日大 地球システムのスタッフブログ

日本大学文理学部 地球システム科学科 のブログアーカイブ

ちきゅう徒然

[ リスト ]

トルネード

イメージ 1

卒業生の瀧尚子さんより、アメリカで撮影したトルネードの写真とコメントをいただきました。


・写真:漏斗雲(ろうと雲)
・撮影日時:2011年5月24日午後5〜6時頃 (米時刻)
・撮影場所:アメリカ オクラホマ州ノーマン
・撮影者:(株)ウェザーニューズ 瀧 尚子 (2003年大学院卒)

 今年、アメリカでは竜巻が例年以上の猛威を振るっており、500名以上の命が失われました。例年では1年で数十名、今年がいかに竜巻が活発な年 だったかがわかります。そんな中、私自身も、5月24日、人生で初めて避難することになったのです。

 この日、オクラホマ州では、朝から様々なメディアがTV、インターネット、携帯を通じ、竜巻のリスクが高いことを伝えていて、警報の発表前から、ほとんどの市民が避難を意識していたと思います。そして、夕方、街中に警報が鳴り響き、ウェザーニューズのオクラホマセンターの社員全員も一時避難しました。
私達は隣接しているNatinal Weather Centerに向かいました。そこで、予報士で上司でもある内藤と共に、レーダーをリアルタイムに監視しながら、展望台で空の様子を観察していました。直 前の内藤の判断では、強い竜巻は私達よりも南を通過するいうことで、最後まで監視し続けることができ、南西方向で雲が漏斗状にのびて地面についた 「竜巻」 を目撃することになったのです(写真=竜巻)。レーダーにもクッキリとフックエコー(竜巻の位置)が見えました。何かが巻き上がる様子がかすかに 見え、逆 に私達の上からは木の枝が降ってきました。

 この日、竜巻は何本も発生しており、通り道となってしまった所では、家屋が跡形もなく全壊…。それは大津波の大惨事と似ています。亡くなった方の多くは、バスタブに潜り混むなど昔ながらの対応策(竜巻直撃ではほとんど意味がない)を実践して、その場を離れなかった方達ばかりです。竜巻は、直撃 のリスクが潜在化してから到達までの時間は通常で30分前後と言われています。この災害を減らすには、あらゆる情報をみんなと共有すること、限られた時間の中で、 自分や周りの人々と自助共助を徹底することが大事だと、身を持って感じました。また、仕事柄、伝える立場である以上、どうやったらみんなが情報を共有でき て行動に結びつくか、これが竜巻だったら、津波だったら…常にいろんな場面を思い浮かべ、想定外も視野に入れて考える必要があります。まだまだ最善策には たどり着いてませんが1人でも多くの方が生きていけるように考え続けていきたいと思います。


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
ふるさと納税サイト『さとふる』
お米、お肉などの好きなお礼品を選べる
毎日人気ランキング更新中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事