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みなさんは、何月の誕生石はこれこれ!とパッとわかりますか? なかなか自分の誕生月以外は覚えていられないとは思いますが、今回の記事は8月生まれの方々にとってはなかなか感動的なお話です。…そうでもないかな。 ハワイ島はアメリカ合衆国の領土の中で一番南にあるので、ハワイ島最南端がそのままアメリカ最南端になります。 ハワイ島の最南端は「サウス・ポイント」と呼ばれていて、断崖絶壁から抜けるように青くて美しい海を臨むことができるんです。 ここでアメリカ人のご夫婦に会いまして、「あなたもあっちに行くの?」と聞かれ、イエ〜スと答え、また会いましょうねとお約束。 「あっち」というのは、サウス・ポイントから車でチョロッと移動し、さらに1時間歩いてたどりつく「グリーンサンドビーチ」のことです。 グリーンサンドビーチについて解説せねばなるまい! ハワイ島が火山島だということはすでにお話しましたが、火山はそのマグマの成分によってできる山の形が変わり(昭和新山のようにモコッと丸くなったりハワイのようにのぺ〜っとなだらかだったり、その中間の富士山のようだったり…)、産出する鉱物の種類が変わります。 日本の火山の成分は、バラエティに富んでいますがだいだい全体的に白っぽく、産出するのは角閃石・輝石・石英・雲母・斜長石などなど。 それに対してハワイのマグマは玄武岩質で黒く、ひたっすらカンラン石が生まれるんですね。 カンラン石というとあまり聞きなれないかもしれませんが、またの名をペリドット。 8月の誕生石の、あの黄緑色の石なんですよ。 グリーンサンドビーチはそのカンラン石が集まっていて、ビーチが緑色に見えるということで有名なんです。 すごい!と思いますよね! 是非行きたいって?? そのためには
(この写真の道はまだいい方です。荒れてるところもあります) しかもその日は雨が降ってきてちょっと切ない旅になりまして。 時々後ろを見ると、遠くの方にサウス・ポイントで出会ったご夫婦が歩いているのが見えます。奥さまはビーチサンダル履いていたけど大丈夫なのかなぁ。 雨止まないかなぁと思いながら40分位歩いたところで後ろからトラックが追い抜かしていったのですが、なんとその荷台に、後ろを歩いていたはずのご夫婦が! 「あなたも乗っていかない?」と、自分の車でもないのに気さくに誘ってくださった奥様。果てしない道のりにうんざりしつつあったので、喜んで乗り込んじゃいました。 そして車で10分ほどのところにとうとう目的のグリーンサンドビーチが… 綺麗でしたよ〜。きっと晴れていればもっと色がはっきりするんでしょうが、それでも綺麗です。波打ち際で飽きずに1時間近く遊びました。 帰りはがんばって1時間歩きましたが、その途中で岩場があったので覗いてみると あら!ここもグリーンサンド! しかも… グリーンサンドビーチの砂より粒が大きくてきれいです。 また雨に降られながら帰り、最寄りのパン屋さんに車で行ったらまたご夫婦に会いました。 「私たちは帰りもあの男性の車に乗せてもらったわよ。あなたは?」 「歩きました」 「おー!クレイジーね!」 呆れられちゃいましたが、もう一つのグリーンサンドビーチを見つけられたからいいんですよ。 (三浦恭子) |
地球の見所(海外編)
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