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本年もよろしくお願いいたします。 スタッフ一同
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ちきゅう徒然
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年に2回,火山学会では研究発表の場が設けられ,最新の研究結果が発表されます.今年の秋季大会会場は,神奈川県立生命の星地球博物館と温泉地学研究所でした.2つの建物は隣接しています. |
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国立極地研究所へ行ってきました. この日はちょうど次の南極調査隊の方々が準備をされており, 実際に調査の足として使うスノーモービルや居住車などを見学させていただきました. To Antarcticaのシールが貼られた箱に一同大感激してしまいました. 調査により採取されてた試料などは, -45度にもなる冷蔵庫で保存されるそうです. 万が一にも冷蔵庫内に取り残される様な事故が起こらぬ様に, 冷蔵庫内の出入りは厳重に管理されています. 4枚目の写真は,冷蔵庫内での作業用ジャケット. もこもこです. 金丸龍夫 |
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今,幕張メッセで「恐竜2009砂漠の奇跡」という展示会が行われています. 時間を見つけてようやく行くことができましたが,すごいの一言に尽きます.まず会場が広く,大型恐竜の展示がいくつもあり,見ごたえは十分.詳しく見ていたら時間がいくらあっても足りません. 私の知るこの種の展示会で,最も展示が充実しているように感じました. 恐竜好きなら,ぜひ行ってみてください. 恐竜2009砂漠の奇跡HPはこちら 帰りに海浜幕張駅で偶然恐竜(?)に遭遇しました(別イベントですが) 村瀬雅之 |
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今日は私の専門(火山地質学)の話をしたいと思います。 火山地質学の分野では火山の形成史を知るのが一つの大きなテーマになります。 対象とする火山の地表を歩きまわって調査したり(地質調査)、空中写真で地形判読をしたりして、どんな噴出物が分布しているかを調べます。 噴出物の種類や分布、重なり合う順序がわかってくると、どんな様式の噴火がどのような順番で起きたのかを細かく知ることもできます。 時代の新しい噴出物は、表層を広く覆っているので比較的わかりやすいのです。 が、新しい噴出物に覆われたより古い時代の噴出物は、分布が局所的になってわかりにくくなります。 深い谷が火山体を切っていれば、古い時代の噴出物も見えますが、若い火山では谷の発達はそうよくありません。 というわけで、時代が古くなるほど噴出物の種類や分布を把握するのが難しく、情報がなかなか得られないというのが悩みの種なのです。 写真はオープンキャンパスの際に”大噴火”したカナマル火山です。 上の写真は桃色の溶岩流がまさに流出している時の写真です。 3年生のN君の腕が透けて見えますが、下から頑張って注射器で“溶岩”を流出させています。 カナマル火山は透明なので、下から見ることができます。 この噴火直後にデジカメの回転レンズを利用して下から撮影したのが、下の写真です。 おへそのような窪みは、噴火直後の火道です。 2枚の写真を見比べると、オープンキャンパス2日目の“一連の噴火”の溶岩流出の順序がわかります。 初期に焦げ茶色の溶岩が流下し、中盤にはより遠方に赤茶色の溶岩が広く広がり、後半にオレンジやピンク色の溶岩が流下したことがわかります。よく見ると、焦げ茶と黄色の溶岩流には、小さな分流が出ています。桃色の溶岩はもともとあった窪地を埋めつつあります。 このようにカナマル火山では上と下から噴出物の分布が見えるのです。 下から見えるので、初期の溶岩の分布までしっかりわかり、噴火の規模を知る手がかりにもなります。 普段、知りたくてもわからない情報が丸見えなので、思わず写真を撮ったという次第です。 積み重なった“溶岩”をカッターで切れば、火山体の構造までわかってしまいます。 これは今後の楽しみにとっておくこととします。 安井真也 |


