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5月18日に第四紀学実験1の授業の巡検で,15名の3年生と一緒に千葉県の房総半島南部に行きました.「第四紀」というのは約170万年前以降の時代で,人間が出現し地球の環境がめまぐるしく変化した時代です.また,現在私たちが目にする地形が形作られた時代でもあります.この時代の環境を具体的にどのようにしたら復元できるかを学ぶのがこの授業です. 今回は,五月晴れの気持ちの良い天気の中,房総半島南部の丘陵や低地の生い立ちを探るため,いくつもの露頭を観察しました.また,露頭を観察しただけではわからない当時の気温や水温などを推定するために,花粉の化石を含む泥炭や,貝化石がいっぱい詰まった泥の塊などを採取しました.これらの試料を使ってこれから授業の中で実験を行い,数千年前の環境をより詳しく復元するのです. 巡検が始まって間もないころ,参加者は露頭を見てもスケッチをノートに書くだけで手一杯でしたが,スタッフからの質問に答えるために一生懸命に露頭を見ているうちに,だんだん露頭をみるコツがつかめてきたようで,地層を見ながらこの地層がどのような環境で作られたのか友達同士で議論できるようになりました(写真). 参加者がどのような地層を見て感激した(?)かは,こちらをご覧ください. http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/disast/excursions/08/08chiba.html 宮地直道
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実習レポート
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