げん氣の扉

幅広い人財啓育を行っているグループダイナミックス研究所(GDI)のオフィシャルブログです。

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「人間の心は、庭園のようなものである。よく手入れをすれば、美しい庭になるが、手入れを怠ると
荒れ放題になる」。
ジェームス・アレンの著書『人は考えた通りの人間になる』の一節を引用しながら、ある企業の社長が
語ったことがあります。

「人は何の役にも立たない考えや不純な思いの雑草を取り除いて、正しい有益な考えや、純粋な思想の
花や果実を、自分の心の中に育てていくことができるのです」。

いってみれば人は、自分自身の心の専属の庭師といえるのです。
私たちはよく、運とか、偶然といった言葉を口にしがちです。金持ちを見ては「運のいい人だ」と言い、
頭の良い成功した学者を見ては「恵まれている」と言います。また出世していく人を見ると「何をやって
もついている」と評するのです。それに対して、その社長はこう反論しました。

「彼らの成功の裏に隠されている努力や、苦しみや、何度となく繰り返された失敗を見ていない。どれ
だけ犠牲を払い、どれだけ夢を信じ続けてきたかを知らないわけなんです」。
人の行為には必ず努力があり、結果があります。「心の庭師」として、どのような目標を設定し、いかに
努力をするかが結果を左右するのであって、運によって決まるのではないというのです。

かつて男子バレーボールチームがミュンヘン・オリンピックで優勝した時、キャプテンの中村祐造氏は
こう語っていました。
「選手のロッカーのドアの内側に、たとえばジャンプ力をあと30センチ伸ばす、というように各選手の
上達目標を書いた紙を貼らせました。毎日練習の前にそれを読んで、自分の目標を自分自身にしっかりと
言い聞かせ、コートに出るようにさせました」。

大学駅伝の強豪・順天堂大学においても区間の自己目標を各選手に書かせ、それに向かって自己イメージ
を描かせることによって、チームが覇者になれたという話を聞いたことがあります。

無言ならぬ有言実行、自分には必ずや何々ができるという「プラスの自己イメージ」を描き、それを言葉
にして決意表明することを自己宣言(セルフ・アファーメーション)といいます。

冒頭の社長は、こう結論づけます──。
「企業も同じです。社員が何を目標とし、どれだけ自己宣言するかに応じて、企業は考えた通りの企業に
なるのです、必ずや」。

見方を変えれば、積極的自己宣言が運を呼ぶともいえます。“幸運の女神は、前髪しかない”ので、早く
AIA自己宣言の完成度を高めてください。ただ、弱肉強食のような風潮が強まる中、不運と思われる人に
出会ったら、その人を勇気づける度量を強者は持って欲しいものです。


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