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地球システム科学科の前身「応用地学科」の21回生、隅田まりさんが学科にお越しくださいました。隅田さんは18年前から北ドイツの州都キールにある海洋科学センターに勤めていらっしゃる、火山学の研究者です。 ある世代の地テム卒業生では知らない者はいないのでは?というほどの有名人です。 なんて言ったら怒られますかね… 噂にはその存在を耳にしつつ、じっくりお話ししたのは今日が初めてでした。とても楽しかったです。私(三浦)の知らない地テム話も聞くことができました。あんなことやこんなことや… それは今回はふせておきます。 お話しした目的が別にあったため、ちゃんとしたインタビュー形式をとらなかったのですが、特に伺いたい2点については、ご回答いただきました。 【伺いたいことその1】どうして今の研究分野に興味を持たれたのですか? もう最初から火山って決めてたんです。父親が地質をやっていたので、自分も将来は地学の方面に行くんだと思ってて。 大学入学のときに、知り合いの方に「はい、これ」と火山学の英語の本をいただいてそれを持って入学したんですよ。 卒論をやるころは、ちょうど遠藤先生も火山の研究に乗り出していました。私は「火山豆石」の成因を研究することになってたんですけど、ちょうどその時三宅島が噴火しましてね。 それで、三宅島の調査に行くことになったんだけど、行っても火山豆石がない。先生に「豆石がないですよ?」と言ったら「じゃあ、どうしてないのかを研究テーマにしたら?」とかなんとかこじつけられましてね(笑)。 三宅島には毎月通って、計13回の調査の上で、マグマ水蒸気爆発の噴火プロセスについて学会発表をして、論文も書き、それを投稿して修士になるときには無事火山学会誌に掲載されました。 【その2】地球科学に興味をもつ高校生にメッセージを! 何かを見て、不思議だな、と思う漠然とした気持ちは誰でももつものですよね。特に明確に理路整然と疑問を整理したりはしないと思いますけど、疑問を持ったら、調べて、先生を捕まえてディスカッションして徹底的につきつめていって欲しいと思います。 広く学ぶのも大切ですが、基本は、物事を突き詰めるのが大事だから。 いまはインターネットなんかもあって得られる情報も多いしその分、何が正しい情報なのかってことを判断できないまま知識を得ることになりますよね。ネット上のコミュニケーションも大事だけど、やっぱり人と会って、話があちこちに逸れながらも議論する、っていう形が一番大事。先生たちともそうやってどんどんディスカッションしてほしいと思います。
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在学生・卒業生の声
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