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6月15日、地球システム科学科の卒業生で、南極観測隊として昨年12月から今年2月まで南極に行っていた長井秀子さんが学科にいらっしゃいました。 遠藤先生と非常勤講師の千葉先生、それから遠藤先生の研究室の院生と一緒に、長井さんの南極での体験談を伺い、写真を見せていただきました。 まずこちらは、「南極の空気と(元)氷」。パカッと開けたかったですが、我慢しました… 南極ってとにかく寒くて氷河があってペンギンがいますよね、くらいの知識しかない私にとって、一番驚いたのは気温の話。 長井さんが行っていた期間は南極の夏にあたり、気温は0〜3℃、高い時は7〜8℃あったそうです。 えっ、そんなにあるの?と思いました。常にマイナス40℃くらいの世界だと思っていましたので…。ただ風が吹くととんでもなく寒いそうです。 見せていただいた写真は確かに陸地が見えて植物が生えているところもあって、とても南極の写真とは思えないなぁ…と感じることもしばしば。 それでもやはり圧倒された写真は、氷山の写真でした。 大きさは、高さ約80m×長さ約16キロ、大陸じゃなくて氷山です。でかい! 南極のスケールのビッグさを味わわせていただきました。 こちらは大陸氷河「アメリー棚氷」の写真。 割れ目が青く光っていて、層がくっきりと見えて… 美しいですね。氷なのに温かさすら感じられます。 南極は、当然ですがここらへんよりずっと人が少なくて車社会でもない、とにかく何もないところなので、空気中にダストがなく、吐く息が白くならないそうです。千葉先生がエッ!とびっくりされていましたが、私は知っていましたよー。 遠くの音もよく聞こえるため、ヘリコプターがいつまでも近くにいるなぁ、と思っていたら実は行って帰ってきちゃってた、ということもあったとか。それから遠くのものも霞まないでクリアに見えるそうです。写真もとてもはっきり写っていました。 においも少ないので、800メートルくらい離れたところでカレーを作っていても匂ってくるとか。 地図を見せていただきましたが、長井さんが滞在していた昭和基地周辺ではいかにも和風な地名が付けられていておもしろかったです。 左島、右島、まんじゅう岩、たんこぶ山、ぼうず山、すりばち池… 右島と左島は、反対から見たら左右逆になりますよね。大丈夫なのでしょうか。 また、湖(湖があるというのも驚きでしたが)のそこにある「こけぼうず」の写真もたくさん見せていただきました。苔でできた三角コーンみたいなものです。その写真は非公開のものということで、今回はお見せできません。 長井さんは11月20日の地球システム科学科50周年記念シンポジウムで、今回の南極での体験をお話ししてくださいます。興味を持った方は、ぜひお話を聞きにきてください。 長井さん、興味深いお話をありがとうございました! 三浦恭子 |
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