三毒凡夫

三毒に悩む凡夫行者の記録です。

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かわらない自分

得度すれば何かが変わると信じていた。
修行すれば何かが変わると信じていた。
修行すれば何かがわかると信じていた。
お経を読めば何かが変わると信じていた。
真言を読誦すれば何かが変わると信じていた。
修行すれば法力が身に着くと信じていた。
法力が身につけば何かが変わると信じていた。
仏教で何でも解決できると信じていた。
とにかく何かに気づきたい自分がいた。

そして、結婚した。子供もできた。異動した。引っ越しした。
環境は確かに変わった。

でも、なにも変わらない自分。変えようとしない自分。実行に移せない自分。
やりたいことが多くて、焦っていて、何かがしたくて、でも何もできなくて、こんな自分でいいのかと悩んで、でもいざ時間があると手に付かない。
やみくもに人の問題に首を突っ込みたがって、解決してあげたくて、人の拠り所になってあげたくて、崇められたくて、尊敬されたくて、一目おかれたくて、でもそれ以前に人の輪に入れない自分がいる。

仏の教えはリフレーミングではないと信じていた。
思い換え、言い換えではないと信じていた。
認識の変化が仏の教えではないと信じていた。
しかし、現実は違うようだ。
ひとはものごとに対する認識が変わると幸福になれることがあると知った。でもその現実を受け入れたくない自分がいる。
「それでは、世間での励ましや、職場の飲み会での会話と何も変わらないじゃないか。もしそうだとしたら、新興宗教や霊能者の教えの方が、よほど融通が利いている。仏の教えは、出世間の力は、そんなものではないはずだ。」認めたくない自分がいる。

では実際伝統仏教の教えで、私の何が変わったのか。
何も変わっていない。

ただ、気づいたことはある。
「問題に向き合えない自分がいる。」こと。

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自省

先月職場の同期が飲酒運転事故を起こしてしまった。
観光客を乗せたタクシーに突っ込んだそうで、被害者には大変申し訳ないことだった。

時節柄、新聞でも大々的に取り上げられた。
当然感情的なお客さんの中には、その話を持ち出してくる方もいる。
「お前達は信用ならん!!!公務員のくせに飲酒運転するヤツまでいる!!」
言われても仕方のないことだ。

さて、その事件があった数日後のボーナス支給日。
同僚はここぞとばかりに飲み屋へ…。自粛も自省もない彼らの行動に呆れてしまった。
女性を囲んで飲んで騒いで、まるで貸切のように振舞う。

問題を起こした職員の奥さんが課内いるが、気が気ではないと思う。
毎日窓口でお客さんから旦那のことを言われ罵声を浴びる声が聞こえているはずだ。
そのたびに肩身を狭くして、仕事に影響を与えている申し訳なさと恐ろしさで怯えているだろうと思う。

「○○課BBQ開催!!」
先日そんなチラシが回ってきた。課内の親睦のためにBBQをするというのだ。
呆れてしまった。しかも例の奥さんにまでチラシを回している。出欠の欄に申し訳なさそうに「欠席」の文字が…。ため息を通り越して怒りすら覚えてしまった。
わが同僚ながらこの時期にこのような企画をするその無神経さにも呆れるが、それを奥さんに回す気遣いのなさ。
あの事件から何を学んだのだろう?

友人の勤める会社は社員が飲酒運転事故を起こしてから社内の飲み会は原則禁止となった。
信用の面からもはっきり言ってそれが当然だろう。
「飲み会も仕事のうち」この言い訳が通用するのは異業種交流の必要な民間営業マンだけである。
同僚とばかりしか飲まない公務員にはこの言い訳は通用しない。
飲み付き合いができなければ仕事ができないのは、こと公務においてあってはならないことではないのか?しかし現実には役所は飲み会至上主義といったところがある。

