肩・肘・手・指

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全10ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]

[ 次のページ ]

TFCC
そう、これは
手関節の尺側の痛みなんですけど、
「三角線維軟骨複合体」と言われる
次の3つで構成されているそうです。

場所
橈尺間を直接支持する三角靭帯(橈尺靭帯)
機能的尺側側副靭帯である尺側手根伸筋腱腱鞘床
尺側関節包

ややこしいので、図!

イメージ 1


症状
手関節尺側(小指側)の痛みです。特に手関節を回外(手のひらを上に向けるように手関節を捻る)したり回内(手のひらを下に向けるように手関節を捻る)したりした際に痛みを感じます。

治療
基本的には手関節を動かさないように装具で安静にして治療します。
症状が続く場合は関節鏡を行ったり尺骨(前腕{肘関節と手関節の間}の小指側の骨)を短縮する手術を行います。

程度にもよると思いますが、
病院では、
尺骨を短くする手術もあると!
そういうことらしいです。

結構、多いですよね!

手が着けない。
ドアノブが回せない。
タオルが絞れない。
手関節を尺側すると痛い。

また図!

イメージ 2



症例:40代 女性 主婦 (6850) 平成31年3月27日再診

主訴:左手関節の痛み。
現病歴:昔からよく痛めていたが、最近更に悪化した。
所見:手関節を回外して手を着くと痛い。尺骨茎状突起の圧痛あり。

施療
観る( 一一)
 →あ〜左のお外腹斜筋が弱いだろうな〜
 →案の定、筋力70%。

仰臥位で膝を抱えて、下行結腸リリース。
 →筋力正常となる。
 →しかし、まだ手を着くと痛い ( ̄0 ̄)

外腹斜筋が弱いなら、
前鋸筋も弱いはず。
 →弱かったので、腋窩に他L父して保持。
 →筋力正常となる。
 →しかし、まだ手を着くと痛い ( ̄0 ̄)

おかしいな〜

なら、痛みのラインで!

尺骨茎状突起を押して痛みのラインを追う ( 一一)
 →案の定、横隔膜(前方)にありました!
 →タッチして待つ。
 →痛みが激減!

でも、まだ痛むというので、
再度、痛みのラインを追う。
 →先ほどの圧痛部位は痛みはなくなりました。
 →付近の別の所の圧痛点から痛みのラインを追う。

烏口突起(上腕二頭筋腱付着部)で止まる。
 →タッチ。

更に、上腕二頭筋と三頭筋を挟んで、
筋間中隔まで通すイメージで保持。

手を着いてもOK!

考察
この方はバイトで農家にお手伝いに行かれていました。
作物を左手でちぎって、
斜め後ろにある桶に入れるという動作の繰り返しだったそうです。

本当のTFCCではなかったかもしれません。
でも案外と簡単。

私は、痛い所は痛む動作や圧痛を観る所に使っています。
がから、私の場合は主となる施療ポイントではありません。

形状的に尺骨が橈骨よりも著しく長いとなるらしいです。
そうなると、冒頭に書いたように、
手術で尺骨を切って、橈骨とのバランスを作るらしいです。

そう言えば、
去年、
母「娘の右手首を観て貰えませんか?TFCCと言われているんですけど」と電話がありました。
私「良いですよ」
 →その時はTFCCは知りませんでした<(_ _)>
 →電話を切ってから、ネットで調べて知りました<(_ _)>

で、
東京から来てくれました(@_@;)

