|
岩手・宮城内陸地震では大規模な地すべりがおき,大きく報道されましたね.栗駒山の周辺に分布する厚い火山性の堆積物が大崩壊の原因とも言われています. 火山周辺は当然傾斜地が多く,軽石や火山灰、レキなどが堆積した比較的崩れやすい地域です.そのため地震などの衝撃によって火山が崩れてしまうことがあるわけです.地震によって火山が崩れてしまった1例としては,御嶽山があげられます.昭和59年(1984年)に起きた長野県西部地震で御嶽山の南斜面が崩れてしまったのです.今でも田ノ原の駐車場から崩れた痕が良く見えます↓ この山崩れは,伝上崩れとか御嶽崩れと呼ばれ,29名の尊い命を奪いました.今でもその時にできたせき止湖(土砂ダム,天然ダム)が残っています.湖に枯れ木が無数に立つ不思議な風景は,崩壊前は普通の森だったことを思わせます↓ 24年前の悲劇の地は,災害の面影を残しながらも,今では静かで美しい風景を取り戻しているように感じられました.岩手・宮城内陸地震の被災地も,災害を乗り越え美しい風景を取り戻して欲しいと願います. 村瀬雅之 |
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2008年07月28日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]



