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日本大学文理学部 地球システム科学科 のブログアーカイブ

実習レポート

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“巡検”の行き先や内容,そして室内実験の様子もご紹介します
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先日、5月5日・6日に山梨県丹波山村にて「水圏科学実験1」の野外実習を行ってきました。
天気は、(近年まれにみる)快晴に恵まれました。(昨年はあいにくの雨でした・・・。)


実習内容は、それぞれ班に分かれて、川を測量し、水の流れる量を測定し、パックテストなどで水質調査を行いました。私は、川にはいることは、普段の生活においてなかなか実行することはありません。このような機会には、率先して川の中に入って「ふわっ」と浮きながら歩く感覚を楽しんでいただきたいです。

この結果は、レポートといった形で報告されます。さてさて、どのような結果が出てくるのか楽しみでなりません。

対象とした河川は、東京の飲み水となる多摩川の源流域。河川名は、「丹波川」と変わっておりますが、我々にとっての水瓶である奥多摩湖(小河内ダム)に注ぐ、重要な河川の一つです。
どうやら、昨年で小河内ダムが完成から50年たったようで、歴史の長さを感じます。(調査の最後に見学だけしました。)

気候に恵まれた2年生にとって泊まりがけで野外実習を行うのははじめての学生が多かったのではないでしょうか。そして、夜更かしをしすぎて眠い目をこすりながら実習をこなした学生もいたのではないでしょうか?それもすべて経験です。これから多く行うであろう野外実習への肥やしにして下さい!!

授業同行・補助者 大八木 英夫



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構内の岩石観察実習

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さわやかな風が構内を吹き抜ける午後,文理学部内の岩石を見て回る実習を行いました.
まず,各自で構内を回って見つけた岩石の場所と特徴を構内地図に書き込み,実験室で結果報告をしてもらいました.それから皆で一緒に見て回りました.

上の写真の画面右下に写っているのは,図書館の前で敷石を観察している受講生の集団です.通りかかる人が不思議そうに眺めていく中,皆,一生懸命観察をしました.

下の写真はカコウ岩を見た場所です.新緑がきれいな中庭ではカコウ岩でできた石灯籠がありました.地球システムのある8号館の入り口のカコウ岩,1号館前のカコウ岩のベンチもじっくり観察しました.サークルセンターの周囲では,火山岩とカコウ岩が並んで置いてあって,ルーペを使って両者の違いをしっかりと確認しました.その他,変成岩やチャート,石灰岩なども見ました.一見,礫岩のように見えるコンクリートも区別ができるようになって,最後に実験室で行った岩石あてテスト,はかなりよい出来でした.
普段何気なく通る構内にも,いろんな岩石があるのに驚いたという感想もきかれました.

新緑の季節,構内の石めぐりもおススメですよ.


安井真也



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暖かくなってきましたね.私の研究室では毎年,春になると,巡検で千葉県の南房総の海岸沿いにある岩場へ出かけます.

これは昨年の巡検の時の写真ですが,丸い岩場の上の方には何か白く見えるものがたくさん,へばりついているように見えます(上の写真).これは何でしょう?近寄ってみると,白く見えたものは多数の貝の化石であることがわかります(下の写真).下の方に密集している貝は何かわかりますか?スーパーの鮮魚コーナーにある・・・はい,正解はカキです!!

カキは波打ち際の岩場に生活するので,カキの位置はほぼ昔の海面の位置を示しています.この場所のカキは約6000〜7000年前の暖かな縄文時代のものであることがわかっています.上の写真からもわかるように,ここのカキは現在の海面より高いところにいるので,昔は現在より海面が高かったか,カキが積もった後にこの付近の地面が隆起したことが考えられます.それにしても,どのようにして現在のような丸い岩場になったのでしょう?

巡検では時間をかけて露頭を観察して,昔はどのような環境で,それがどのように変化して現在の露頭が出来たのかを考えます.

このごろ地球の温暖化により氷河など陸上の氷がとけ,とけた水が海に流れ込み,海面が上昇することが心配されています.このことを考えるとき,そもそも海面の高さは過去,どのように変化してきたかを正確に知る必要があります.このような露頭を丹念に調べることにより,それがわかるのです.ほら,もうあなたは縄文時代にタイムスリップ!

このほかにも,こんな巡検があります.一度,訪れてみてください.
http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/disast/excursions/ex.html

宮地直道

夏だ!巡検だ!

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昨年末の夏休みに沖縄に行ってきました。

世間(学生)は、ローングバケィションの夏休み。巡検イベントが目白押しです。
その期間は、我々にとっては絶好のフィールドワーク期間。休んでいる場合ではありません!!普段、教室での講義や実習で学んだものを、「自然」を教科書にして、その現象を解明する、我々のもっとも重要で、もっとも楽しい授業。それが「巡検」。

その巡検の一つに2007年夏には、沖縄の湧水調査に行ってきました。
写真は、沖縄の湧水です。海を見渡せる絶好のロケーションでした。
この寒い時期には、心あたたまるような感じがしますよ・・・ね?

沖縄では、その土地の地質の特徴から、「石灰岩」がある場所とない場所があります。もちろん、水にもその特徴があらわれます。我々は、その地域の違いについて調べてきました。

湧水は、雨が降り、水が地面に潜りや地質・植物そして人間活動の影響をうけて、地表で人の目に触れる、はじまりの水。それは、その地域の地質の特徴などが記録されています。「地学」だけでも「化学」だけでも「物理」だけでも「生物」だけでも解けない、時には「歴史」や「地理」など「理科」のすべてやそのほか文系的な物まで駆使しながら自然の謎を「水」から探るのです。

その楽しい、調査風景を、
http://www.geo.chs.nihon-u.ac.jp/envirn/event/2007/okinawa/top.html
訪れてみて下さい。

大八木 英夫

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