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エディアカラ生物群にそっくりなものを見つけました.
「エディアカラ生物群って何?」と思われた方もいらっしゃる事でしょう.
一言で説明するならば,大昔(今から5億5千万年以上前)に生きていた殻などの硬組織を持たない生物たちです.多数の印象化石(動物体そのものが化石として残ったのではなく,岩石に型が残されたもの)が発見されていますが,最初の発見はオーストラリアのエディアカラ丘陵で,生物群の名前はこの場所に由来しています.現在の生物と直接関係があるかないか議論が分かれていますが,エディアカラ生物群の化石の中にはクラゲの仲間だと考えられているものもあります.
残念ながらエディアカラ生物群のオリジナル画像をもっていないのでここでは紹介できません.今日は「そっくりなもの」でお楽しみ下さい.
写真は海辺に打ち上げられ,乾燥してしまったクラゲです.
細部の構造が砂にのこされ,印象化石みたいです.
見つけた時は「お!エディアカラ!!」と思いました.
下の写真は海辺に打ち上げられ,とり残されたばかりのクラゲ.これが乾燥すると上の写真のようになるわけです.
海辺に打ち上げられたクラゲでできた印象化石もどき.こういったものが砂粒で埋められ綺麗な状態で残ることができたら,遠い未来に印象化石として発見されるのかもしれません.
余談ですが,海辺で一人,クラゲの遺骸写真を撮りまくる姿は非常に怪しかったことでしょう...
中尾有利子
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