日大 地球システムのスタッフブログ

日本大学文理学部 地球システム科学科 のブログアーカイブ

全体表示

[ リスト ]

大地の裂け目

ハワイ島・キラウエア火山の1969年の割れ目噴火の跡をご紹介します。

この時の活動は,写真の地点での割れ目噴火に始まり、5年近く続きました。
大量の溶岩が流出するとともに、イーストリフトゾーン上にはマウナウルという名の小型の火山ができました。
写真のような噴火の跡が生々しく残されていますが、割れ目の中に成長した木の存在が40年以上の時の経過を物語っています。

イメージ 1
↑ これぞ大地の裂け目!
ここからマグマのしぶきが火のカーテンのように噴きあがった溶岩噴泉の光景、想像できるでしょうか。
割れ目噴火の終わりに溶岩が地下に戻っていったことが、つるんとした表面の筋からわかります。

イメージ 2
噴火割れ目の両側にはスパターランパートと呼ばれる石垣状の地形がみられます。
着地したマグマのしぶきが積み上がってできあがったものです。
この写真を撮影した時は夕方で、観光客も少なかったのですが、
ちょうど写真の視野にいた方がありました。
この人と比べてスパターランパートの大きさを想像してみてください。

周囲をよく見ると、この写真の視野以外では、ランパートは片側のみにしか見られません。
溶岩が流出した際に、片側を破壊して運び去ってしまったようです。

イメージ 3
スパターランパートの内側には、このように累々と積み重なったスパターがみられます。
割れ目の方向に垂れ下がる様子から、マグマの”しぶき”のねばり気が低かったことが想像できますね。
スケールのハンマーの長さは39cmです。

フィールドに身を置いて、何事が起きたかをあれこれ考える。
これ“地質屋”の至福の時間、なのです。


安井真也

  ↓ 大地にもいろんな表情があります↓
にほんブログ村> <自然科学ブログランキング

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!
お肉、魚介、お米、おせちまで
おすすめ特産品がランキングで選べる
ふるさと納税サイト『さとふる』

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事