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今年も台湾に断層調査に行ってきました.初日に台風の直撃を受けどうなることかと思いましたが,その後は一転,台風一過の青空で大変暑い中の測量となりました(台湾では台風後天気が愚図つくそうで,台風一過は珍しいとか). 断層を挟んだ狭い地域に1年で約2cmの変化を検出しました.通常,断層は地震がない時期はくっついていて動かず,ひずみエネルギーをためています.そしてエネルギーの蓄積量が限界に達すると,断層がズレ動いて地震を発生します.しかしこの断層,地震も起こっていないのにズレているんです.これは珍しい現象で,断層クリープと呼ばれています. 断層クリープしている部分は地震が起きないので安心なのですが,どういった条件が断層にクリープを起こさせているのか?断層のどの領域でクリープしているのか?疑問はつきません.今回の調査がその理解の一助になれば良いなと思っています.断層に関する理解を深めることは活断層大国日本にも重要なことです. 村瀬雅之
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