日大 地球システムのスタッフブログ

日本大学文理学部 地球システム科学科 のブログアーカイブ

ちきゅう徒然

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今年も東京国際ミネラルフェアに行ってきました.
参加した皆さん,良い標本は見つかったでしょうか?

私はというと,じゃーん!
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写真は購入したスミロドンの頭骨.ロサンゼルス自然史博物館所蔵の標本から取った精巧なレプリカだそうです.

昨年はダチョウの卵やら,世界最大の豆(モダマ)など,大きなものにまで手を出すようになっていて,自宅が標本だらけで大変なことになっていたのですが,今年の大型骨格標本でとどめを刺された状態です...
博物館で見るのとは異なり,自宅にあるとすごいインパクトといいますか,夜とか正直怖いです.
個人所有する標本じゃないなあと,自宅で置き場所に困りながらしみじみ思ったりします.

今年のオープンキャンパスに大学デビューさせようと思っています.
近くで見たい方は是非どうぞ.

村瀬雅之


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先日、学科に華東師範大学の周(Zhou)先生がみえました。
現在学科には、交換留学生として博士課程のワンさんが来ており、ワンさんも交えて、遠藤先生のお計らいでお話を聞く機会を持つことができました。

せっかくだからいろいろ聞きたいぞ!と思い、事前に質問事項を翻訳ソフトにかけてからインタビューしたものの、後半はほとんど遠藤先生に翻訳ソフトになっていただきました。
語学!ああ語学!!いとかなし!

先生のご専門はGlobal Climite Change(地球規模の気候変動)で、今回は遠藤先生・中山先生と研究についてディスカッションするために来日したそうです。日本にいらっしゃるのは今回で3回目とのことですが、アメリカのダラスにあるテキサス大学での共同研究に参加していて、一年のうち3ヶ月は研究のためアメリカで過ごしているとのこと。さすが、英語もネイティブのような素敵な発音。

研究の内容を詳しく教えていただけますか、と伺いましたらお答えはだいたいこのような感じ。

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太陽活動が地球に与えている影響を調べています。現在は、地球温暖化など温室効果ガスの増加についての関心が世界的に高まっています。温室効果ガスは人間活動で生成される以前から存在するものであり、どのように増加したのか、そのメカニズムはまだよくわかっていません。そこで、過去の自然の気候変動と太陽活動を調べ、現在のそれと比較することで、太陽活動が気候にどんな影響を及ぼしているかを調べることが重要になってきます。それに加えて、人間活動の影響も調べていくことで、将来の気候変動とその問題点が明らかにされていくと思います。

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非常に興味深いですね。この辺で私のイングリッシュキャパシティは限界を迎えました。

准教授の周先生、なんと36歳!ベリーヤングね!
日本食はどうですか?と伺ったところ、「寿司も日本のワインも好きだけど、一番は天ぷら!天ぷらには何物もかなわないぜ!」とのことでした。
というわけで、その日のランチは皆さんで和食レストランへ。天ぷらと、カツオのたたきと、山芋とかオクラとかとにかくネバったものがトッピングされたお蕎麦を「ウム、グー!」とおっしゃりながら召し上がっておられました。


周先生、またお越しください。

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(左から、遠藤先生、ワンさん、周先生)


(三浦恭子)

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雲母をペリペリっと

 
3年時の選択必修科目「固体地球物質科学実験1」にお邪魔しました。
偏光顕微鏡をのぞいたりスケッチしたり、学生はそれぞれの作業をしていましたが…


「先生!先週できなかったので、いまペリペリしてもいいですか?」


なにっ、ペリペリ?もしや!

と思ったらその通り、雲母をはがすんです。

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私も学生の時にやりましたが「最薄の雲母ペーパーを作る!」と張り切った記憶があります。最薄ってことは分子レベルの薄さってことですよね。そんなの不可能なのに結構ねばった私は若かったですね。
最近の学生は冷静なので、そんな無茶なこと言いださずにただただ楽しくペリペリしてました。

爪に入ると痛いので、気をつけてね。



(三浦恭子)

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2004年12月26日にM9のスマトラ沖地震が発生し,その津波によって多くの被害が生じました.発生当時は連日TVのニュース番組で報道されましたので,記憶にある方も多いと思います.
震源に一番近く,30m近い高さの津波が押し寄せた北スマトラのバンダアチェに行ってきました.

地震から6年が経過し,建物が流され更地状態になっていた場所にも家々が立ち並び,復興が進んでいる様子が見て取れましたが,その家々の間に大きな船が・・・

↓発電船
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これは,発電船です.地震発生当時,電力事情の悪かったバンダアチェでは,港に泊めた発電船から電力を街に送っていました.その発電船が津波によって海岸線から4kmも陸に入った地点まで流されたのです.

↓船上より海岸線の方向を望む
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発電船に登って,海の方を眺めると,はるか遠くに少し海が見えます.こんなに流されてきたんですね.想像してみてください.写真の端に写る車よりもだいぶ大きなこの船が,津波で流されて自分の方に向かってきたら,すさまじい恐怖です.

また,この写真からは津波直後には何もかもが流されてしまった場所が,6年でここまで復興した事も見て取れ,力強く復興する姿を頼もしく思います.
この船は津波の記念に保存されるそうです.


村瀬雅之


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新燃岳の噴火

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東日本大震災があまりに甚大な災害であったために,こちらに注目が集まっていますが,依然として宮崎県の霧島山新燃岳では火山活動が続いています.ちょうど学科の卒業生で現在宮崎県在住の方から噴火当初の様子について写真とコメントをいただきましたので紹介します.

今回の一連の噴火は1月19日に始まり,1月26日の15時頃から爆発的な噴火が発生しました.26日の噴火発生時に卒業生の方は新燃岳から約50km北東方向の西都市の自宅に居られましたが,噴火には気がつかなかったそうです.しかし,22時頃から風も無いのに新燃岳側の窓だけがガタガタと音をたてて鳴り出し,この震動は翌27日の2:30〜3:30頃が最も激しく窓や入口の扉が地震の時のように激しく震え,恐怖を感じたそうです.これは火山が噴火した時に爆発の圧力が大気を圧縮させて発生する「空震」と呼ばれる現象と思われます.

噴火はその後も続き,新燃岳から約47km東方の宮崎市内でも27日の15時頃大きな空震を感じ,18時頃,黒煙が帯状になって空を移動している様子を目撃しました(写真上).また,翌28日の朝7時頃には西都市内でうっすらと火山灰が積もっているのを確認しました.街は暗く車はヘッドライトをつけて走り,歩く人もまばらで,人々はコートで顔を覆ったりマスクを付けていたりしていたそうです(写真下).

このような噴火に直面することはめったにありませんが,噴火は発生するとしばしば長期化します.宮崎県の方々にはしばし大変な時期が続きますが,火山灰や土石流から安全に身を守っていただきたいと思います.貴重な写真とコメントをお送りいただいた卒業生の方,ありがとうございました.

宮地直道


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