日大 地球システムのスタッフブログ

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洪水

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一体この人は何を見上げているのでしょう?
写真はポーランドの首都,ワルシャワの公園での一こまです。
実は,ポールに掲げてある5枚の表示板の赤い線は,それぞれの年に起きた洪水の時に,水がどこまで上がったかを示す水位の記録です。(分かりやすくするため,文字と線は書き直してあります。)

ワルシャワ市内を流れるのはヴィスワ川で,ちょうど東京にとっての多摩川のように,水道の水源として,憩いと安らぎの親水空間の場として,無くてはならない役割を担っています。
でも川は,いつも穏やかな顔を私たちに見せているとは限りません。普段は想像もつかないような量の水を一気に押し流す洪水が,幾度となく繰り返されています。

ところで,洪水の原因は大雨,と言いきれるでしょうか。降り注いだ雨の行方は,受け皿である地面の変わり方にも大きな影響を受けます。
言わば川は,時として様ざまな応答を示すことによって,自然界と私たちとのつきあい方を想い起こす機会を与えようとしているのではないでしょうか。

洪水被害の軽減には,堤防や貯水池などのハード面の対策と併せ,地中での水の動きを含めて流域を総合的に捉えるソフト面の考え方が欠かせません。
水道の蛇口さえ捻ればきれいな水が得られる便利さを当たり前のことと思わず,地球を巡る水の循環に思いを馳せながら,川と人間とのかかわりをふり返ってみませんか。

森 和紀


☆ 明日、桜上水で森先生の講演があります。詳しくは1月21日のブログ記事をご覧ください ☆

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