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先週、長野方面に出張した際に浅間山麓に立ち寄りました。写真は南東山腹の千ヶ滝スケートセンター付近から見た浅間山の様子です。10日ほど前の噴火の火山灰を雪の上にうっすらと見ることができました。 安井真也 |
自然観察レポート
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宇宙から見た地球,飛行機から見た地形,富士山頂からの眺め,顕微鏡下の化石や鉱物などなど,いろんなスケールで自然を観察!“地球”を研究する面白さを感じてください
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2月2日の噴火当日に速報として、多摩丘陵で採取された浅間山の火山灰の顕微鏡写真を掲載しました。 速報のブログ記事では撮影した写真の一部のみご紹介しましたので、学科のホームページに低倍率の写真も含め、報告のページを作成しました。 安井真也
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直前の記事で紹介した浅間山の本日の噴火の火山灰の偏光顕微鏡写真を紹介します。 写真2枚目までは1/8〜1/16mmの,3〜5枚目は1/16mm以下の大きさの粒子です。 ふるいで粒径を揃えてから超音波洗浄し、乾燥後プレパラートに固定して観察したものです。 撮影倍率は、1〜4枚目が400倍(100目盛が250ミクロン)、5枚目が1000倍(100目盛が100ミクロン)です。 最も多いのは下の写真のような溶岩片で、次いで結晶片が見られました。 いずれも角がややとれたような形態を示すのが特徴です。 溶岩片は緻密で、隠微晶質、新鮮なものが大半で、変質した粒子は非常に少ない印象です。 石基鉱物(斜長石、輝石、不透明鉱物)の粒間に無色ガラスが少量認められます。 下の写真には斜方輝石(オレンジ色)、単斜輝石(画面右下の濃緑色)と斜長石(白)の結晶片が見られます。 視野中央部に褐色のガラス粒子が見られます。 拡大すると燕尾状の斜長石が含まれていて、全体に急冷したものとみられます。 観察した中では、このような褐色のガラスは少ししか見られませんでした。 クロスヘアの目盛100の右手に淡褐色のガラス、目盛0の左手に無色の発泡ガラスが見られます。 上の写真の無色ガラスの拡大です。微斑晶が目立ちますが、よく見ると球形の気泡が見えます。 細粒粒子を探すとこのような軽石質の発泡したガラスが極少量見つかるようです。 以上の写真の撮影風景です。 これは私見ですが、今回は、新鮮なマグマの固結・結晶化した部分を吹き飛ばすような噴火だったという印象です。摩耗したような結晶片が目立つのが不思議なのですが、久々の噴火だったために、火口底付近にあった既存の火山灰粒子を取り込んだのかもしれません。 約17時間前の噴火の映像には真赤な火柱の周囲に黒々とした噴煙が写っていました。 風向きと強風のおかげで関東地方にいながらにして、浅間の灼熱の溶岩の破片のタイムリーな自然観察レポートをお届けすることができました。 安井真也 |
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2月1日に気象庁により火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が出された浅間山が,2日1時51分に噴火しました. 写真は,南東126kmの東京西部で採取した火山灰です.風向が北西だったので,もしかしたらこちらに噴煙が来るかもしれないと3時16分に紙をカゴの底にしいて置いておいたものです.スケールの三角定規の周辺の火山灰の少ない部分は重しの石を置いておいた部分で,石をどかして定規を置いたときの風圧で少し周囲が乱れてしまいました.が,定規のすぐ周囲以外の部分は,堆積したままの状態です.灰白色の細かい火山灰粒子ですが,触るとざらざらとしています.後で顕微鏡でみてみたいと思います. 安井真也 |
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研究法などと大げさなことを書いてしまいましが 今回は研究設備の一つを紹介します. 貝形虫は小さい小さい生物なので顕微鏡が必須です. 実体顕微鏡,生物顕微鏡,そして時には電子顕微鏡も使います. 一番目の写真は生物顕微鏡です. 貝形虫の様々な形態的特徴を観察するため,この顕微鏡でスケッチをとります. 僅か数十ミクロンのスケッチ. 二番目が描かれたスケッチです. うまいでしょ〜. というのは冗談で,この顕微鏡装置があれば誰でも書くことができるんです. スケッチ上部にある黒いバーは50μmを表しています. すごいでしょ〜. こうして隅々まで調べつくされてゆく貝形虫. 新種(未記載種)だとよいですね! 中尾有利子 |



