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盗難という形でデジカメを失って喉が渇いた。とりあえず落ち着こうと、駅舎テナントに入るコンビニへ足を運んだ。 |
シルクロード
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敦煌からの列車が西安へ着いた。 |
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敦煌から西安まで約24時間の汽車の旅。 |
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敦煌駅で9時39分発のK592に乗り込んだ。 西安に着くのは翌日の9時26分、おおよそ24時間の列車の旅。 この旅の始まりは上海からウルムチまで二晩を過す42時間半列車の旅だった。 列車で迎える最初の夜は死にそうだった、この列車でもう一晩と思うと耐え切れない恐怖に襲われもした。でも、朝が来たら気持ちも晴れた。二日目の晩は結構楽だった。 今回は一晩だからどうってことないだろう。 郷に入れば郷に従えじゃないけど、慣れは怖い・・・。 乗り込んだ汽車は比較的空いていた。 向かい合わせの前席にはお父さんと今度大学生になる娘さんの二人。 敦煌から西安の大学へ進学するそうで部屋を探しにお父さんと西安へ向かっているらしい。 娘さんが英語が出来てコミュニケーションが取れた。 お父さんはまったく分からないらしく交互に僕らを眺めていた。 そんなお父さんは僕に中国語で何か言ってきた。 もちろん僕は中国語はさっぱり分からない。 僕が知っている数少ない中国語の一つで「分かりません」と言う言葉を中国語で「プーミンバイ」と言ったら、一瞬ポカンとされて笑い出した。 今度は僕が英語で「英語は出来ますか?」と聞いたらお父さんは「プーミンバイ」と言って笑った。 お父さんは時折携帯を取り出しタッチペンで操作している。 いろいろな機能が付いているんだろう、見せてもらうとUSBジャックが付いていた。 自慢らしく「高いんだぞう」見たいな事を笑顔で言っていた。 向うの席にいた女の子、加護ちゃんかと思った。 汽車の車内販売の弁当。
10元(約160円)で街の食堂より高めだけど、それでも十分安い。 食堂車の厨房で作っていて味もしっかりしている。 ビールは相変わらず冷えてない生ぬるいビール。 窓の外には何もない砂漠の景色が広がっていた。 |
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敦煌市内の宿の前にあるバス停で敦煌駅行きのバスを待っていた。 8時25分発のバス。 でも、時間になってもバスは来ない。 「ここは中国だ」と思ってもやっぱり不安になる。 時間通りバスが来て敦煌駅に着くのが8時45分。西安行きの汽車の出発時間は9時39分・・・。 敦煌駅は始発だから汽車が遅れることはないだろう。 50分以上ある、切符も買っている、少々遅れても大丈夫だろう。 でも何があるか分からないしなあ。 5分経過した。 パス停は間違いないよな、ちゃんと路線図つきで出発時間と到着時間が掲示されている。 10分経過。 いよいよの時にはタクシーで行こう。 と思っていたら来た。 12〜3分も遅れて。 バスに乗り込み出発。 だけど渋滞と貸していたらどうしよう・・・とまだまだ不安。 バスの運転手さんペットボトル収集家か! 敦煌は小さな町だからすぐに何もない道に入った。
時折集落が。 程なく駅に到着、よかった。 昨年、新たに鉄道をひき営業を始めたばかりの駅だ。 まだプレオープンで駅舎は現在も建設中。 その横に仮駅舎で券売改札を行っている。 敦煌発西安行きの列車。 何両も連結して、かなり長い。 屋根はまだ骨組みだけだった、両手に沢山の荷物。 遠くに鳴砂山か。砂丘が広がっている。 思わず「黄砂にふかれて」が口をついた。 ここの砂も春には遠く離れた日本まで飛んでくるんだろう。 |



