げん氣の扉

幅広い人財啓育を行っているグループダイナミックス研究所(GDI)のオフィシャルブログです。

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米国の環境団体「ワールドウォッチ研究所」が、国連や各国の研究機関の資料をもとに発表した
「世界情勢2000」によると、近年、飢えに苦しむ人口は減少傾向にあるが、これに対して、
食べ過ぎやファストフード等の急増に伴う栄養の偏りによる太り過ぎ人口が増加して、世界では
太り過ぎは、飢餓人口と同じ12億人(2000年の世界の総人口約60億人の20%)と報告しています。
この傾向は、先進国だけでなくブラジルおよびコロンビアのような発展途上国でも強まり、
今や肥満は世界中の大きな問題となっています。

また、ワシントン大学健康指標評価研究所(IHME)が188ヵ国の最新のデータをまとめた世界肥満実態
(GBD)調査によると、世界中で肥満が増え続けており、過体重と肥満の人の数は、1980年に8億8,500万人
だったのが、2013年には2.5倍の21億人にまで増加したとのことです。

しかしながら、ダイエットには不明な部分が多く、実施困難なところがあり、最終的な成功への
道も必ずしも明らかにされていません。ダイエット(diet)は、「規定食」という意味であり、
美容や健康保持のために、食事の量や種類を制限することです。その語源は、古代ギリシア語の
δίαιτα (diaita ディアイタ、「生活様式(生活習慣)」「生き方」)といわれています。

このdiaitaという語はdiaitasthai(生活を導く、リードする)やdiaitan(分離する、(飲食物を)
選ぶ)という語と関係があるといわれています。このギリシャ語diaitaがラテン語の diaeta、 
中世ラテン語のdieta(日々の仕事、食事の許容(量))、古フランス語の13世紀頃のdieteを経て、
英語に入ったものなのです。

なお、英語の diet には、同綴異義語があり、「(現代ではデンマーク・スウェーデン・日本などの)
国会」(通例 the Diet と綴る)などの意味もあります。これは、「日程」「日々の勤め」などを
意味するラテン語 dieta に由来しています。dieta は、ラテン語 dies(「日」の意)の派生語と
して扱われていましたが、実際には、前掲のギリシア語に由来する diaeta の変形であって、従って、
英語の二つの diet は同根の語源を持ちます。(フリー百科辞典「ウィキペディア」より)

1980年にワシントン・ポストが実施した調査では、アメリカでは過去70年間で26,000件のダイエット
の方法が発表され、それらの方法で成功した確率は200人中10人にすぎなかったといいます。
そのわずかな成功者も、減量体重を維持できた人は一人だけで、最終的成功者は0.5%にすぎなかった
そうです。

また、ワシントン大学のクリストファー・マーレー教授(公衆衛生学)も 「過去33年間に、肥満
人口を減らすのに成功した国はひとつもないことが判明しました。肥満は世界的に増え続けています」
と、語っています。

ダイエットを始める人たちが直面する最も大きな難題が、「減食により減量を達成しても、減食を
終了すると、体重が元に戻ってしまう」いわゆるリバウンドです。そのメカニズムについて、
元・日本薬科大学健康薬学科講師の大前巌氏は、「食物を摂取する際のエネルギー貯蔵庫の大きさと
関係している」と説明しています。

つまり、日頃、運動を心がけている人は、身体に大きな運動エネルギー貯蔵庫が形成されているのです。
この貯蔵庫が大きい人は、食物を摂取しても、直ちに脂肪として貯蔵しないで、運動エネルギー貯蔵庫
に保管します。

しかし、日頃運動しない人は、この貯蔵庫の必要性がないので、運動エネルギー貯蔵庫が小さいのです。
このために、摂取した食物の大部分のエネルギーは運動エネルギー貯蔵庫でなく、脂肪組織へ貯蔵され
ることになるのです。

ダイエットの必要な人が、ダイエットを実施し、減量達成後、何故元の体重に戻るのか、その回答は、
ダイエットの必要な人は、通常、運動習慣が無く、大きな運動エネルギー貯蔵庫を形成していないから
です。

従って、ダイエットを成功させるためには、運動の習慣をつけて、エネルギー貯蔵庫を確保することが
最も重要です。そのための運動量の目安としては、毎日平均12,000歩以上のウォーキングが必要だと
いわれています。

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長寿の第三の秘訣「腹八分」は、健康法として多くの人に知られていますが、その十分な効用に
ついては意外と知られていません。しかしながら、長寿の人達は、この効用を経験的に理解し、
自分の身体を医者や薬に頼らず、腹八分を万能薬として用いているのです。

