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皆さんは屋久島についてどれ位ご存知でしょうか? アニメの好きな方は映画「もののけ姫」のイメージが強いかも知れません. それとも“世界遺産”でしょうか?はたまた“縄文杉”? 屋久島は東シナ海に位置する面積約500km2の島です. 東京23区よりも小さなこの島には2000m級の山々がそびえ立っており, しばしば“洋上のアルプス”と形容されます. 実は九州最高峰の山はこの屋久島に存在しているのです. 二枚目の写真は海上から撮影したパノラマですが, その感じは今一つ伝わらないかも知れませんね. この島は主に花崗岩という岩石からできており, 河川の中流域にはその巨石が沢山転がっています. その大きさは橋桁を支えるのにも用いられていることからも おわかり頂けるでしょう. さて,その屋久島に昨年夏(2008年9月)に学生と一緒に行った際に, その巨石に,一見すると不自然な大きな穴を見つけました. その大きさは人がすっぽり入ってしまうほどのものです. 一体誰が何のためにあけたのでしょうか・・・? この穴はポットホール(甌穴)と呼ばれるもので, 窪みに礫が入り込み水流により礫が回転することで削られてできた穴なのです. 写真をよく見ると中に礫が残っていますよね. 水の流れが硬い岩石に穴をあけてしまうなんてなかなか想像できませんが, 自然界ではその様なことが起こるのですね. 皆さんも野外に出た際にはよく観察してみて下さい. 自然がつくり出した一見すると“不思議なもの”を見つけられるかも知れません. 山中 勝 |
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2009年03月12日
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