地理ビアの泉 ―地理授業を面白くする一服の清涼剤―

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房総めぐり その1

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房総めぐり その1

前にご紹介した陸繋島である「沖ノ島」に行ってまいりました。
国土地理院 地形図閲覧→http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=345926&l=1394930
陸繋島とは、単独の島だったところが沿岸流などによって運搬されてきた砂の堆積(陸繋砂州)によって陸地と地続きになっている島のことです。

満潮時には完全に島になるかと思ってましたが、どうやら完全な島にはならないようです。
といっても砂州の砂の濡れ具合からの私の判断ですが、砂州上に海の家を建てており間違いはなさそうです。
教科書に載っている地形を生で見られたことに感動でした。

サンゴを見たいと思ってましたが、もちろん海にもぐらないと見られません。
サンゴ・ウォッチングhttp://tateyama-umikan.ms-n.com/やビーチコーミングhttp://www.awa.or.jp/home/tkk/などのツアーに参加したほうが、質のよい学びになることでしょう。

島の外周には特徴的な地形を見ることが出来ます。
波食棚です。
波食棚とは硬層と軟層が重なった地層が差別侵食を受け、硬層だけが洗濯板のように地表に残っています。
また、この地形は房総半島沿岸のいたるところで見ることが出来ますが、すべて同じ向きに傾斜しています。
西側よりも東側のほうが高くなっているのです。
おそらくの話ですが、太平洋プレートが房総半島に食い込むチカラによって、傾斜したものと思われます(というか思ってます。のちほど真相を確認します。)。

波食棚と同じような原理で、軟層と硬層の差別侵食&傾斜した地層を見ることが出来ます。
しかも、山というスケールで。
それらはパリやロンドンで見られるケスタ地形といわれるものです。
これは次回ご紹介いたします。

今回は島の内部は時間が無かったので見られませんでした。またの機会にと思います。
沖ノ島についての詳細はトラックバック先ををご参照ください。

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