例えば、暴飲暴食やストレス過多などで胃が痛み始めたとき、普通は病院へ行き処方された薬を
飲んで、痛みを軽減させます。これで一安心すると、食事については以前と同じように摂取する
ことになりがちです。そのままでは、胃の負担が軽減されることはないので、再び悪くなる可能
性が高いのです。

一方、腹八分を実践した場合はどうでしょうか。腹八分とは、食欲に対してその食欲より少ない
量の食物を食べることです。食欲は体力に応じて現れるので、食べる量が食欲の80%であれば、
残りの20%分の体力は自分の身体の回復のために用いられます。

つまり、自然治癒力のおかげで次第に回復していくわけです。従って、常に腹八分を継続していけ
ば、次第に自然治癒のための体力が向上し、免疫力が向上していくことになるのです。

断食や少食健康法の効用については、まだ不明なことが多いようですが、身体の自然治癒力の
著しい増強にあると考えられています。この自然治癒力の発現の理由としては、「飢餓(きが)と
いう危機状況に身体をさらすことにより、自らを助けようとする異常な力が発現する」と考えられ
ています。

腹八分は、断食や少食健康法と本質的に同じ効果を期待した健康法ですが、これらより非常にゆる
やかなものです。断食や少食健康法は、治療法として医師の指導のもとに行うのが好ましいのです
が、腹八分は、運動体力にも全く影響せず、誰でも安心して実施できます。しかも肥満、高血圧、
糖尿病などの生活習慣病対策に非常に良いとされています。

昔から健康法のバイブルのように知られている貝原益軒の「養生訓」にも、「飲食はひかえめに。
満腹をさける。飯の多食は不可。口腹の欲をおさえる。腹七・八分の飲食。少食の効果。過食の
急死。多飲、多食の患い」、「食べることが少ないと、脾(ひ)胃(い)(漢方でいう胃腸)」の中の
ゆとりができて、元気がめぐりやすく、食物が消化しやすくて、飲食したものがすべて身体の養分
になる。したがって病気になることが稀で、身体も強くなる」と、過食を戒め、腹八分の効用を
指摘しています。

腹八分は、免疫力の向上になるので、生活習慣病だけでなく、あらゆる病気の予防となり、健康
維持向上になります。そして、病気に対して、医薬に代わる自衛のための武器として用いること
ができるのです。

ただ、腹八分を続けることは決して容易なことではありません。昔から、食欲は健康のバロメー
ターといわれてきました。健康の証だといって、食欲にまかせてついつい食べ過ぎると、たちまち
腹十分もしくはそれ以上になってしまいます。腹八分を継続するには、自己管理能力が求められる
のです。

さらに、腹八分は老化を防ぎ、寿命を伸ばすうえでも効用があると考えられています。ネズミに
よる多くの動物実験で腹八分(食餌制限)により、平均寿命、最長寿命が大幅に延びることが認め
られており、がんなどの病気を抑える効果も認められ、さらに、老化に伴う蛋白質合成の低下が
抑制されることが確認されています。

また、免疫の中心的役割をするのはT細胞ですが、このT細胞を成熟させるのが胸腺です。腹八分
(食制限)は胸腺の萎縮を遅らせる働きがあります。即ち、腹八分は免疫の中心であるT細胞の
活性を維持させる作用があります。このことは、腹八分が老化を防止するということを意味します。

これらのことから、現在、腹八分がヒトにも応用できる可能性のある老化制御の最も有力な方法
の一つと考えられているのです。

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長寿の第二の秘訣は「くよくよしない」ということです。前回で述べたように、生きがいを失うことが
最も病気になりやすいのですが、くよくよするようなことでも、いつのまにか病気になってしまうもの
です。くよくよする程度のごく弱いストレスでも、実は大部分の病気の原因となっているのです。

「くよくよしない」という言葉は、心の健康法の代表的な言葉として用いられ、一般にもよく知れられ
た言葉です。言い換えれば、「くよくよする」ことは、心の健康を害することとして最も知られている
ので、ここでは、心の健康を害する代表的な言葉として用いることにします。

心の健康を害することには、くよくよする以外に、心配、不安、苦悩、絶望、憎悪、失意、怨恨、悲嘆、
怒り、嫉妬(しっと)、敵意、恐怖、孤独、罪悪感など多くの悪い感情があります。いくら肉体的健康に
ついて十二分に注意していても、精神的要因を考慮に入れず悪い感情が長期間続くと、知らず知らずの
うちに病気になってしまうことがよくあるのです。

