|
「中世末期のフランスに存在していた邪宗門の総合目録。食人の禁忌を冒し、不老不死の実現を望む人外の教義のカリキュラム」 ・フランスの貴族、ポール・アンリ・ダレット伯爵(フランソワ=オノール・バルフォアという説もある)が16世紀に著した「Les Cultes Des Goules(屍食教典儀)」は、フランス国内において降霊術や人肉嗜食、屍体性愛に耽っていた淫祠邪教を目録化し、これらの教団の教義や行動について詳述した本である。 ・当時、一般的な刊行物であった四つ折り判の装丁で、1702年もしくは1703年に出版されたらしい。 ・人肉食の実践による不老長寿の秘法について触れている衝撃的な内容から、直ちにカトリック教会による発禁処分を受けたが、その後も密かに出回っていたようである。 ・フランス文学の研究者の中には、「サド伯爵」の通り名で知られるドナティアン・アルフォンス・フランソワ・ド・サドの著作中に、明らかに「Les Cultes Des Goules(屍食教典儀)」の影響が見られると指摘する者もいる。 ・「Les Cultes Des Goules(屍食教典儀)」が刊行されてより数年後、イギリスのバッキンガムシャー州で生れ、後にこの本の所有者になったと思われるイギリス貴族のフランシス・ダッシュウッド卿は、18世紀の中頃にセックスと黒魔術を中心教義とする「地獄の火クラブ」という秘密結社を設立し、大蔵大臣の地位に就いたとされる1762年に暴露されるまで、10年以上に渡り狂乱の宴を続けていた。 ・著者であるダレット伯爵自身について余り多くのことが知られていないが、ダレット伯爵家は、その後ドイツのバイエルンに移住して家名を「ダレース」に改め、更に新大陸アメリカに渡り、1919年に亡くなったミヒャエル・ダレースの代まで爵位を保持していた。 ・1939年にアメリカのウィスコンシン州にて怪奇小説専門の出版社アーカムハウスを設立した郷土文学者オーガスト・ウィリアム・ダレースはミヒャエルの孫にあたる。 ・「Les Cultes Des Goules(屍食教典儀)」原本の現存数は14部だと言われ、少なくとも4部がミスカトニック大学附属図書館に蔵されている。
|
全体表示
[ リスト ]









『狂骨の夢』を思い出しました
立川流でしたっけ?

(笑)。
後ハンニバル
人間?の想像力って凄いですね。
聖書は神様が書かせた内容っていいますけど私は信じて無いからやっぱり人間が考えたと思っているんですけど、ホント想像力も創造力も凄い生き物ですよね。色んな意味で。私ももっと脳みそ使わなきゃ(笑)。こう言う怖い方向じゃなくてですけど
不老長寿を望むバイタリティーが欲しいです(涙)。
2009/11/29(日) 午前 10:12
『塗仏の宴』にしたって、秦の始皇帝が不老不死を得る為に遣わした徐福に関連していますし、人間の欲の究極の形かも知れませんね。
2009/11/29(日) 午後 7:54