函南原生林
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11月28日は天候に恵まれ、函南原生林(学習の道)の観察会が行われた。 主催:三島自然を守る会 いつもの観察会と違う点は、自然観察指導員(植物)の O 氏夫妻が特別参加ををしてくれたことだった。 ここで ぼくは どういう訳か「流浪の民」を思い出した。流浪の民は、ブナの森に集い 宴をし、ブナの葉を敷いて「うつい」をし、ブナの木のささやきを聞きながら眠る※という。 ここで見たものは、一本のブナだったが、森だったら、ジプシーだけでなく、人々も集まったんだろうと思った。そう思わせるものがあった。 かつて ヨーロッパには広大な自然林があって、ヨーロッパ文明を育み、ブナは「森の母」と尊ばれた という。 観察会の様子。きょうは ぼくも写真を撮る余裕があった。 こういう倒れた木にも出会った。しかし、幹は腐っているのに、先端は生きている ように見える。 例によって、沢水の水温と電気伝導度。気温:13.6℃の時、水温は9℃、電気伝導度は45.1μS/cm(18℃換算)だった。電気伝導度は、紫水の池や木立キャンプ場の水より、さらに低い。 ※日本語の歌詞は、石倉小三郎訳の「眠りを誘う夜の風」である。眠りを誘うものが「夜の風」か「ブナの木のささやき」かの違いである。どちらを好むか! である。石倉氏の訳は、名訳と云われているが、原詩との乖離が大きいとも云われているようだ。ナイル川の水のことを「ニイルの水」と訳したりしている。終わりの方も、ちょっと違うんじゃないかな! である。
日本の合唱団も、独自の解釈で歌っているんだろうけど、日本語としては、どうも理解できない歌い方をしている。例えば、「夢に楽土を求めたり」の「求めたり」、ある合唱団の歌い方は「とうめたり」としか聞こえない。それから「媼(おうな)」、この「う」は「お」の長音ではないから、「おーな」ではなく、「おうな」と歌うべきだ。 石倉訳では、「夢に楽土(を)求めたり」だが、ジプシーたちは楽土を「夢見る」なら分かるが、「夢に求めた」は ? だ! |
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函南町営木立キャンプ場を経て、「原生の森公園」に行って来た。 ここは「紫水の池」が目玉である。 池の水は澄んでいるが、底は泥である。気温:18℃、水温:11〜12℃、電気伝導度:約60μS/cm。 稜線まで1〜1.5 km だから、このEC は当然と思うが、地下水は豊富なようで、降水量も多いんだろうと想像する。 この原生林は、「水源涵養林として、木を切らない、森の中にも入らない」という掟によって守られて来たという。が、水源涵養だけでなく、山そのものが守られて来た という印象を受けた。 紫水の池は、尾根を切って伸びる細長い凹地の中にある。細長い凹地は、東西性の尾根を切って1 km 以上伸びているので、「断層」が関係している。 ※日本地質学会(2007)「箱根火山」
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三島自然を守る会で、これから箱根西麓も見よう! となったので、手始めに、函南原生林(箱根禁伐林)を見ることを提案した。この原生林の、するが側から見て一番奥、一番高い所に「学習の道」が設定されているので、そこに行った。 国道1号を登ってゆくと「箱根峠」である。 |
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