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またまた地形図の基礎的事項についての地理ビアです。 地形図は土地の高低、起伏、土地利用などの地理情報が正確に表示されています。 地形図はほぼ「正積」、「正距」、「正方位」、「正角」に描かれています。 でも、2.5万分の1より小縮尺の地形図には、嘘が描かれているのです。 ここで再度確認しておきましょう。 「1万分の1」のものは「地形図」。2500分の1の国土基本図をもとにつくられています。都市部しかつくられていません。 「2.5万分の1」のものは「地形図」。実際に測量をしてつくられた「実測図」です。 「5万分の1」のものも「地形図」。2.5万分の1の地形図をもとにつくられた「編集図」です。 「20万分の1の」ものは「地勢図」、「50万分の1」のものは「地方図」です。 「1万分の1」の地形図のように縮尺の割合が大きい図を「大縮尺図」と呼び、「20万分の1」の地勢図や世界全図のように縮尺の割合が小さい図を「小縮尺図」と呼びます。 実物を見たことが無いという方が多いと思うので、以下のサイトをご参照ください。 http://www.gsi.go.jp/KIDS/map-index/map-index.htm さて、本題に戻りましょう。 「2.5万分の1より小縮尺の地形図には・・・、嘘が描かれている」ということは、「5万分の1地形図」や「20万分の1地勢図」などの地図のことを指します。あと、地図帳に載っている地図も該当しますね。実は正確に描かれているはずのこれらの地図には、真っ赤な嘘が描かれているのです。 http://www.gsi.go.jp/MAP/CD-ROM/mi200k/image/koufu.gif 上の地図は、甲府市付近の20万分の1の地勢図です。これをもとに、嘘を確認してみましょう。 例えば、道路や鉄道。 20万分の1の地勢図だと道路や鉄道が幅100mくらいに描かれています。 地図帳の地図では道路が幅2kmくらいのものとして描かれています。 そんなことは到底ありえませんよね。 そして、建物。 建物が密集している場合は「建物密集地」として示されるし、小規模で単独で立地している家屋は描かれないこともあります。 これらは「総描」という描画の技法で、地図を見やすくするため、わかりやすくするために、省略、簡略化、ある時は道路・鉄道のように拡大して表示をするのです。わざと嘘を描いているのです。 面積や家屋の配置など正確な情報を5万・20万分の1などに求めることはありませんよね。
逆に言えば、用途によって使う地図を使い分けましょう、ということですね。 |
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