前回の更新から随分経ってしまいました。申し訳ございません。 ブログ辞めたわけではないので、よろしくお付き合いください。 このような成果のまとめ、そしてアウトプットの機会は非常に大切です。 今後もぼちぼちと頑張っていきたいと思います。2007年もよろしくどうぞ! 現地に訪れてからかなりの月日が経ってしまいましたが、いよいよ(今さら?)十二湖・白神山地のレポートに入ってまいりたいと思います。 ちなみに現地を訪れたのは9月の末のことでした・・・。 写真は今回の宿のひとつ。ウェスパ椿山です。http://www.wespa.jp/index.html 家族やグループで宿泊できるコテージが十数棟あり、レストラン、展望露天風呂が施設内にあります。 単身での宿泊プランもありますので、ビジネス利用も可能です。 食事がとても美味でした!おすすめです。 ここには白神山地、日本海を一望できる「風車の丘白神展望台」があります。 施設内にあるスロープカーで展望台に登ると、白神山地の展望はもちろんのこと、河岸段丘の様子がよくわかります。 この辺りを中心に南北に10km以上も海岸段丘が続いています。基本的には山地が海岸に迫っているので、住宅や農地は段丘面や海岸平野といった平地に集まっています。 さて、今回訪れた十二湖・白神山地の成因にはこの地域の生い立ちが深く関わっています。 したがって、まずこの地域を概観することからはじめましょう。 かつてこの地域は海の底でした。1500万年前ごろからの海底火山の活発な活動によって、火山噴出物が大量に海底に堆積しました。その後氷河期を経て、海底が隆起し続け、白神山地が出来上がりました。したがって、海底が隆起してできた白神山地は、主として火山噴出物でできており、非常にもろい凝灰岩からなっています。また、日本海沿岸特有の冬の豪雪と夏の高温によって、土壌の風化・侵食が激しく、地滑りや崩落が頻発しています。十二湖は崩山の大崩の地滑りによる河川のせき止めによって生じた湖沼群です。他にも氷河湖説など十二個の成因には諸説あるようです。現在進行形で地滑り地帯となっているのが十二湖に向かう山中にある日本キャニオンです。凝灰岩の露頭がまるでグランドキャニオンのように見えることから、この名前が付けられたそうです。そうした中で白神山地のブナは力強く生き続け、世界最大のブナ林となり沢山の動植物を育んできました。 次の記事以降で、日本キャニオン、十二湖、ブナ林についてみていきましょう。
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掲載順は前後しますが、八郎潟からレンタカーを飛ばして、男鹿半島まで参りました。 本当はなまはげ館などを周りたかったのですが、あまり時間が無かったので、目的地はひとつだけ。 「マールを見ること。」 マールとは火山形態の一つで、弱い水蒸気爆発により地中のガスが抜けて陥没した火山の名残です。 したがって、山体はなく陥没した所に水がたまって湖になっていることが多いそうです。 ドイツのアイフェル山地中のマール湖が同じ成因なのでマールと呼ぶそうです。日本語では爆裂火口。 男鹿半島の西端近くに一ノ目潟、二ノ目潟、三ノ目潟という直径300〜500mほどの小さな湖がありますが、これがマールの代表例。年代は定かではありませんが一、二、三と西に向かって弱い水蒸気爆発をお越し、その陥没地に水をたたえて湖となったのですね。
写真は一ノ目潟と二ノ目潟の間にある八望台という展望台から撮ったものです。三ノ目潟は残念ながら八望台からは見ることはできません。 ↑一ノ目潟 ↑二ノ目潟(手前)と戸賀湾(奥)。実はこの戸賀湾は第四のマール、つまり四ノ目潟だというのです。 地形図を見る限り3つのマールには流出河川がありませんが、湖水の収支はどうなっているのか気になりました。豪雨や融雪によってあふれたりしないのでしょうかね・・・。 |
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リゾートしらかみ号に乗って、日本海の展望クルージング。 岩礁地帯では徐行運転のおまけ付き。 でもやはり見るべきは、海と太陽がおりなす黄昏のショータイム。 刻一刻と空の表情が変わっていきます。 日ごろ千葉から関東山地に沈む夕日しか見ていない私にとって、水平線に沈む夕日は新鮮であり言葉では言い表せない美しさでした。 さらに若干水平線が曲線を描いているのがわかり、地球の丸みをわずかながらですが感じることができました。でもほんとにあっという間のショータイムでした。また、別の季節の表情も見てみたいと思います。 |
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久々の地理クイズです。 |
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「大潟村干拓博物館」http://ac.ogata.or.jp/museum/index.htm 大潟村・八郎潟に行くならまずここに行きましょう! ここでは八郎潟干拓や大潟村に関する基本的な情報を充分に得ることができます。 常設展示も丁寧でわかりやすく説明されています。ミュージアムショップ(展示ガイド、ブックレットなど)がないのが非常に残念ですが、上記の博物館のホームページで詳細に説明されているので、まぁよしとしましょう。Do ペーパーレス! 入館するといきなり大きな壁が現れます。壁の上に船! そうです、この壁の高さに日本海の水面があるのです。 大潟富士と同様に、周囲の水面よりも低い所に我々はいるのだということが強く印象に残ります。 たしかに広大な田園風景を見てると、ここが海面よりも低い所だとは想像がつきませんから、大潟富士やこの水の壁の存在が重要となるわけです。 干拓前と干拓後の空中写真の大きなパネル、八郎潟干拓地をめぐるあゆみ(年表)、大潟村誕生のビデオシアター、大潟村(八郎潟干拓地)のジオラマ、干拓の手順を示す模型などなど視覚的にわかりやすく展示されています。私は特に干拓の模型が非常にわかりやすく気に入ったので(撮影許可もらって)全21コマをカメラに収めました。 他の博物館展示の写真や干拓の様子に関してはトラックバック先のアレルギーさんのブログもご覧ください。 また、県内に限らず全国からも総合学習などで勉強しに来てくれるそうです。 しかし「先生が博物館に丸投げしてくるケースが多い」学芸員の方はと嘆いておりましたが・・・。 ともかく私の好きな博物館の上位に食い込みました。また訪れたいと思います! 9/24から11/6まで企画展として錯覚展が開かれています。 干拓とはまったく関係ありませんが、こちらもおもしろかったです。パンフレット↓ http://ac.ogata.or.jp/museum/photo/kikaku/180924.jpg 八郎潟の謎(トラックバック先をご参照ください)
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