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石器の写真の撮り方を教わって、次は撮った写真の並べ方を聞いてきた。
(シリア)としたのは、長泉町でも見つけるつもりだからである。 |
シリア
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シリア・メスケネで拾った「石器」のうち、古い方には、いろいろ問題がある。まず 写真の撮り方。縦にしなければいけないとか 蔭をつけないとかある。スケールは全長6cm。 一方、この石の出所は? 事務所の前に敷かれた砂利の中から見つけたので、「どこかの砂利穴」である。どこの砂利穴か? 段丘礫層を掘ってきたのだろうと思うが、アサド湖の湛水はかなり進んでいるから、残っている段丘は高位段丘だけである。高位段丘の時代は、ぼくの推定では70万〜50万年前である。石器だとしたら、使っていた人間は、ネアンデルタール人(旧人)ではなく、ピテカントロプス(原人)となる。 こんなに古くしてしまって良いのかな! である。 石器の原岩は砂岩だが、古い時代のもの(少なくとも3000万年前より前)なので、玉髄(カルセドニィ)になっている。石は半透明なので、中の構造ーラミナが見えている。ラミナは微褶曲している。 写真は、2枚ともクリックで拡大します。
写真は、3月28日、太陽の光の下で撮ったものに取り換えた。 3月29日、横が少し見えた方が良い、というので、また、取り換えた。 ※きれいな方の石は、「石器ではないかもしれないが、“人”の手が加わった可能性がある」と云う意見が出てきたので、ブログに投稿することにした。 |
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含石膏層の問題は、「石膏が水に溶ける」ということである。溶解度は食塩の100分の1程度だが、溶けるのである。今までの半砂漠であったならば、水は乏しかったので、「溶ける」ことに対する心配は必要なかった。しかし、「潅漑」が本格化し、良い水が、今までと比べて多量に供給されるようになれば、「溶ける」ことを心配する必要がある。 もちろん、1年や2年の話ではなく、10年、20年、・・100年・・・先の話である。モニタリングが必要である。 【 解 説 】 「風が吹けば桶屋が儲かる」的であるが
・継続的な潅漑で、亀裂などが拡大すると、地下深部に浸透する水が増える。 ・浸透水が増えれば、地下深部の塩水化した地下水の水位を上昇させる。 (メスケネの地下には、塩水化した地下水が存在している) ・その水位があるところまで上昇すると、今度は、毛細管現象で塩水が地表に到達する。 ・地表に到達した塩水は、乾燥気候のもとで、塩になる。 ・こうして、地表に塩分が集積し、作物は育つことが出来なくなる。 |



