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本日は別の高校での授業開きだった。 早く私自身もクラスに溶け込みたい、生徒の準備状態(レディネス)を確かめておきたい、高校生でも恥ずかしがらずにゲームをすることに慣れてもらいたい(後々にワークショップ形式の授業をする時のために)。 このような想いから、授業のド頭から「地理地理バスケット」をやることにしたのである。これは「なんでもバスケット」の地理バージョンである。座り損ねた生徒が地理に関するお題を出し、それに当てはまる生徒が席を移動するというものである。このアイディアは『現代世界をどう教えるか1999』のpp.159〜162.にある近先生の実践から拝借した。 授業開始前までに、机を全部教室後方に寄せ、椅子と筆記用具を持たせ、円形に座っておいてもらうように連絡しておいた。しかし、案の定、授業開始には間に合わず、急いで移動させる。授業初っ端からこの先生は何をやるんだ?という顔で見られる。でも、普通の授業とは違うことをやりそうだという雰囲気は察知していたようだ。 まず初めは私が鬼役(お題出し)を務めた。 「中学時代に地理が好きだった人?」 0人・・・。 衝撃である。今後の授業が思いやられるとともに、一年後には絶対地理好きにさせてやるとの意欲が沸いた。 「クラスの中で自分が一番遠くから通学してると思う人?」 必ず一人は動く。どこから通っているかを尋ね、私は千葉から2時間かけてきている旨を話す。こうして素性を徐々に明かしていく。その後、お題を出すのを生徒に任せ、座り損ねた生徒から出欠をとっていく。そして、徐々に椅子を減らしていく。 出してくれたお題は以下のようなものであった。 「海外旅行に行ったことがある人?」←5.6人はいた。中学生のうちから、いいなぁ。 「○○県人の人?(○○県に住んでいる人?)」←生徒の大半が県内から通学。 「電車で10駅以上乗って通学している人?」←みんな数えだす。若干名該当。 「日本の都道府県を全部言える(言えない)人」←言える人がいない。その後、言えない人を大移動させる。 「親の実家が関東地方である人?」←関東地方に何県があるかわからない・・・。衝撃パート2. 「イギリスの正式名称が言える(言えない)人?」←関東地方がわからなければねぇ・・・。その後、大移動。 「アメリカは全部で何州あるか知っている人?」←一人だけ。でも51州。惜しい。 「北海道と沖縄だったら、北海道派であるという人?」←沖縄優勢。その後、大移動。 という具合であった。 授業前まで「地理地理バスケット」をやるかどうか悩んだが、やって正解だったのかな? とにかく楽しんで授業ができるような土台は築けたと思う。ただ、しっかりとケジメをつけていきましょう。 むしろ次回の授業からが勝負。 生徒の準備状態は、きわめて貧しい状態にあるといっても過言ではない。特に基礎的事項の欠落が著しい。
まず、地理っておもしろいなと思ってもらうことからスタートだ! |
授業のあれこれ
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頑張ってるね〜(^_^) 地理地理バスケットをうちの高校でやったら収拾つかない状態になるな… 次週以降の生徒の変化に期待してます!
2006/4/18(火) 午後 6:19 [ tak**awa24*8 ]
ご来訪ありがとう!細々とやっております。 「地理地理〜」は、半ば収集つかなくなりかけましたがね・・・。 「地理好き?」で0人だった時、ある生徒が「先生は地理好きなの?」という、面白い質問が飛び出してきました。なかなか手ごわいです。 お互い頑張っていきましょう!
2006/4/18(火) 午後 11:28 [ pop**o_i*g ]
俺は変な地名上げさせるためにひたすら地図を見させているよ。同時に 索引の使い方なんかも確認させているよ!いまだにエロマンガ島がでて いないのは不思議だね。とにかく地図に対する興味・関心を引きつけよう としている段階です。クラスによって違うけど、総じて中1は反応よすぎです。俺も気楽にやっています。 追記:国の条件を考えさせるために、シーランド公国をとりあげました。
2006/4/21(金) 午前 11:59 [ kan ]
kanさん、ご来訪ありがとう!掲示板での宣伝、効果あるんだね。 地理は、まず興味・関心を持たせることが第一だと思う。これが達成できればある程度までは、スイスイと吸収できるようになるからねぇ〜。 地理ビアは今のところあまり受けが良くないけど、中学生にはぴったりの手法だろうなと思います。お互い頑張っていきましょう!細々と日々の実践を綴っていくので、またいらしてくださいな!
2006/4/21(金) 午後 7:05 [ pop**o_i*g ]