テニスで痛めてから、
大好きなテニスが出来ないとの事。
手関節回内で痛み。手関節背屈制限がありました。

その時は、
右肘関節をリリース。
右外腹斜筋タッチ。
右小胸筋のカウンター。
右寛骨臼の縫合調整。

これで痛みは治まりました。

これ1回で、
その後は、テニスの試合にも出れたそうです。<(_ _)>

以前は、この手の症状は苦手でした。
何故なら、痛い所を施療していたからです。

よく考えて欲しい。

発生学的には、
体幹から腕や脚は生えてきます。

体幹の安定がないと、
四肢はおかしな使い方を強いられます。
 →痛む場所は酷使されて、犠牲になっている。

施療の手順は:
体幹の安定筋の異常を解決してから、
四肢の近位を観る。
最後に痛い所。

発生して行く順序でやった方が、
理論的には良いと思うのですけど。

でも、
学校では痛い場所の原因部位を解剖学的に学びます。

そして、
その部位の施療を習います。

そして、
中々、寛解しません。

そして、
安静にさせる。

そして、
時間とお金を頂く。

おかしいじゃろ。
教育は恐ろしい。


開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

症状の根本を施療する。
根本施療。

巷では色々と書かれております。

術者は患者さんの訴える部位が気になるし、
そこを何とかしようとする。

これは仕方がないこと。
私も気になります。

今日ご紹介する症例は、半年も掛かりました<(_ _)>


症例:40代 女性 飲食業 (9261) 平成30年9月22日初診
主訴:頸、腕、腰、足の痛み。
現病歴:1〜2年前から左の頸腕の凝り感と全指の痺れ(特に1〜3指)
 半年前から仕事中に腰の痛み。

所見:左チネル徴候なし。
 左方形回内筋力80%
 腰部の体動での痛みなし。
 バンザイ肢位で左腕が3cm短い。
 左広背筋力80%

施療
オッディー括約筋。
 →広背筋力正常。
咽頭2点。
 →頸部の伸展位で前方挙上が可能になる。
左腕全体の筋間中隔のリリース。

2回目の来院時には左指の痺れは消失してました。
そして「夕方から左肘が伸びにくくなる」との訴え。

3回目には腰痛は10→2
左肘が中々寛解しません。

そして月日は半年流れます (=_=)
残っているのは、
「左肘を伸ばすと痛い」です。

つまり、
料理の乗った皿をお客さんに差し出す時に痛いと言う。

仰臥位の患者さんを、頭方から観ていますと、

ん?!

何か左足おかしくねぇ??と感じました。
精査します( 一一)

おー、
第1中足骨だわ!
しかも、長腓骨筋だわ!
 →緊張があり、圧痛があります。

分厚い重い本(AKシノプシス)を持たせて、肘を伸ばしてもらう。
肘は伸ばせず、「痛いです!」
 →これを指標にする。

左第1中足骨の軸を通す。
更に足底腱膜のカウンター。
 →これで本を持って肘を無痛で伸ばせました!

施療の後の来院でも「肘はどうもない」とのことでした。

考察
仕事場では長靴。
しかも、かなりへたっているとのこと。
長靴を新しいのに変えるよう指示しました。

筋膜の連鎖か?
根本施療の難しさ。

品を差し出す時に左足加重。
それで起こる肘の痛み。

あ〜
難しかったです<(_ _)>


開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

もう12月も半ば、

今年も沢山の出会いがありました。
お陰様で色々と全国をセミナーして周りました。

ブログには、色々と施療方法を書いてますが、
アップできるものと出来ないものがあります。

言葉で書ける施療方法。
書けない施療方法。

色々あって、
実際はテクニックは何でも良い訳でして、
ブログからは私の「見立て」を参考になればと思っています。

とは言っても、
書いているのは症例のごく一部です(笑)

今回は、肘が痛い。
テニス・エルボーなどは多いですね。

今回は、
ペットボトルなど軽い物を持つと痛い。
でもジムでバーベルは挙げれるタイプです。

多いんですよね。
ドアが開けれない。
車のハンドルが回せない。

原因は殆ど「肘」ではありませんので。

症例:40代男性 自営業 (6687) 平成30年12月12日再診
主訴:左肘の痛み。
現病歴:2〜3週間前から痛み出す。
所見:病院では筋肉の疲労との事。
 ゴーズン・テスト陽性。

