日大 地球システムのスタッフブログ

日本大学文理学部 地球システム科学科 のブログアーカイブ

地球の見所(国内編)

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石材の地質学 -軽石-

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今回は,鹿児島県の有名な火山である桜島の島内のお土産屋さんで見かけた“軽石”に注目します.
立派な桜島大根と一緒に,店先に軽石がたくさん並べられていました.
写真中央部には盆栽用軽石が,左手には赤いネットに入った軽石が見えます.お風呂で使うのによさそうな拳大の軽石です.盆栽用は,大きめの軽石をくり抜いて加工されたものですね.

これらの軽石の大半は,3万年近く前の姶良カルデラの大噴火で噴出した入戸火砕流の堆積物に含まれていたものと思われます.
この噴火はAT火山灰をもたらしたことでも有名ですね.<AT火山灰に関する記事
入戸火砕流の堆積物は,鹿児島湾周辺でシラスの名で有名な白い崖としてよく目にします.
軽石をよく観察すると,時々キラリと光る石英が見つかるんですよ.


安井真也


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太陽柱

お正月に私の大学時代の恩師の先生にお会いしました。その先生はスキーが大変お好きで、退官なさった今は日本や外国でスキーばかりしていらっしゃるそうです。スキー場で撮ったという以下の写真を見せてくださいました。

蔵王のスキー場(佐々木嘉三先生撮影)
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旭川のスキー場(佐々木嘉三先生撮影)
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同じく旭川のスキー場(佐々木嘉三先生撮影)
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美しい、しかし少し変わった光景です。太陽(光)が縦に伸びているように見えます。
これは太陽柱という現象で、風が無い静かな日の出もしくは日の入り時に見られるそうです。大気中の薄い氷の結晶が平らな面をほぼ水平にして、木の葉の様にヒラヒラと舞い落ちる時に、その水平な面に太陽の光が反射して太陽が上下に伸びた様に見えることが原因だそうです。

残念ながらスキーの上手くない私は、今までスキーに行っても景色を楽しむ暇などありませんでしたが、これからは日の入り時には太陽に注意してみようと思いました。


村瀬雅之


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雲が生まれる瞬間

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夏休みをとってスタッフの三浦さんと富士山登山にチャレンジしました.
結果からいうと無事登頂!!

登山を開始した時は雷雨だったのですが
途中で雨がやみ,綺麗な星空が見えました.
脚立にのれば手が届きそうな所に星があるみたいでした.

写真は登山途中にとったものです.
美しい日の出に心が洗われました.
まさに雲が生まれる瞬間も間近で見ました.


地球システム科学科では野外実習で富士山を訪れる機会が沢山あります.
色々な研究分野のフィールドとして大活躍の富士山.
地テムっ子なら必ず訪れる場所になるでしょう!

地球システム科学科のHPではリアルタイムの富士山を見ることもできます.
http://fuji.chs.nihon-u.ac.jp/


中尾有利子


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男鹿半島名物

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9月20〜22日に秋田大学で行われた日本地質学会に参加してきました.

地質学会では,期間中に現地の代表的な地質を見学する巡検が幾つか用意されています.
今回私は,男鹿半島で数百万年前に活動した火成活動による堆積物を見学する巡検に参加してきました.

一枚目の写真は,そのとき見学した流紋岩の球顆です.
ご覧になってわかるように,鶏の卵ほどの大きさがあります.
果たしてどのようにしてこんなにも大きな球状のかたまりが出来るんでしょうか?
不思議なものですね.

ところで,
男鹿半島といえば,なまはげ!
そこら中なまはげだらけです.

なんと,なまはげさん,秋田駅近くの飲食店にも常駐されています.

金丸龍夫


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摩周湖の霧

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昔,歌謡曲の題材として取り上げられ有名になった霧の摩周湖であるが,学生時代にその霧に関連した観測に取り組んだことがある。たまたま,別の湖で湖水の気象影響を調べている時であったので,その流れから興味をもって取り組んだといういきさつである。ある年の8月の終わりに3日間,次の年には同じ時期に1週間かけて気象測器を引っさげ,設置の時には仲間の応援を頼んだものの,観測は単独行動であった。


摩周湖は周囲が急峻な崖に覆われた鍋型形状をしているカルデラ湖である。調査としては霧が出た時に,その崖に沿って湖面まで温度分布を測るのが主な項目であった。摩周湖の霧は湖面に雲海状に出るもの(めったには見られないとのこと)と,釧路方面からの層積雲がカルデラ上部を覆った場合の2種類が想定されたが,特に後者の場合,カルデラの内部で霧(雲)はどのようになっているかが興味深かった。

営林署に観測のための立ち入りの許可をいただき,カルデラの周囲の林道から,一般者立ち入り禁止の「けもの道」のような崩れかけた細い道をたどり,湖面まで最高・最低温度計を数セットとデータ記録(当時はペンレコーダー)のついた温度計を1台置き,また,風向風速計を1台カルデラ上部に設置して測定を行った。
観測時に最も心配したのがヒグマで,これは音を出しながらの行動を行うことでとりあえず凌ぐことにした。もうひとつの不安は,カルデラ壁に沿って霧の中を湖面に向かって進んだ時に霧が晴れたら(つまり鍋の中で,上空を霧で覆われた閉ざされた世界には)何が見えるか(メルヘンチックに妖精でも舞っているか)というおよそ似つかわしくないドキドキである。神秘という言葉ゆえに必要以上に意識したものではあるが・・・。
結果として,崖を降りて行く途中で突如として霧は晴れた。霧の底,つまり雲底高度ははっきりしていたということがわかり,しばしその眺めに見入ったことは言うまでもないが,当然のことながら七色の虹が渦巻いていたわけでもなかった。


その時の写真は,掲載してもただの霧の世界としか見てとれないのでここでは省略するが,観測期間中,別の晴れた日に摩周湖から立ち上る虹を見ることができた(写真)。やはり私には神秘が感じられたひと時であった。ちなみに後日談ではあるが,観測データでは期待したほどの温度差が見られず,霧に結びつけるにはより精密な観測が必要かと考えていた時に,ある先輩から「気持ちはわかるが,神秘なものを神秘なまま残しておくのもいいのでは」という冗談交じりのことばをかけられて妙に納得したものである。幸か不幸か遠い観測地ゆえ,その後の観測はなされずじまいであったが,あれから誰かロマンを持った(?)研究者が摩周湖を訪れているのであろうか?



(加藤央之)


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