはずれた途端、ごくわずかな上司、同僚を除いて「あの人ももう終わりだ」とばかり、
周囲の目は急に冷たくなりました。それまでが順風満帆だっただけに、普通ならここで崩れてしまう
ところです。

「私も、支店の屋上で天を仰いで、もう終わりかなとも思いました。しかし、すぐに気をとり直して、
開き直りの精神でいくことにしたのです。首を切るなら切れ、俺は精いっぱいやるぞと、覚悟を新たに
したわけなんです」。

そして出向先の会社では、打ちひしがれるどころか、逆に人一倍働いたのです。幹部に対しても、単なる
批評やぐちではなく、経営上の提案を筋道を立て次々と行ったのです。さらには二年後、しかるべき業績
をあげた後、銀行の幹部を訪ね「本店に戻してくれ」と直訴し、栄転を得たとも語ります。

左遷といえば、大手総合商社の社長も、課長時代に相場の失敗でヒラ社員に降ろされたことがあったとの
ことです。大変なショックで、辞めようとさえ思ったのですが、なんとか気を取り直したといいます。
あるインタビューに答え、その社長はこうアドバイスしています。

「みんな不運の時代を経験しろとはいいませんが、とにかく粘り強くなければいけません。頭がいいとか
悪いとかいう、能力の個人差は知れたもの。仕事にしろ何にしろ、執ようなぐらい食らいついていくこと
です」。

二人のねばり精神の奥にある共通点は、「問題から逃げない積極的な心構え」にあるといえます。
彼らは問題にまともに取り組んでいく、厳しい態度を身につけていたのでしょう。
ついては、先の常務取締役氏はアメリカのハードボイルド作家、レイモンド・チャンドラーの小説に出て
くる次の有名なセリフが好きだと言っていました。

「タフでなければ生きていけない。やさしくなれなければ生きている資格がない」。

閉じる コメント(2)

顔アイコン

お初です♪
ブログ読ませてもらいました
記事の書き方など上手ですね♪
私の記事の感想など聞かせて頂けると嬉しいです。

2015/3/27(金) 午後 1:12 [ ゆうママ ]

顔アイコン

ちょっと気になったのでコメします♪
記事を幾つか見せて頂きました♪
文章が私より丁寧でとっても参考になりました♪
まだ×2、ダメダメなブログではありますが頑張って更新するので見て下さい☆

2015/5/14(木) 午後 8:02 [ ユイ ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事