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白地図の色塗り作業。
よくある学習方法のひとつです。
でも、実に面倒くさい作業だと思います。
生徒の中には、とてもきれいに色塗りをしてくれる子もいます。
でも、色をきれいに塗ることが主目的になってしまって、内容はさっぱりという子も少なくありません。そんなんだったら塗らない方がまだまし。時間の無駄です。
では、なぜ色を塗る作業をするのか?
まず考えられるのが、項目や属性ごとに色を分けて着色することによって、分布の様子をわかりやすくする。
しかし、これに至るプロセスのほうが重要である。
すなわち、色塗りをしながら分布の様子を理解する。あわせて地名や地形を理解する。
そして、なぜここに○○が分布するのかを考えることである。
作図の完成後、理解したことを確認しながら、全体の分布の広がりを俯瞰する。
人によって勉強の仕方は様々ですが、せっかくの作図作業を無駄な時間にしないようにしたいものです。作図・色塗り作業の課題を出す時は、作図作業の意図を伝えることで、より効果的な時間にしたいものです。
生徒には口を酸っぱくして「考えながら塗るように」と言っていますが、どうなのでしょうかね?
色塗り作業のワークシートを提出させ評価する際は、評価基準を明確にしておく必要があります。
たいてい、女子生徒のほうが丁寧にきれいに仕上てしまいますから、仮に「見た目のきれいさ」を基準にすると、女子の方が評価が高くなってしまいます。まぁ、「きれいさ」を地理の学習の評価にすることはないとは思いますが…。
私の場合は、設問以外に書き込まれている生徒のオリジナリティに期待しています。
もちろん、前もって指示を出しています。
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