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スコールを知っているだろうか?? スコールとは、突然降ってくる大雨とのイメージがありますが、それは間違いではありません。 ただし、「急に吹き出し、数分間続いた後、突然に吹きやむ風。・・・激しい雷雨を伴うことがある。熱帯地方で、強風を伴って襲う激しいにわか雨。」(大辞林:三省堂)とあります。つまり、「強風」というキーワードが入らなくてはなりません。 写真は、カンボジアのトンレサップ湖で撮影した、スコールの写真です。強風のイメージがありませんが・・・。黒っぽい柱の部分のみ雨が降っております。雨季(カンボジアでは5〜10月)のこの時期にのみ見られる現象です。これを見た私は、こいつらの雨量や水質をどうやって測ってやろうかな〜、と思いました。(もちろん「すごい」とただ漠然と思ったのも事実ですが。)まだまだうまくいってませんが、試行錯誤しながらこれから考えていきたいと思います。 そういえば、2005年の愛知万博のシンガポール館だったでしょうか、スコール体験コーナーがあったのですが行かれた方はいますか?私は、行きました。そういったところで、自然の「すごさ」を経験しながら生活すると、よりいっそう、自然に興味が湧いてくるのではないでしょうか?? 私は、縁あってカンボジアに行く機会があるのですが、こういった熱帯地方の自然について時折報告できたらと思います。その時は、おつきあい下さい。 大八木 英夫 (写真は、私個人が撮影したものです。他で使われる場合は、連絡をいただければと思います。) |
地球の見所(海外編)
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不定期のニュージーランドシリーズ,4回目はタウポ湖の南方に位置するTurangiの町です.数年前の長期出張時には,世界遺産トンガリロの火山の玄関口Turangiに合計2週間ほど滞在して火山見学の拠点にしました.Turangiはマス釣りで有名な町で,カヤックなどのスポーツも盛んです.崖に見える巨大な円礫の数々は過去の洪水でたまったものが,川の流れに削られて谷壁に露出したものです. 滞在したB&Bはリバーサイドの素敵な場所でした.が,ある時大雨が続いて3日目の夜中にサイレンが.朝になって,宿の人に「洪水を見に行きますよ!」といわれ,慌てて外に出ると,家のすぐそばまで土砂が溢れていました.トンガリロ川が氾濫したのです.すぐそばの吊り橋は流れてきた岩や木に直撃されて壊れてしまいました.画面右手が上流側です.吊り橋の奥の方に見える流木はどのようにしてひっかかったのでしょうか. Turangiの町の入り口のトンガリロ川にかかる橋も通行止めになっていました.国道が寸断され,この町は一時的に孤立したのでした.奥に見える白い崖は以前紹介したタウポの火砕流の堆積物です.過去記事 ヘリでやってきたテレビ局が早速中継していました.レポーターの画面に写らない足元はきちんと長靴ですね. この後,オークランドの空港へ戻る途中,国道沿いに洪水の水がひかない一帯がありました.道路際の標識には“Drive to survive!”の文字があり,気がひきしまりました. 地震や火山活動が活発で風水害も頻発するニュージーランドは,日本と同じ災害国でもあるのですね. この次は世界遺産のトンガリロの山をご紹介します.お楽しみに! 安井真也 |
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上空から地形を見る,これはかなりエキサイティングなことです. 旅先での遊覧飛行は楽しみの一つです. 一度飛び立つと,写真を撮るのが忙しくて,ゆっくり地形を眺める余裕がないのですが・・・ ニュージーランド北島のタラウェラ火山の遊覧飛行体験記 搭乗直前に撮影した4人乗りのフロート水上機です. 私を含め3人の乗客は,ロトルア湖の湖岸に突き出た桟橋をうきうきと水上機に近づいて,いよいよ乗り込むかと思いきや, パイロット「お客さん達,ちょっと待ってね,給油するから.」 3人の乗客「・・・・」 しばし給油するパイロットを眺める時間が発生し,目の前の光景をカメラに収めた次第です. 体勢がきつそうなセルフスタンドは予期していませんでした. そしていよいよロトルア湖から飛び立った水上機は,エンジンがぶんぶんと必死な音をたてながら,タラウェラに向かいました. これが有名なタラウェラの噴火割れ目です. ここは1886年に総延長17kmに及ぶ割れ目が開いて玄武岩質マグマの大規模な噴火が起こった跡です. ぱっくりと口を開けたような割れ目の跡が100年以上経った今でも生々しいです. この総延長17kmの割れ目に沿って飛んでからロトルアへ戻るというコースでしたが,終始揺れと物凄いエンジン音に耐えながらの飛行でした. そしていよいよロトルア湖への帰還. ハラハラドキドキの着水で,ようやく桟橋に横付けして水上機が停止すると,乗客はぐったり. 離陸以来ずっと無言で操縦桿にしがみついていたパイロットがゆっくり振り返りました. パイロット「お客さん達,生きてます?」 乗客「・・・・」 スリリングでしたが,ともかく楽しめました! 今度このような機会があったら,動画で「揺れ」を撮りたいですね. 安井真也
