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沼 津

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門池

沼津市街地は「愛鷹・新期泥流」の高まりに上に載っている。その泥流は門池の西の方から押し出した と推定した。
 そこで 門池に行って、写真を写して来た。
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 三明寺の前から、池越しに「愛鷹・新期泥流」を望む。地名は「岡一色」なので、「岡一色土石流」が妥当かもしれない。

きなん渕

沼津 むかしむかし で取り上げた「ヤマセミの崖」、崖の前の渕は「きなん渕」と言います。

全景

 今から50〜60年前の長泉の子供たち(小学生〜)の泳ぎ場、崖の上から飛び込む?と聞いたが、よくよく聞いてみると、水から木に登って、適当な高さから飛び込んだらしい。
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 2008. 6 撮影。画面:右側が上流。川の標高:約40 m、崖の上:46〜47 m。

上 流
愛鷹ローム層の崖となっていて、ヤマセミの巣があったと言う。
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下 流
 どうみても御殿場泥流と思うのだが、まだ調べていない。
  
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問題の箇所
 
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水際に水平の層があり、それが、黒い層に斜めに接している。これを調べるためには、水の中に入らなければならない! でも 肝炎が治ったから、調べに行くかな!
 沼津市街地に関して、御殿場泥流とより新しい「愛鷹・新期泥流」が分布することを述べた。
    「沼津 むかしむかし」( http://blogs.yahoo.co.jp/geologokudo/37927494.html)
 次の段階として、これらの泥流と遺跡との関係を検討するために、範囲を広げて、遺跡(文化財)の分布図を作成した。
 資料:「静岡県文化財1 地名表および地図(静岡県:1988)」。
 資料は、長泉町 H 氏に ご教示いただいた。

現時点での評価(素人目には というところ)
(分布図の範囲内で)両泥流(御殿場泥流と愛鷹・新期泥流)の分布域では、遺跡の数は少ない。御殿場泥流と愛鷹・新期泥流とを比較すると、愛鷹・新期泥流分布域の方が少ない。(浮き島原の、標高5m以下の地域は、さらに少ない。遺跡は無いに等しい)

 両泥流の末端?(標高10m以下 ) 及び狩野川沿いには弥生時代の遺跡が分布する。したがって、両泥流の流下時期は、弥生時代以前である。このうち、御殿場泥流については、2,900年前 という年代が報告されている。愛鷹・新期泥流については、御殿場泥流のあと、弥生時代以前ということで、2,000 (2,400~2,000) 年前 と考える。

 長泉町と清水町の黄瀬川沿いは、古墳時代の遺跡が豊富である。古墳の位置は、三島溶岩の溶岩塚群(下土狩溶岩塚群)関連が1ヶ所、あとは、段丘崖に関連したものである。
 
※「愛鷹・新期泥流」:愛鷹火山は、すでに活動を終えているので、この泥流は、火山活動というより、山体崩壊→土石流と考えるべきだろう。
 押し出し口としては、「沼津市岡一色」辺りで、門池の前身は、この押し出しと御殿場泥流分布域との間に形成された湿地帯と推定する。改称するとすれば「岡一色土石流」くらいになる。
 堆積物の層相:土石流としても、山体にローム層が分布するので、堆積物には火山灰質の細粒分も含まれていたと想像する。
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は じ め に
長い地球の歴史の中で考えれば最近の話ですが、人間にとっては「むかし」のことになるでしょう。
5,000〜4,000年くらい前の話から始めて、この沼津で起こった二つの出来事(地質学的事件)について書きます。
 そのうちの一つは、ほかの人たちも言っていることですが、もう一つは、ぼくの推定です。昨年( 2011年)の暮れ、昼は狩野川を川郭(かわぐるわ)から一里塚跡まで見て歩き、夜は明治に出版された地形図を眺めて、考えたものです。
 これは、直してもらった眼鏡で見た成果! なにしろ 静岡県内唯一人の「SSS級認定眼鏡士」が 直してくれた眼鏡だよ! 

1.地質の話(かなり 空想的!)