まったく公務員というやつは…。

久々

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本当に久しぶりの日記だ。正直忘れていた感も否めない。

朝職場へ向かう途中の歩道で信号待ちをしていたら、交差点がなぜか渋滞していた。中心部の車の動きが悪いので目をやると…ど真ん中で仔猫が大きな声で鳴きながらチョコチョコ歩き回っていた。人は大勢いたけれど、居合わせた全員が見てみぬフリを決め込んでいた。自分自身も「面倒なことになりそう」と見ぬフリをしたかったけれど…急に不殺生戒が思い出され、しかも轢かれてグチャグチャになった姿が一瞬脳裏をよぎり、とっさに車道に飛び出して持ってきてしまった。
とりあえず車道から離れたところに置いたがまたフラフラと車道を目指す。仕方なくまた拾い上げて良く顔を見てみると、思わずウワっと声を上げてしまった。顔中真っ黒、目ヤニで目が開いておらず、しかも鼻も潰されたみたいに真っ黒で何かがこびり付いている。元気だけはあるが病気のようで、長くはないように感じられた。
これじゃ飼い手も到底見つからないなと困り果て、さりとてまた放せばきっと車に轢かれるだろうし、どうすることもできないので、とりあえず職場の隅にダンボールに入れて置かせてもらった。後から何とかしようと放っておいたが気になって仕事にならず、とうとう上司に許しを得て(上司の方々スミマセンでした)お金も無いのに近くの動物病院に連れて行ってしまった。
獣医師も一目見て「ウワっこれはひどい」と言うほどで、ひっくり返すとすごい数のノミが…鳥肌が立ってしまうほどだった。殺生するべからずではあるが仕方なくノミには退散してもらい、ひとまず体と顔を拭くと見違えるほどの美人になった。病気も目薬と飲み薬でじき治癒するそうでほっとした。親切な病院だったので、仔猫用の餌を無料でいただき、しかもカゴなども貸してくれ治療費も思ったよりすごく安く(3,500円)済んだ。
家に連れ帰るとお母んが餌をあげたり体を洗ったりと何かと世話をやきはじめたので、これから長い付き合いになりそうだ。

餌のとり方も知らないのに家族から引き離され、劣悪な環境下で病気にかかり、徐々に狭くなる視界と雑踏に怯えながらも、衰えていく体力を振り絞り母親を探し続けていたのだろうか。獣の世界とはいえ、そう考えると涙が出る。


すっかり安心したのか、ぐっすりと眠るこの猫をみて、こんなに小さい体でたった一匹、犬やカラスにも会わずよく生き延びてくれたもんだと感心し仏に感謝した。
そしてどこまでも、どんな状態でも必死に生き延びようとするこの猫を見て、玩具のように命を持て遊び、邪魔になれば捨てるに人間への怒りだけでなく、この世に受けた生を自ら終わらせる人の身勝手さが哀しくなった。
この仔猫のおかげで、仕事ですっかり荒んだ心に、優しい雨が降り注いだ気がした。あの時見てみぬフリをしなくて良かった…。
生きとし生けるものが全て幸せでありますよう。合掌

救いの山

先日古い友人から何年振りかに電話があった。自殺未遂でウツ病の診断をされ実家に強制送還されたそうだ。そこで山に誘ってみた。
ということで、西有田の黒髪山に登った。都会慣れしていた彼には少しきつかったかもしれないが、やはり、山はいろんなことを教えてくれたようだ。

麓で心の闇を晴らし、中盤からは本来のあるがままの自分と向き合わせる。下りは確認、そして感謝、最後に新しい自分に生まれ変わる。

中身のない会社の教育や言葉だけになりがちな都会の人間関係に侵され、利益のための自己啓発と自己肯定に苦しんだ彼を見事に救いだしたのは、山の教えだった。

お客様は大切だけど、目の前のお客様だけが大切なのではない。世の人は総て人生のお客様である。
積極でも消極でもなく、かといってその真ん中の中庸でもない「中道」の教え。
彼にだけでなく私への教えももちろんあって、やはり厳しく強烈だった。

一つ思ったことは、これらの山は、昔は霊山として山伏を修行させ、その山伏に里の人を救わせていたのだろうが、修験が絶えた今、山は自らを観光地化させて、多くの人を直接救うようになったのではないだろうか。その為人の手が過剰に加わり回復不能なまでに傷付く山も後を絶たない。
黒髪山にはいつも救われる。守りたいお山の一つだ。

神からの贈りもの

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前回の記事に、法螺貝に名前がついたことをかいたのですが、その御礼等々の意味をこめて今日初めてその神社を訪れました。無人で小さいながら、どこか雰囲気のあるいい神社で、法螺の師がおっしゃっていたように、「力のある神」というのも、なんだか頷けました。
また、神社なのに香炉と線香があったので、おそらく昔は神仏混淆の神社だったのだろうと思い、そこで読経させていただくことにしました。
前回、「小子伯労」という名前をいただいたとかいたのですが、実は、師は神様の最後の言葉が良く聞き取れなかったそうで、最後を「労」か「龍」かを私に選ばせました。
それで、読経している途中で気付いたのですが、御神燈と書かれた提灯の横に「博龍」の文字が…。
これはもしや…と思いました。片方の提灯の同じ場所には寄贈した会社の名前が書かれているのに、なぜかこちらは「博龍」とだけあるのです。偶然にしては出来すぎている…&ちょっと怖い…。
お叱りを受けたばかりですが、贈りものということにしておこうと思います。

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