三毒凡夫

三毒に悩む凡夫行者の記録です。

かわらない自分

得度すれば何かが変わると信じていた。
修行すれば何かが変わると信じていた。
修行すれば何かがわかると信じていた。
お経を読めば何かが変わると信じていた。
真言を読誦すれば何かが変わると信じていた。
修行すれば法力が身に着くと信じていた。
法力が身につけば何かが変わると信じていた。
仏教で何でも解決できると信じていた。
とにかく何かに気づきたい自分がいた。

そして、結婚した。子供もできた。異動した。引っ越しした。
環境は確かに変わった。

でも、なにも変わらない自分。変えようとしない自分。実行に移せない自分。
やりたいことが多くて、焦っていて、何かがしたくて、でも何もできなくて、こんな自分でいいのかと悩んで、でもいざ時間があると手に付かない。
やみくもに人の問題に首を突っ込みたがって、解決してあげたくて、人の拠り所になってあげたくて、崇められたくて、尊敬されたくて、一目おかれたくて、でもそれ以前に人の輪に入れない自分がいる。

仏の教えはリフレーミングではないと信じていた。
思い換え、言い換えではないと信じていた。
認識の変化が仏の教えではないと信じていた。
しかし、現実は違うようだ。
ひとはものごとに対する認識が変わると幸福になれることがあると知った。でもその現実を受け入れたくない自分がいる。
「それでは、世間での励ましや、職場の飲み会での会話と何も変わらないじゃないか。もしそうだとしたら、新興宗教や霊能者の教えの方が、よほど融通が利いている。仏の教えは、出世間の力は、そんなものではないはずだ。」認めたくない自分がいる。

では実際伝統仏教の教えで、私の何が変わったのか。
何も変わっていない。

ただ、気づいたことはある。
「問題に向き合えない自分がいる。」こと。


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