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台湾最大の都市台北市の約20km北にある活火山七星山には,活発な噴気地帯があります,その中で最大のものが写真の大油坑です.その地域一帯は見渡す限り黄色く異様で,腐卵臭が立ち込めます.その原因は硫黄です.昔は硫黄の鉱山として使われていたそうで,腐食したパイプが転がっています(写真1・2). この大油坑噴気孔の直下では群発地震が起こっていて,台湾中央研究院のLin先生によって地震観測がなされています(写真3)我々も中央研究院・名古屋大・北海道大と共同で地殻変動調査をし,大油坑を中心とした隆起を検出しています.これら地球物理学的調査の結果は,大油坑噴気孔へ熱水が供給されていることを示しています.活発な噴気があるのはこの為かと思われます. 現在の所,噴火の予兆はありませんが,大都市に近い活火山の様子を常にモニターしておくことは防災上重要なことです. 村瀬雅之
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2009年10月14日
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