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過酷だったアルティプラノの調査旅行を終えた私たちは、イキーケから空路サンチアゴに戻った。宿は再びパサデナ・サルバドールである。 宿の近くには「サンクリストバルの丘」とよばれる小山がある。丘といってもそれほど高度が低いわけではなく、それなりの高さがあってケーブルカーで山頂まで登れる。山頂にはこぎれいなレストランがあり、夜ともなればレストランからはサンチャゴの街の夜景がとても見事である。このレストランには、サンチャゴ在住の日本人N氏に連れられて行った。 N氏はチリー国立大学に勤める中年の地質学研究者である。といっても、留学などの一時滞在ではなく、サンチャゴに根を生やして生きている。N氏は北海道大学の出身で、若い頃から南米中を渡り歩き、最後はチリーに落ち着いたという猛者である。彼は尺八の名手であるが、南米を尺八一本かついで転々と渡り歩いたという。N氏は政治家と強いコネクションを持っているらしい。いいこともあるが、親しい政治家が失脚したりすると、とたんに冷や飯を食わされるという。なにしろここは、ラテンアメリカである。サンチャゴの夜景を眺めながら、N氏はこのようなことを私たちに語ってくれた。 サンクリストバルの丘の南東山麓に、大統領府であるモネダ宮がある。アジェンデ大統領がここに籠り、軍事クーデターを起こしたピノチェト将軍の反乱軍と,サブマシンガンを手に孤立無援の戦闘を行ったことはすでに述べた。この時も、機関銃の弾丸の後が、モネダ宮の壁に無数に残っていた。 アジェンデ大統領は選挙で選ばれた左翼政権の指導者である。アジェンデ大統領は社会主義的な政策を推し進め、アメリカ大資本の会社の国有化を行ったりした。チリーの貧しい民衆からは絶大な支持を受けたが、アメリカからはきわめて評判がよくなかった。ピノチェト将軍は、この政権を軍事クーデターにより強引に転覆させた。多数の人々が殺され、獄に繋がれた。陰惨な拷問やリンチも行われたらしい。未だに行方不明となった人たちが大勢いるという。 モネダ宮から南下すると、オイギンス公園がある。チリー国立大学はオイギンス公園の近くにある。オイギンスとは、革命によりスペイン軍を追い払った建国の英雄である。このオイギンス公園の競技場にピノチェト将軍のクーデターに反対する人々が大勢集められ、そして虐殺されたという。血塗られた公園である。しかし、今は穏やかな冬の陽光の中、木々の彼方には美しい雪に覆われた白いアンデスの峰々が見晴らせる。当時のことを思わせるものはなにもない。 私たちがサンチャゴを訪れたときは、ピノチェト政権がわが世の春を謳歌していた。しかし、その後権力を失ったピノチェト将軍は告訴され、拘束されて裁判に掛けられた。「おごれるものは久しからず、ただ春の世の夢のごとし。猛きものもついには滅びぬ。ひとえに風の前の塵におなじ」。現代政治世界の無常さも、平家物語の世界のようである。 (高橋正樹)つづく |
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こんにちは。GWいかがお過ごしでしょうか。 我が校は4月30日から5月2日まで臨時休校。すなわち4月29日から8連休!! 学生の皆さんは、さぞかし有意義なお休みを過ごしていることでしょうねー。ねぇ? さてさて、大型連休に関連付けて私の学生時代の思い出を一つ。卒業旅行で行ったハワイのお話でございます。この旅はほんとにいろんなことがあって楽しかったんです。 が、写真をお見せすればほぼ充分かと思いますので多くは語りません。エへへ。 地球システム科学科は1〜2年に一度、海外実地研究を催しており、平成19年度にハワイ島に行きましたが、行った学生はみんな「感動した!」「行ってよかった!」と言いますね。その気持ち、よくわかります。本当にハワイ島で感じるダイナミックな地球の鼓動は、何度でも見てみたいと思わされるんですよ〜。 あぁー、また行きたい。 冷え固まった溶岩の上をずーっと歩いていって、一番上の写真にあるオーシャンエントリーによる水蒸気が見えたときの感動ったら、思わずキャーキャー叫んじゃったほどです。 このときは運よく地上を流れる溶岩も見られたんですが、とても熱くて近づけないんですね。しかしアメリカの方っていうのは勇敢で、写真2枚目のように木の棒なんか刺しちゃったりしてビックリでした。皆さんが実際に見に行く時は、危険ですので絶対に真似をしちゃいけませんよ!!小爆発することもあり、とっっても危険なのだそうです…。手前の少年はちょっと離れているように見えますが、この距離でもものすごく熱いんです。熱気を感じれば、棒刺さなくても十分満足できます。 このたびにはオマケがあって、3泊5日計画で行ったのですが、オアフ→成田の飛行機が故障して足止めをくらい、なんとオアフ島でバカンスな一夜を過ごせちゃったのです。ごらんなさいな写真3枚目。すごい夜景でしょ〜。 そして日本に戻ってきたら大雪でした。気温差で風邪を引いたのは言うまでもありません。 やぁ、「多くを語りません」と言っておきながら結構喋ってしまいましたね。 だって写真見ていたら楽しくなってきちゃったんだもの〜。 みなさんも是非この感動を味わってみてください。時間がたくさんある学生時代に、ぜひぜひハワイ島へ! ビバハワイ!マーベラスアンドアメイジング!!(?) (三浦恭子) |