施療
立たせて観る( 一一)
左股関節と左鎖骨周囲に抵抗を感じる。

仰臥位で左股関節のファディーフ(屈曲・内旋・内転)テストで痛む。
 →これはパトリック・テストの反対側に動かすテスト。
 →結構痛い人が多いんですよ。

左恥骨の圧痛を神経リンパ反射の技法で解消させる。
 →ファディーフ時の痛み殆ど消失。
 →回旋の動きもスムーズ。
 →先日のKOセミナーでやりました。

イメージ 1


参照:神経リンパ反射
良い本です。買いましょう。

筋力テスト:
前鋸筋、外腹斜筋、大腿筋膜張筋、長短腓骨筋と全部左側の弱化。
 →身体のサイドラインがおかしいですね。

仰臥位で肩甲帯に手を入れ、
天井側に押す。
 →左側の動きが硬いです。

その状態で観る( 一一)
 →左膝に抵抗を感じます。

私「この動きの硬さは左膝が問題だと思います」
患「あ!前に左膝骨折しました」

膝関節の4点にタッチ。
 →大腿骨と脛骨の内側顆・外側顆の4点です。
 →これで左肩甲帯の前方への動きが出ました。

更に観ていると、
左横隔膜に抵抗を感じます。
 →タッチ
 →長・短橈側手根伸筋起始部と橈骨頭の圧痛消失。

患「以前から急にこのお腹が痛くなることがあったんです。
 病院で検査しても異常なしでした」

私「これ内臓ではなくて横隔膜だと思います。」
 何か痛めた時に『ウッ』と息が止まりますよね。
 その時に痛めた場所と横隔膜の2つをセットで脳は記憶します。
 ですから、痛めた所が治ったとしても、横隔膜の緊張が取れていないと、
 ほかに影響が出て来るんです」

患「なるほど〜それで」

最後は手関節の動きを出して終了〜。

考察
四肢は体幹から生えてきたもの。
骨盤や肩甲帯の動きの硬さは、
四肢に影響が出るのは当たり前。

でも、
痛い所を主に施療する傾向。
保険治療は大方そんな感じ。
国の制約がありますから。

と、偉い事を言ってますが、
私も中々寛解しないケースを沢山持ってます<(_ _)>

観方を変えないといけないようです。

あ、この患者さんが載ってきたお車。

「ボッボッボッ」と何やら改造車みたいな音。
観てみると、

日産 スカイライン GT−R!

こんなんです↓

イメージ 2

患者さん曰く、
「旧GT-Rも持ってます」と。(@_@;)

聴くと、
旧GT-Rをいくら改造しても、
このGT-Rにはかないません。

そして、
「サーキットでもシフトするより、オートマの方が速いと皆行ってます」と。

は〜
コンピューターは凄いな〜


開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

上背部や腕から手(指)にかけての痺れ。

よくあります。

大方は、
斜角筋や小胸筋など頸部と胸郭上口付近の問題が多いです。

13日に、
その症状の方が2人来られました。

お1人は2週間前から。
もう1人は約1年半前から。


症例:40代男性 会社員(8952) 平成30年11月13日再診
主訴:左上背部の痺れ(痛み)
現病歴:2週間前にゴルフ後に発症。
所見:頸部を左回旋すると痛む。
 肩をグルグル回させても左上背部の緊張が強い。

施療
観る( 一一)
左斜角筋の緊張がある。
触診して患者さんに「原因はこれですよ」と認識させる。
患;「あ!痛い」

頸部を前屈させて右回旋させる。
観ると、第7頸椎が右回旋出来ていない。
触診で確認しても当たり。

前屈させて、
第7頸椎棘突起に右→左に固定して、
次に頸部を右回旋させる。

…。
終わり( ̄0 ̄)

患:頸部を左回旋させならが「あれ??痛くない」

更に良く観る( 一一)
左胸鎖乳突筋も緊張してます。
私:眼の周りとか側頭部が痛くなかったですか?
患:あ、ありました。
 →頭蓋調整でOK。

更に、
左上部胸郭も調整。
 →やり方は色々あるので各自得意なものでOK。

施療後、
患:肩をグルグル回しながら、「背中が痛くない」

斜角筋のトリガーポイント:

イメージ 1

胸鎖乳突筋のトリガーポイント:

イメージ 2

参照:トリガーポイント:と筋膜連鎖
良い本です。買いましょう!