徳川家康は、心の健康に気をつけた戦国武将としてよく知られていますが、家康は、部下が報告に来た
時、怒りが込み上げてくると、心の中で、

「腹を立つるは人の道にあらず」
「腹を立つるは人の道にあらず」
「腹を立つるは人の道にあらず」

と三度唱え、まだ怒りが収まらなければ厠(かわや)へ行って、同じことを繰り返して戻ったと言われて
います。これは一怒一老であり、逆の言葉は一笑一少(笑うと少し若がえる)です。

健康を維持するためには、家康のように悪い感情を一刻も早く心の中から消し去る努力を続ける必要が
あります。このことは決して容易ではなく、それぞれの人々がそれぞれの方法で実践し、会得(えとく)
できるものだといえます。そして、悪い感情をいつでも短時間に消し去ることができるようになった人々
や、性格的にいつも明るく行動できる人達が長寿を達成しやすいと考えられるのです。

くよくよ、不安、心配などの悪い心の状態を放置すると、身体の免疫力が低下して、あらゆる風邪や腹痛
などを始めあらゆる病気の原因となるのです。逆に、良い心の状態を継続していけば、身体を良くして
いくのです。良い心の状態とは、生きがいを持って行動している状況です。希望に燃えて行動することは
最高ですが、単に何かに向って、必死に行動することも良いといわれています。また、スポーツ、音楽、
読書、映画、詩歌などの趣味を楽しんだり、社会奉仕活動なども良いといわれています。

こんな話を聞いたことがあります。
ギリシアの哲人ピアスが海で遭難したときの話です。海が大荒れに荒れ、船は転覆してしまいました。
船員も乗客も死に物狂いで陸を目指して泳ぎ、しんがりに船主と哲人ピアスが素っ裸で、フラフラになっ
てやっと浜にたどり着きました。

「ああ、これで万事休す、すべてを失った!」と、船主は天に叫び、顔を砂に埋めて号泣しました。
「オレは全財産を身に付けている」と哲人は、空に高々とこぶしを振りながら叫ぶと、「えっ!?」と、
船主はその声に驚いて哲人を見上げました。

「私は全財産を失ったのに、あなたは全財産を身に付けているという。あなただって素っ裸ではないか、
何を身に付けているというんだろう」。
「物は必ず失うものだ、人間だって死ねばすべてがなくなる。いま、オレは生きているじゃないか。
生きていれば、オレには考える力がある。頭がある。それがオレの全財産だ!」と、両耳に手を当てて
から、ゆっくりと自分の頭をなでまわし続けたという話です。(海藤 守「考えの革命」実務教育出版、
より)

また、精神科医の斎藤茂(しげ)太(た)さんが実行しているのは、「はらたち日記」です。腹が立ったこ
と、悔しかったこと、つらかったことなどを書き連ねる小さな日記帳です。さまざまなネガティブな感情
を、書くという行為によって、一回、自分の外に放り出すのです。そうやって距離を置くことにより、
悪感情は浄化されてしまうというのです。

後になって、その日記帳を読み返してみると、人は案外つまらないことに腹を立てたり、悔しがったり
していることがわかり、自分の器の小ささを反省するよい機会にもなるというのです。(斎藤茂太「いい
言葉はいい人生をつくる」成美文庫、より)

それでは、「くよくよ日記」を書いてみたら、どうでしょうか。

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今や、日本は世界でもトップクラスの長寿国になってきています。平成10年には百歳以上の人達が
約1万人だったのが、今年平成28年には6万5692人にのぼっています。長年、百歳以上の人達について、
その長寿を達成できた健康法などについて調べてこられた、元日本薬科大学健康薬学科講師の大前巌氏
によると、長寿の秘訣として三つ要因があげられるといいます。すなわち、(1)生きがいを持つ、
(2)くよくよしない、(3)腹八分、で

第一の「生きがいを持つ」ことは、時に医学の常識では考えられないような強力な作用を身体に及ぼす
ことができるといいます。それは、末期がんの患者であっても、「生きがい」を与えることで、信じら
れないような自然治癒力が生じてその病を回復させることができるほどだというのです。

逆に「生きがいの喪失」は、健康を害し、病気になってしまうほどです。多くの長寿の人達は、この
生きがいの身体に及ぼす効果を体験し、その効用の大きさを認識できたおかげで、いつも生きがいを
持って生き続けられたと考えられます。

