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1935-2005 もう亡くなられてから12年が経つのですね。
唯一無二の作家でした。 中公文庫、今日読了。奥付には、'89.12.10 '99.5.12 の記載がありますので、3回目、昭和48年('73)発行の文庫(初版本)ですから、もしかすると、もう少し読んでいるのかもしれない。あまり読みなおすことはしない私にとって何度も読みなおすとは・・・、気になる小説なのでしょう。 ともあれ、17年ぶりの読了です。 この作品は印象に残るもので、結構内容を覚えており、懐かしく読むことができた。そういえば、20代のころ小説に登場する嵯峨野、西山草堂の湯豆腐を食べに行きましたので、更にその前に読んでいるはず。 |
文学、作家
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新潮文庫創刊100周年記念の一環として、「日本文学100年の名作」が9月から毎月発行されています。
第2巻「幸福の持参者」は、1924年から1933年までの15編が選ばれています。
あまりなじみない作家、作品が並んでいます。初めて読む作家が楽しみで読んでいます。 今回のお気に入りは、 幸福の持参者(加能作次郎) 訓練されたる人情(広津和郎) なんか、ホッとする作品です。年齢とともにこんなホッとする作品がお気に召します。 11月に発行される第3巻まで収録作品が判明していますが、いごの作品も楽しみです。
島守(中勘助)
利根の渡(岡本綺堂) Kの昇天(梶井基次郎) 食堂(島崎藤村) 渦巻ける烏の群(黒島伝治) 幸福の持参者(加能作次郎) 瓶詰地獄(夢野久作) 遺産(水上瀧太郎) 機関車に巣喰う(龍胆寺雄) 風琴と魚の町(林芙美子) 地下室アントンの一夜(尾崎翠) 薔薇盗人(上林暁) 麦藁帽子(堀辰雄) 詩人(大沸次郎) 訓練されたる人情(広津和郎) |
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日本近代短篇小説選(昭和篇) 岩波文庫から出版された昭和期を代表する作家の作品を選んだ短編小説集。
1〜16篇、2〜13篇、3〜13篇の計42篇が収められている。1200ページ弱。 こればかりを読んでいたわけはないけれど、7月末から約1か月弱で、読み終えた。
今までに読んだことのあるものもあり、また、イヤな作品も数点あったが、読み通した。
新しいというか、有名なんだけど今まで読まないでいた作品、例えば、横光利一「機械」、石川淳「焼跡のイエス」、吉行淳之介「驟雨」、島尾敏雄「出発は遂に訪れず」など、今回読むことができて良かった。多分この本を手に取らなければ、読まずに終わっていたと思う。
やはり、アンソロジーものは読んで損はない。
1
施療室にて(平林たい子) 鯉(井伏鱒二) キャラメル工場から(佐多稲子) 死の素描(堀辰雄) 機械(横光利一) 闇の絵巻(梶井基次郎) ゼーロン(牧野信一) 母たち(小林多喜二) 生物祭(伊藤整) あにいもうと(室生犀星) いのちの初夜(北条民雄) 築地河岸(宮本百合子) 虚実(高見順) 家霊(岡本かの子) 待つ(太宰治) 文字禍(中島敦) 2
墓地の春(中里恒子) 焼跡のイエス(石川淳) 夏の花(原民喜) 桜の森の満開の下(坂口安吾) 顔の中の赤い月(野間宏) 蜆(梅崎春生) 虫のいろいろ(尾崎一雄) もの喰う女(武田泰淳) 胡桃割り(永井龍男) 水仙(林芙美子) 出征(大岡昇平) 小さな礼拝堂(長谷川四郎) ブルートーのわな(安部公房) 3
小銃(小島信夫) 驟雨(吉行淳之介) 黒い裾(幸田文) 結婚(庄野潤三) 萩のもんかきや(中野重治) 二世の縁 拾遺(円地文子) 群猿図(花田清輝) 帝国軍隊に於ける学習・序(富士正晴) 夏の葬列(山川方夫) 出発は遂に訪れず(島尾敏雄) 闇のなかの黒い馬(埴谷雄高) 無妙記(深沢七郎) 蘭陵王(三島由紀夫) |
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脚本家の福田善之による文芸社文庫での書き下ろし小説。
1963年の「真田風雲録」から50年。 真田風雲録は戯曲でしたが、今度は小説。 戯曲の小説化ではなく、独立したものであるが、大阪の陣を中心とした時期背景となっている(猿飛佐助〜真田幸村なら当然ですが)。とはいっても、時代小説なんてしろものじゃあない。
新たな人物として、出雲のおくに、淀君の侍女のお紀伊が登場する。
もちろん、奇想天外なストーリーで充分楽しめた。
「真田風雲録」では、60年安保後の時代背景が感じられたが、今回は?
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三笠書房 知的いきかた文庫 訳者〜日比野敦
ドストエフスキーのコアなファンに非難されそうですが、本物の3分の1くらいに要約されています。
通勤電車の中で読みましたが、90分では読めませんでしたよ。
帯には、
・読みやすさ最優先! 徹底してわかりやすい現代語に! ・雰囲気をそのままに 一つひとつのシーンを象徴的に編集! とあります。 本物を読む前に、読んでおくと良いかも。
ラザロの復活の章をソーニャが読むシーン
ラスコーリニコフが広場の真ん中でひざまずき、大地にキスするシーン などでは、案の定、感激しました。 またそのうちに、何度目かの本物を読もうと心に決めた作品でした。
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