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中国の四川省で5月12日に大地震が起きました。ニュースによると、大変な被害の様で胸が痛みます。 ニュースを見て「中国でこのような大きな地震が起きるなんて!!」と驚かれた方も多いのではないでしょうか?中国は日本と比べれば地震の発生頻度は低いのですが、大きな被害をもたらす地震を過去に何度か経験しています。 地震は大地を構成する岩石に大きな力が加わって、高速で壊れてずれることによって起きます。今回の地震の場合、岩石を破壊した大きな力はどこからきたのでしょうか? 世界地図を見ると、中国の西南部にはチベット高原、南の国境には世界最高峰のチョモランマ(エベレスト)を含むヒマラヤ山脈がそびえます。 これらの大規模な地形は、インド亜大陸が中国を含むユーラシアプレートに衝突したことによって出来たと考えられています。大陸の衝突は世界最高の山脈や四千メートル級の高原を作り出してしまったのです。凄まじい力だと思いませんか? しかも、それは過去の話ではありません。GPSを用いた地殻変動観測によって、衝突は今も続いており、中国の大地を変形させ続けていることが明らかになってきました。この大地を変形させる力が、今回の大地震の背景にはあると思われます。 村瀬雅之
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