地理ビアの泉 ―地理授業を面白くする一服の清涼剤―

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西日本めぐり・その1<秋芳洞・秋吉台>

イメージ 1

<0・1日目行程>
1830 東京駅
↓ 高速バスドリームふくふく号 <車中泊>
0745 山口(米屋町バス停) 
0830 山口駅前
↓ 中国JRバス
0925 秋芳洞バスターミナル
 <秋芳洞・秋吉台散策>
1250 秋芳洞バスターミナル
↓ 防長バス
1333 新山口駅前
1433 新山口駅
↓ 山陽本線
1829 三原駅
1836 三原駅
↓ 山陽本線
1908 福山駅
 <福山泊>

今回の旅は、中国・四国地方に見られる特徴的な小地形を散策することを目的としました。
初日はカルスト地形で有名な秋吉台・秋芳洞です。
イメージ 2

高速バスで朝に山口に到着。そのまま路線バスで秋芳洞へ。
カルスト地形である秋吉台・秋芳洞はもともとは南の海でサンゴ礁だったところである。
サンゴ礁の死骸などがやがて石灰岩となり、そこがプレートテクトニクスで北上し、隆起して陸化したのちに、雨によって石灰岩が溶食されてできた特徴ある地形である。
ここではカルスト地形の代表的な地形を一通り見ることができる。
イメージ 3

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溶食・侵食をまぬがれて台地上に残る石灰岩の群れ・・・「カレンフェルト」
秋吉台はカレンフェルトの密度が世界一。
イメージ 5

溶食によってできた台地上の凹地・・・「ドリーネ」
所々にあるへこみはすべてドリーネ。意識して見ないと気づかないと思う。
イメージ 6

石灰岩を溶食した雨水が地下河川となって流下していく地下の空間・・・「鍾乳洞」
炭酸ガスを含んで地中を浸ってきた雨水がつくる自然物・・・「鍾乳石、石筍、石柱など」
洞内は某T○Lにある船で進む洞窟のような感じ?とにかく地下河川の勢いがすごい。
あいにく洞内では湿気がすごくて写真は撮れなかった。

秋吉台では、観光ボランティアの方が常駐しており、秋吉台の理解を深めさせてくれる。
展望台から地形図を持って景観を見ていた私は、即座にボランティアの方から声をかけられた。
素性を話すと頼んでもいないのに手取り足取り案内をしてくださった。ありがとうございます。
一般の観光客では手にすることはできない資料もおすそ分けしていただいてしまった。
お話によると、洞内にある「百枚皿」という箇所は昔は「千枚皿」と呼ばれていたと言う。
ところが観光客から「千枚も無いじゃないか」と言う苦情があり、「百枚皿」に変更したのだと言う。
ボランティアの方は近年の日本人の日本語の発想力の無さを嘆いていました。
また、その方は「秋吉台が昔はサンゴ礁だったと説明してもわかってくれる人は少ない」という。また、一般客にはそうした事実認識よりも、まずは秋吉台の魅力を感じてもらうことが第一だとおっしゃっていた。

展望台から歩いてすぐの所に、秋吉台科学博物館がある。
ここでは秋吉台・秋芳洞の研究の道のりなど多様な情報が展示されている。
時間に余裕があれば秋吉台のハイキングや洞窟探検などに参加したかったが、今回のスケジュールでは無理なのでまたの機会に楽しみをとっておこう。

3時間ほどの秋吉台・秋芳洞の探索を終えて、新山口駅へ。
新山口駅(旧小郡駅)は新幹線停車駅ということもあり、山口駅よりも大きい。
駅の喫茶店で昼食を取り、山陽本線を4時間半乗り継いで福山駅へ。
博物館で購入した書籍をずっと読んでいたこともあって、思ったよりも長時間の乗車は楽だった。

つづく。

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