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上甑島・貝池

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鹿児島県の南西に「甑島」という島があります。
上・中・下の3島からなる甑島列島で、最近は、「Dr.コトー」の舞台としてもちょっと知られるようになりました。
この上甑島に、海と礫洲で隔てられた甑四湖と呼ばれる湖沼があり、私は、1993年から現在に至るまで、気がつくと裕に30回くらい通っていました。

この湖は、今から6,000年前の縄文海進・海退で入江が閉塞されて形成されました。

この中ののひとつ、貝池という湖は、上層部が淡水に近い水、下層部は海水という2重底をもつ湖で、このため不思議な現象が生じることが分かっています。

普通、湖は、太陽から熱を受ける表面の温度が一番高く、深部にいくほど冷たくなるのですが、ここ、貝池では、表面から2〜3m付近の淡水層と海水層の境界部分で、夏になると、なんと40℃くらいまで、水温が上がるのです。

また、もう少し深い部分、4m付近には、湖水を赤く染めるバクテリアが存在することが分かっていて、この部分の水を「採水器」という機材で採水すると、本当に赤い湖水がみられます。(ただ、これは、場所や季節によって濃さが違います。)
このバクテリア、世界で3か所しか発見されておらず、20億年も前から存在しているとか、、、

1985年のNHKでも、大うなぎ捕獲大作戦のような内容でしたが、NHK特集で放映され、2003年にさわやま自然百景(←このときは、取材に協力しましたよ!)で紹介されていました。

東京から1,300km。
鹿児島空港から串木野港を経て、フェリーで1時間10分。
島ではトンボロやビーチロック、鹿の子百合なども見られ、港の近くには温泉も。
特に夏は、青い海に、熱い太陽・・・おすすめです。

写真上:長目の浜展望台からの眺め---白い礫洲が海と湖を隔てる様は本当に美しいです。
写真中:貝池です。
写真下:白い礫洲の正体です。---はるか向こうの山と山の間に見える低い部分は、陸繋島(トンボロ)です。

太田真木


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