日大 地球システムのスタッフブログ

日本大学文理学部 地球システム科学科 のブログアーカイブ

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

2月2日午前8時40分頃に埼玉県熊谷市の妻沼高校から撮影された噴煙の貴重な写真が届きました!噴煙の位置が写真内の点で示されています.これは必見ですね!
噴煙写真


 ↓クリックして地テムブログを応援!↓
にほんブログ村> <自然科学ブログランキング

火山灰の新しい採取法

イメージ 1

イメージ 2

皆さんのご協力のおかげで各地から浅間の火山灰が集まってきました.

私は火山灰採取の呼びかけ人の一人でありながら,これまで時間がとれなくて出動できなかったのですが,噴火後3日目にしてようやく自宅周辺の火山灰採取に出かけました.火山灰は厚さが測れないほど少ない場合,単位面積あたりに堆積した重量を調べ,そのデータをもとに噴出量などを計算します.この時に活躍するのは百均購入のハケとちりとりで,車のボンネット,石段など平らな場所に積もった所から,例えば50cm四方の火山灰を残らずはき取ってくるのです.

ところが!今回はハケではいてもさっぱり火山灰が取れません.これはもともと積もった火山灰が少なかったことと,この3日間の間に早朝,露が降りて火山灰を溶かし,これが日中乾いて下にこびりついてしまったからのようです.そこで,水を充分に含ませたキムワイプという水に溶けにくいティッシュペーパーのような紙を使い,火山灰を採取することにしました.

この方法で交通量の少ない道路沿いにあるケーブルテレビの金属製の箱の上面にたまった火山灰を採取しました.噴火後3日目でしたが,火山灰はこびりついているおかげか,あまり吹き飛んではいません(写真上).最初はキムワイプで火山灰をふき取っていましたが,箱の上面に火山灰混じりの泥水が溜まったので,この泥水をキムワイプで吸い取っては雑巾のように絞り泥水を集める方法に変更しました.この方法は結構有効で,ほぼ全部の火山灰を吸い取ることに成功しました(写真下).たぶん,キッチンペーパーでも大丈夫だと思います.

このようにして採取した泥水は,これからビーカーに移し,ホットプレートで煮詰め,火山灰だけを回収する予定です.自宅ならば下がつるつるしているホーロー製の鍋で煮詰めて割り箸でこそぎ落とすとうまく取れます.

このように野外調査ではその場の状況に応じて,適した調査方法を考える必要があります.調査の結果は随時,学科のHPでご報告する予定です.乞うご期待!



宮地直道

浅間噴火関連記事,続々アップ中!乞うご期待!

全1ページ

[1]


よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事