1.1 縄文海進の時代(5,000〜4,000年前)
 海水準が、現在より5〜6mは上昇していた時代。田方平野は内湾でした。浮き島沼や今の沼津市街地は、駿河湾の一部だったでしょう。
 
1.2 御殿場泥流の流下(2,900〜2,400年前)
 黄瀬川谷を流れ下って来た御殿場泥流の 支流の一つが、沼津・南小林の「ヤマセミの崖」の下流から南南西に流下し、石田、大岡を経て、上香貫村まで(ヤマセミの崖を除き、吉川契子:1992)。狩野川は、一時閉塞されたと思いますが、やがて、平町(ひらまち)から三枚橋町に至る区間+を開削し、西へ流れたのでしょう。日枝神社から蓮光寺に至る崖は、この時 形成されたのでしょう。
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1.3 愛鷹・新期泥流(仮称:年代不詳)
 御殿場泥流分布域の西側を流下し、日枝神社から蓮光寺に至る崖線の西を切り、狩野川が南に流れる原因を作ったと思います。
 現在の市街地の高まりは、この泥流によって形成されたと考えます。
 ※この泥流について、愛鷹山地起源と考えたが、御殿場泥流の新しい分流と考えることも出来 
  る。要は、日枝神社から蓮光寺に至る崖線を切った新しい泥流と見たことである。
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 以上の図、2枚とも、三島溶岩の分布は省略してある。

1.4 補足
 この文章をまとめるにあたり、土隆一・高橋豊(1972)を参照した。沼津市街地に関連した部分を要約して示す。 
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 5mの等高線:土隆一・高橋豊(1972)の図ではJR沼津駅付近を通過させている。しかし、この図では ?譖町(くまたかちょう)付近まで張り出させている。これは、明治の地図で、標高7.52mの水準点が本町(御成橋の西方150m付近)に記載されていることを確認したからである。(平成の地図では、標高8.4mの水準点が、大手町四丁目に記載されている)

2. 地下水(水文地質)

2.1 湧 水
 現在、沼津市街地には、湧水(湧泉)はないと思います。しかし、数年前「妙海寺根源」の自噴井戸(沼津市常盤町一丁目)を見た時、「ここに湧き水があった」と思いました。それは、この場所が観音川に対して一段高く、段丘崖が形成されていたからです。また、湧水があって、それを引き継ぐための井戸と言う意味もあるでしょう!
 むかし むかし 今の市街地の北方及び西方に水田が広がっていた頃の話です。
(湧水と言っても、愛鷹・新期泥流に伴って流れて来た浅い地下水。地下深部から湧き上がって来る被圧地下水ではなかったでしょう)

2.2 自噴井戸
 市街地の自噴井戸は二か所(常盤町一丁目、千本緑町)観察しました。自噴していると言うことは、被圧水を採っていると言うことです。その水を含む帯水層は、標高 -4〜 -7 m付近に分布する「上部砂層(土隆一・高橋豊:1972)」でしょう。
 (この予想が正しいかどうかは、井戸の地質柱状図の検討が必要ですが)
 そして、この帯水層への水は、愛鷹山地から来ていると推定します。今のところ、根拠は水の電気伝導度だけです。18℃電気伝導度は、常盤町:68μS/cm、千本緑町:89μS/cmに対して、狩野川は、黒瀬橋付近:161μS/cm、その他の地点も145〜155μS/cmでした。この時、柿田川の水は127〜140μS/cmでした。  
(沼津市街地から愛鷹山地に至る地質断面図を書いて、検討する必要があります)

 常盤町などでは、近くに狩野川も流れています。標高的には、狩野川の方が高い(標高0m)ので、狩野川の水が浸透して来ても良いのですが、この帯水層の水の圧力の方が高いので、狩野川の水が入ってくることは出来ません。むしろ、この帯水層の水が、狩野川の川底に湧き出す可能性さえあります。

文 献

高橋豊(1971);狩野川流域の沖積層について.静岡地学 第19号。
土隆一・高橋豊(1972);東海地方の沖積海岸平野とその形成過程.
 日本地質学会 地質学論集 第7号。
高橋豊(1980);黄瀬川扇状地とその形成過程.静岡地学 第41号。
渡辺精(1988);黄瀬川の溶岩と泥流.静岡地学 第58号。
吉川契子(1992);黄瀬川下流域の地形について.静岡地学 第66号。
渡辺精(1993);黄瀬川谷とその扇状地〜溶岩流・泥流・水流・地下水流〜. 静岡地学 第68号。

沼津宿

近くなのにあまり行かない所が、沼津の市街地である。が 眼鏡を直しに行ったので、街を見て来た。
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 ここは、明治の地図で、水準点( 7.42m )があった所。水準点は見つけられなかったが、夢舞台 東海道の道標があった。東海道の曲がり角だった所。
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 本陣の跡があった。(現在の町名で)本町→ ?譖町※ →下本町と下る。
 緩やかな下り道を、標高4mくらいまで下がった所で、東海道は西に曲がる。
 ※ ?譖:この字は読めなかった。音では「チョウ」、訓では「くまたか」。

 道を東にとると仲町(なかちょう)、魚町(うおちょう)、狩野川の水運の名残のような古い家が残っていた。戦災で焼けたと思われるが、この石蔵は、江戸時代のものか?
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