オーストリアの心理学者のビクター・フランクルが書いた『夜と霧』(霜山徳爾訳、みすず書房)は、
人間が苛酷な条件下で生き抜くためには生きがいほど大切なものはないことを証明した貴重な体験記と
いえます。

著者が過ごしたアウシュビッツ強制収容所では、ごくわずかの人が生き残っており、フランクルもその
一人でした。強制収容所で生き残れた人は彼のように、どんなことをしてでも生き延びて何かをしたい
と強い決意と目標を持っていた人だと言われています。

例えば、1944年のクリスマスから、1945年の正月の間には、収容所では未だかつてなかった程の大勢の
死亡者が出ています。このことについて収容所の医長も、この原因は囚人の多数がクリスマスには家に
帰れるだろうという、世間で行われる素朴な希望に身を委せた事実であると考えられています。つまり、
この期間に、労働条件、栄養状態、天候の悪化などによるものでなく、生きる目標の喪失により免疫力
が低下し、発疹チフスなどの伝染病になり死亡したことを指摘しています。

生きがいは、仕事でも趣味でも家庭でも何にでも求められます。人それぞれですから、「生きていく上
での張り合い」を強く感じられるものであればよいと思います。

では、まだ何も生きがいを見出せない人の場合はどうしたらよいでしょうか。まず、現実を見ることで
す。人間は困難な問題に直面すると、とかくその現実から逃避しようとしがちですが、結局は何も解決
しないまま悩み、苦しみ続けるだけになりかねません。現実を受け入れることは簡単ではないかも知れ
ません。

しかし、だからこそAIA精神で気持ちを強く前向きに切り換え、「あるがままを受け入れる」心構えで、
現実を肯定することから始めようではありませんか。その現実の世界を一歩一歩改善し、少しずつ解決
の方向を模索するのです。その過程で、自分の夢や人生の目標や目的、志(こころざし)を明確にしていく
ことができるのではないでしょうか。そうなれば、自分の生きる意味や哲学・信念もはっきりしてくる
でしょう。

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かつて、ある日曜日に見た映画で、「典子は、今」というのがありました。サリドマイド
障がい者の辻典子さんが、自ら主演した自伝映画です。手も腕もない典子さんが、足の指を
使ってミシン針に糸まで通し、洋裁をする姿は、初めはショッキングでしたが、典子さんの
明るい行動性にぐいぐい引き込まれて、五体満足な私たちが、逆に勇氣づけられてしまうの
です。

特に私の印象に残ったのは、典子さんがこれまでの人生の節目節目で、
「私はやるの。やってみる」。と、自らに言い聞かせて新境地にチャレンジする姿です。

「人間は自分で考えた通りの人間になる」。
といわれていますが、私たちが典子さんのように、積極的な生き方をするにはどうしたら
よいでしょうか。「積極的な自己宣言」が第一歩です。

「毎日忙しくて、いやになっちゃう」とか「どうも体調がよくない」「上司が認めてくれ
ないから、うまく仕事ができないのだ」「どうせ自分にはそれができない」という言葉を
よく使っていないでしょうか。これは自分で自分をダメにしていく「消極的な自己宣言」で、
自分の可能性を抑えこむ“心の目隠し”といわれています。こうした目隠しをはずすには、
どうしたらよいでしょうか。

それには、AIAでは「私は……である」「私は……できる」「私は……することを決意する
(志(こころざ)す)」の三段階の、前向きの「積極的な自己宣言を創っています。ためらって
いる間に、チャンスは逃げてしまいかねません。典子さんのように、プラスの自己暗示を
かけるのです。なぜなら、私たちは知らないうちに、マイナスの自己暗示にかかって、身動き
できなくなってしまうことが多いからなのです。

「私は……である」という自己宣言を創るときは、自分の人間性(パーソナリティー)の
特徴を積極的に表明した宣言文を作るのです。そして、そのイメージを心に焼き付け、それが
まぶたの裏にはっきりと浮かんでくるようにします。宣言文を三十秒間、心の中で繰り返す。
これを毎日、少なくとも三回は実行するのです。

そして、日常の生活に戻ったら、「自分で宣言した事柄は、すでに実現しているかのように
平然と行動する。そうすれば、いつの日か必ず、宣言した事柄が実現するだろう」と言って
いた心理学者がいました。

私たちも心の持ち方をプラスに変えて、遺伝子をONにして、人生を生き抜きましょう。

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