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台湾の軟玉

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台湾のお土産として翡翠製品が多く見られます.翡翠は硬玉と軟玉の2種類があり,台湾は軟玉の産地だからです.一般的に翡翠というと硬玉を意味することが多いかと思いますが,台湾や中国では軟玉も人気です.週末には,台北市で大きな玉市(軟玉の市場)が開かれ、大変にぎわいます(写真1・2).もし、台北に週末行く機会があれば行ってみると面白いと思います.

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台湾の軟玉は石綿と共存して産出します.写真3は台湾大学地質標本館所蔵の軟玉と石綿の共存する標本です.

標本には以下の様な説明文がついていました.


1932年に日本人の中島さんが台湾東部の豊田村(現在:花蓮県寿豊郷)で石綿(アスベスト)の露頭を発見し,1937年に石綿鉱業所が創設され1944年まで石綿鉱山としてにぎわいました.日本人は石綿ばかりに目を取られていましたが,実は採掘後のくず石の中には軟玉が豊富に含まれていました.日本敗戦後にくず石から軟玉が発見されて以降,軟玉の産地として再び有名になりました.この軟玉を、産地である豊田村の名を冠して別名豊田玉といいます.

(ご注意:中国語能力に乏しい私が中国語説明文を翻訳(意訳)したので,正確ではないかもしれません.)



軟玉の発見に日本人も一役?かっているのですね.面白いエピソードだと思いませんか?

村瀬雅之


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