症例:60代女性 事務職(9370)平成30年11月13日初診
主訴:右上背部から小指側にかけて痺れ(痛み)、左膝の痛み。
現病歴:去年の5月に右下側臥位でテレビを観ていたら頸がガクッとした。
 その翌日に掃除して窓を抱えて、3日後に発症した。
 10年前に振り向くターンの動作で左膝の裏側に痛みが出た。

所見:頸部右側屈を少しでもすると手まで痺れる。
 両肩他動外転は100度で抵抗が始まり、上腕が耳に着かない。
 特に右肩に抵抗が強い。
 →ライトテストは外転70度で消失。
 しゃがみと正座は不能。
 → 両膝窩筋筋力80%。

施療
右肩関節を外転させて観る( 一一)
私「あ〜、ここですね(右第3・4肋骨前方)」
患「??」
私「ここ(右第3・4肋骨前方)にタッチしてください」
 →軽く挙がります。
患:「え!?(笑)」

これで小胸筋の問題がありそうです。

膝窩筋筋力テストで弱化していることを認識させる。
 →胆嚢にタッチさせて筋力テストが正常になる事を認識させる。
 →胆嚢施療でOK。

右第4肋骨調整。

頸部の回旋可動域検査で、
第3頸椎が左回旋不良。
 →第3頸椎にタッチして待つ。
 →制限の消失。
 →更に頸部右側屈での痛み消失(仰臥位)。

右小胸筋のカウンター。
 →30秒ほどで腕に強い痺れを訴える。
 →中止。

眼が気になったので、
仕事でのPCの距離とスマホの距離で筋力テスト。
 →案の定、弱化。
その2つの距離にある「曇り」を眼の調整で消す。
 →筋力テスト正常。

大腿四頭筋の調整。
 →正座出来ました。
 →10年ぶりです。

施療後は痺れは激減してました。

痺れはご本人からすると厄介で、
生活で頸を動かさない事はないので、
とてもうっとうしいものです。

色々な原因がありますが、
我々が検査する異常が、
患者さんと共有認識が出来ると、
脳は案外早く血液を問題部位に送るのかもしれません。




開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

突き指。
中々治りにくい時があります。

指の関節が
反れない
曲げれない

そして
腫れたり
変形したり

指だけのアプローチでは
難しいケースもあると思います。

症例:高校生男子 バスケットボール部 8877 (平成30年4月10日再診)

主訴:左股関節打撲
現病歴:2日前の試合中に相手と接触して転倒して発症。
所見:両大臀筋、腸骨筋、左大腿筋膜張筋筋力80%

施療
観ると左寛骨臼の縫合線が合っていない。
 →特に坐骨に問題あり。
立方骨にタッチして安定を待つ。

腸間膜根リリース
 →これで各筋力正常となる。

2年ぶりなので色々観る ( 一一)

第1頸椎の左回旋がロックしている。
その抵抗のラインを追って行くと。
ん!
左側頭部で止まる。


私「ここ(左側頭部)打撲していない?」
患「いいえ…」

ほどなくして、
患「あ!この前、相手と当った!(練習中?)」

タッチ
第1頸椎の左回旋がロック解消。

これで終わり。
と思ったら、

帰り際に、
患「先生、この人差し指を突き指して治らないんですけど」
 →修正してます。中指ではなく示指でした<(_ _)>

観ると、
示指が伸展20度ぐらいでPIP関節に痛みが出る。

観ると、
基節骨の掌側のラインが真っ直ぐ流れていない。
末節骨の両端を綺麗なラインになるよう保持。
10秒ほど経過

伸展させると45度ぐらいでまだ痛む。

その角度で痛みのラインを追う ( 一一)

むむっ!
右広背筋で止まる。
 →圧痛があります。

右第2中手骨を保持して、
そのラインを圧痛のある右広背筋に合わせる。
 →よくセミナーで教えているヤツ。

20秒後。
ぐにゃ〜

患「おおっ!」

90度以上反らしても痛くありません。

この様に、
痛みのある指にポイントを固着しても、
無理なケースがあります。

帰り際にお母さんが、
母「いつも不思議なんですけど…どう人に説明したら良いのか…
 気功ですか?」
私「気功は習ったことありません。長くやっていると分かるんです」
母「…」
私「例えば、自動車の修理工の人はエンジンの音を聞いただけでも、
 あ、あそこが故障していると分かりますよね。
 それと似たような感じです」


痛みのライン
抵抗のライン
終えるようになると早いですよ!

今度の土日は札幌でセミナー
地獄部屋をやるとの事だから、
これを練習するかな。




開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

全10ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]

[ 次のページ ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事