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ヤフーブログが終了ということで
能楽師としてまだかけだしの頃から続けてきたこのブログもここでピリオドとしたいと思います
皆さまどうもありがとうございました
最近はSNSが盛んになってそちらの発信に追われ
金沢や富山の公式ページも任されて
こちらのブログは細々という感じになってしまっていました
このブログを通して知り合った方とも、
今はSNSでお付き合いが続いていたりしてありがたく思っております
ホームページも更新してブログ風に投稿できるようにしましたし
Facebook、Twitter、Instagramでも情報を発信しております
金沢能楽会のFacebookページ、富山県宝生会のTwitterアカウントも
私が管理して発信させていただいております
今後はそちらを通していろいろと発信していきたいと思っておりますので
どうぞよろしくお願いいたします
宝生流能楽師佐野玄宜ホームページ
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令和になりましたね
新天皇陛下のご即位、おめでとうございます。 雨予報だったのが陽も射して素晴らしいことですね。 日本中が新しい天皇の御代を祝う空気で溢れています。 能は古くから神と君(天皇)とを称えて演じ続けられてきた芸能ですが、 その精神は今も変わっていないんだなと感じました うちの息子も4/27が予定日だったのですが 令和がよかったのかなかなか生まれてきてくれません(笑) 5月5日(日)は金沢能楽会定例能が催されます 能「放下僧」「羽衣」、狂言「清水」、それと父が仕舞「養老」を舞います 「羽衣」には 「君が代は 天の羽衣 まれにきて 撫づとも尽きぬ 巌なるらん」 という歌が登場します 国歌の「君が代」とは少し違いますが意味するところは同じです 天人が、百年に一度舞い降りて巌を撫で、 その巌がすりへってなくなるまで そのくらい果てしなく永く君が代は続いていくと 天皇の御代を称えた歌です 仕舞で舞われる「養老」も 養老の瀧が涌き出たときの話ですが その霊水は長寿の薬と言われ、 これも君の治世が正しいからであると、 御代を称える内容となっています GWで慌ただしい中とは存じますが 令和となり、新しい天皇を迎えた今、 是非ご家族、ご友人お誘い合わせの上 能楽堂に足をお運びください |
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先日の靖国神社夜桜能は桜が満開できれいでしたが、
夜の冷え込みが厳しく、 我々は舞台で上着を着るわけにいかないので カイロを前後に貼ってしのぎました 北陸では雪も降ったようでびっくりですね 4月7日(日)は金沢能楽会別会能 別会能は、その名の通り特別な、ハイグレードな公演なので 私がシテを勤めることはないのですが、 今年は祖父の追善ということで、 「海人 懐中之舞」の前シテを勤めさせていただきます 後シテは父が勤めます 思えば初めてシテを勤めたのも 祖父の十三回忌追善公演での「経政」でした 祖父が亡くなったのはちょうど小学生に入る前、 5歳のときでした 祖父の舞台の記憶はありませんが、 しりとりなどをして遊んでもらいました 「ま」がくると必ず「まんじゅう」で そのときの笑顔は今でもよく覚えています 海人は先月も舞わせていただきましたが、 今回は「懐中之舞」の小書(特殊演出) 宝生流では大切に扱っている小書で、 本来私の年ではまだ早いのですが、 祖父の追善ということで家元にお許しをいただいたので 精一杯勤めたいと思います 「懐中之舞」という舞は後半ですので 私は関係ないのですが、 この小書がつくと前半も変わります 息子の出世のため、 命をかけて海へ飛び込み 海底の竜宮から宝珠を取り返す「玉之段」と呼ばれる場面を、 床几に腰かけたまま演じます ただでさえ難しい、見せ場となる場面なのですが、 床几に腰かけたままだから楽かと思いきや、 その制約のなかで、どこまで表現できるか、 より芸力を試されることになるというのが 能の面白いところです 祖父に成長した姿を見せられるよう、 精一杯勤めたいと思っております ご来場お待ち申し上げております |
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3月12日(火)国立能楽堂の若手公演・青翔会にて
能「海人」を勤めます 息子のため命をかけて海に飛び込み 竜宮から宝珠を取り返した海女の物語 平日の昼間でお仕事の方は難しいかもしれませんが ご来場お待ちしております https://www.ntj.jac.go.jp/sp/schedule/nou/2018/18100.html?lan=j |
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昨日は金沢能楽会定例能で弓八幡を無事舞い終えることができました
ご来場いただいた皆様ありがとうございました 脇能(神が出る能)らしい清々しさを出すのが難しく 苦労しました 先月の竹生島は同じ脇能でも軽みが必要で、 それに比べると弓八幡はしっかりやらないといけないのですが、 でも重々しくなったり沈んだ感じになってはいけない 一番一番が勉強です 写真は弓八幡で高良(かわら)の神の化身が 勅使に捧げる弓 弓を袋に包み剣を箱に納めることが 泰平の世のしるし、 そう言ってこの弓を石清水八幡に参詣した勅使に捧げます |




